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○ 楽ゆる式

整体の眼でみた世界。こころとからだが、楽にゆるむコツまとめ。心体脳の能力を最大に。

●実は、70点を確保してたらOKなんです


「完璧を求めるより、70点を確保しようと思ったら、
  カラダもココロも、ラクなもんですよ」

                 −とある仙人


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■No.44 「健康のツボ: 実は、70点を確保してたらOKなんです」
 〜流行ものでない、ホンモノの健康を考えて、手に入れる〜
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■ 今日のポイント:
 『100点より、70点で良いとしましょう』
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こんにちは!
今日も、心体脳のツボ、お伝えします。


うちに来る患者さんで、
心理的な問題を抱えている方。

そんな方に、共通する特徴があります。


それは、
「100点を取ろうとしてしまう」
ということです。

「カラダの歪みも、全部整えて欲しいんです。
 手の長さも、足の長さも、ズレてる気がして・・・」


これ、実は、
カラダにもココロにも脳にも、けっこうな負担です。


その理由、想像つきますか?


そして、あなたにも、
『分野によっては』、そんなところ、ありませんか?

(例):
 ・仕事に関しては、つい細かいところが気になる
 ・彼(彼女)の言葉塚いに関して、妙に引っかかる
 ・子どもの行動について、どうしても全部直したくなる  など・・・


これ、
かなりの確率で、あなたの健康に
マイナス面を持っています。

ちょっと、見直してみましょう。



●100点を求めると、なぜマイナス?
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そもそも、

1)【100点って、とるの難しい】んです(笑)
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単純なハナシですね。

特に、
「はっきりとした評価基準がないととき」は。

小学校のテストだったら、
100点も大丈夫でしょう。


でも、シゴトとか、子育てとか
コミュニケーションの100点って、何でしょうか?

評価するヒト、基準、感情、状況、時代・・・
いろんなことに左右されますよね。

違うヒトが2年後に評価したら、
今日の100点は、「よく考えたら60点だったね」かもしれない。
逆ももちろん、あるかもしれない。

だから、辛くなっちゃうんです。
そもそも、ムリがあるんです。



そして次のポイント。

2)【心理的なプレッシャー】が、カラダに悪い。
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100点を求めてしまうヒトは、
「100点とりたいなぁ、よーし」という無邪気なノリということが
あまりありません。

むしろ、
「100点とらなきゃいけない」なんて切迫してることが多い。
どこか、肩に力が入って、緊張してる。

これ、
実力がちゃんと発揮できる状態からかなり遠いんですね。
ミスも増える。

だって、肩が硬くなって、
脳にいく血行(=栄養)も悪くなる上に、
緊張するから発想もカタくなっちゃいますから。

そして、
アラ探ししちゃいますし、
時間をかけすぎたりもする。気持ちも重くなる。


一番よくないのは、
「100点じゃない理由を探す心理」が
出てきてしまうんです。

ちょっとしたことにピリピリ、イライラしてしまう。
(首肩もこってますから、余計にですね)


思い当たることや、
こんなタイプの苦しそうな方、あなたの周りにも
ありませんか?


実は、この背景には、
3)【自分を許してあげられない心理】が隠れています。
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95点でも、いいじゃないですか。
ってことなんです。

それどころか、80点でも
十分目的は達成できるなんてこと、すごく多いです。


特徴的なのは、
「達成できなかったときの、落ち込み方がひどい」ことです。
許せないのです。

また、
うまく行かないケースが増えたり、精神的に疲れてくると、
「どうせ100点とれないのだから、手を出したくない」
という心理が出てきます。

そうすると、
もともとが自分を許せない心理から出発してますから・・・

後送りしてしまう自分の態度が「100点と違う」、
「でもやれない」、「時間もない」、
「そんな自分が許せない」、「イライラがたまる」・・・

という悪循環にハマってしまうんです。


そして実は、
「優秀なヒト(頑張れば100点とれてきちゃったヒト)」にほど、
この傾向は、強いのです。



●視点を変えると、矛盾に気がつきます
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そもそも、
点数をつけるのは、自分じゃないんです(笑)


というか、少なくとも、
そう思ったほうがいい。

よほどの天才芸術家でもない限り、
仕事も子育ても、「誰かを喜ばせるためにやってる」はずです。

点数をつけるのは、
【自分ではなく、相手】です。


逆に言うと、
『相手の100点を、他人の自分がとるというのは、ムリ』なんです。
(そう思っておいたほうが健全です)

価値観も好みも目的も、全部違うんですから。


●だから、「70点でいい」と思ってしまいましょう
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70点でいいんです。
その時点で相手にぶつけて、
「残り30点分は、相手の要望をききながら、一緒につくる」でいいんです。

仕事がデキるヒトは、
大抵、こういうやり方でやってきますね。


70点でいいんだから、早めに、軽いノリで(笑)
パっと手をつけて、大事なポイントだけはずさないように、
ババーっとやってしまうんです。(仮)でいいや、ぐらいで。


これ、何が違ってくるって、
「ココロが軽い」わけです。

脳も、余計な緊張がなく、
「自由な余地・余白」があるので、回転数があがります。
(脳は、強すぎる規制・強制を好みません)


【軽いノリ】でいいんです。

(これをお話しただけで、
 泣かれた患者さんがいらっしゃいましたね・・・)


もう少し詳しくいうと、
【軽快なノリ】でいいんです。

目的だけちゃんと見ていて、
目的に対して真剣であればいいんです。


「今、まずスピード優先でやってみました。
 ご要望のちゃんと沿うために、作り込み過ぎてない時点で
 いったんご意見もらえたらと思います。改善しますから」

という軽快さです。

目的(相手の要望)に対して真剣なのは、伝わりますよね?


100点とろうとすると、
【重いノリ】になるわけです。

これは、自分だけでなく、
実は相手も、気持ちよくないんです。

「なんか、こう、気軽に意見とか要望とか言えないんだよね・・・」

ってなりますから。

自分も
「100点のものを作ったんだ!」って思ってますから、
どんなこと言われても、傷ついちゃうんです。

「え・・・!?100点じゃないってこと!!(涙)」って。

だから、ココロの負担になるし、
改善や成長が難しくなるし、
心理的に病んでしまうことにつながるんです。


もったいないですよね?
頑張ってるだけに。


●70点を許すことのメリット
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大事なことだから、まとめますね。

100点主義は、続きません。
ムリがきますから。そして、矛盾がありますから。

「軽快なノリの70点」で、
あなた自身を、許してあげて下さい。

カラダもココロも脳も、
ほどよいリラックス集中の状態で、力を発揮します。


そして・・・


実は、
人間が100%を超える力を発揮するのは、
こういうときなんです。


金メダルをとるような
スポーツ選手や、圧倒的に別格なバレエダンサーなど、
『カラダ感覚に敏感なヒト』がよく言いますね。


「あのベストなパフォーマンスをしたとき、
 まるで、何も意識してなかった。
 力が抜けていて、むしろ気軽な状態だった」 と。


そういうもんです。

100点!と思って
カタいからだは、血も酸素も神経も氣も
通りにくいですから(だって、通り道がカタいから)、

筋肉も脳も、
実力、出し切れないわけですね。
(振り返れば、単純なハナシですね)


まず70点とろう。
それを、できる範囲で、あげていこう。
無理なくそれを、キープしよう。


それで十分だし、
それぐらいが、いいんです。


●健康も、同じですよ
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健康も、100点とろうなんて、
しないで下さいね?(笑)

私が書いてる記事も、
全部納得して全部実行なんて、もちろんしなくていいわけです(笑)

納得して好みに合うやつを、
気軽に試してみたらいいんです。

やってみて好きになったら、
「もう一つぐらい試してみるか」でいいんです。


体の歪みだって、1cmもゆるさずに
整える必要なんて、ぜんぜんありません。

少しゆがんでるほうが、
一番バランスがとれている状態、ということも多々あります。

栄養だって、
必要栄養素をずっととり続けるなんて、しなくていい。

ご長寿のヒト、たくさんいますけど、
たぶん誰ひとり、そんなことしてない(笑)


70点をどれだけ
無理なく続けられるか。


しつこいですが(笑)、
それが大事なんです。




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■ まとめ と 提案
 〜 あなたの実力・魅力アップのための、具体策 〜
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 ●自分が『つい100点をとろうとしてしまうこと』を
  書き出してみて、その目的ややり方を見直してみましょう。

  『70点継続法』をあてはめてみると、
  どんな風に変えてみると良さそうですか?


 ●あなたが、『やりたいのにやめてしまっていること』
  『やらなきゃなのにためてしまっていること』に
  手をつけてみましょう。70点でいいんですから。

 ※手をつけたら、やる気もアイディアも出てきます。
  つけるまでが、大変なんです。
  だから、「70点でいいんだから」で、軽快なノリでラクに始めたらいいんです。

 
 ●↑をやっていると、自然にそうなりますが、
  『周りに対しても、70点以上は求めない』気持ちでいましょう。
  (特に部下、子どもに対して)


_____▼ 今日のフルパワー発揮ポイント▼_____

│●『軽快なノリ』で、『70点継続法』を試してみましょう

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編集後記:
 ■ 不完全さを楽しむのは、楽しい
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僕は、
Mr.Children (特に桜井さん) がかなり好きです。

すごく、東洋医学的な
アーティストだと思います(笑)

悩みも苦しみ全部ふくんで大事にして表現してる、というようなところが。
(悪いところを悪いとしてカラダから離すのが西洋医学ですから)

なかなかできないですよね。

結論が出せないことに
悩み続けること、考え続けること。


まして、
それをあれだけ伝わるコトバとオトで表現しつづけること。
そしてそれが、受け入れられて(響いて)いること。

すごい、と思います。


インタビューで、印象的なコトバがありました。

彼が一番苦しんで生んだと言っていた、
アルバム「深海」、まだそれを引きずっていた「ボレロ」を超えて、
「ディスカバリー(発見という意味です)」を出した頃。


「(これまで、完璧をもとめて作り込むことに集中してきたけど)
 未完成ってことは、実は魅力だと気づいたんです」

「作りこみ過ぎないから、インスピレーションというか、
 音楽の神様みたいなものが降ってくるんじゃないかって感じる」


僕はこれを知って、
ますます彼を好きになったのを覚えています。


その後、
『悩んだ末に出た答えなら 15点でも正しい』
と、彼は歌っています。


15点は、場合によっては他人に迷惑かけるぞ・・・
というような、『左脳的つっこみ』はおいといて(笑)


すごく好きな感覚でした。


考えようによっちゃあ、人間なんて、
生まれつき、そうとう不完全ですからね。


 ●二足歩行に慣れきってない (骨格が)

 ●自分で生活できない状態で生まれる

 ●頭蓋骨も骨盤も、生まれたあとに完成する
  (この過程が最近ちゃんとなされないので、歪んでること多い)

 ●ひとりでは、子孫を残せない(動物はそれがメインですが)

 
もちろん、良いも悪いもなく。
もともと、不完全。


100点とろうなんて、
土台、おこがましい・・・のかもしれませんね。