「お腹って短時間でこんなに変わるんですか?」
内臓の緊張をとると、患者さんによく言われます。
(胃下垂のケアなど)
僕は別に美容関連をやるつもりはないのですが、
(なので、痩せられるよ〜という紹介はストップして下さいね(^^;))
ハラを整える効果はいろんな面で、とても大きいです。
『腹圧調整』
多くの症状の改善にもつながることです。
ぜひ知っておいて下さい。
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■No.92 「●健康のツボ27: ハラが引き締まる?腹圧調整の面白さ」
〜流行ものでない、ホンモノの健康を考えて、手に入れる〜
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※このメディアでは、
『実際に永井や患者さんが試して、プラスの成果がハッキリ出たもの』に
限定した情報のプレゼントを行っています。
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■ 今日のポイント:
『ハラはカラダの中心を支えてくれる』
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こんにちは、トータルリチューニングの永井です(^-^)
ここんところ、
ツイッターのつぶやきのまとめを記事にしていますが、
久しぶりの、どっしりした記事です(笑)
お腹の力、ちゃんと入ってますか?
ちゃんと引き締まってますか?
今日のテーマは、これです。
■ 半分以上のひとの、お腹がゆるんでいる・・・という事実
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非常にもったいないことに、
半分以上の方のお腹は、ゆるんでいます。
・・・といっても、これは体重などとは関係がありません。
スリムなひとでも、かなり緩んでいますし、(胃下垂はスリムなひとに多いです)
ふくよかなひとでも、緩んでないケースはちゃんとあります。
さて、そこで。
そもそも、
お腹がゆるむってどういことか?
・・・というと、
●腹部のインナーマッスルが弱っている
(大腰筋、腹斜筋、など)
●上半身に力が入っていて、お腹以下から力が抜けている
(上虚下実という理想の、ちょうど逆)
⇒腹圧(腹部をいい形に引き締めてくれる圧力)が落ちていて
⇒呼吸が浅く、胸までで止まっている傾向が強く
⇒内臓を支えてくれる力が弱いため、位置がさがったり広がったりしやすく
(胃下垂も含む。外にふくれるような形で、太って見えることも多い)
⇒血行低下・内臓機能低下・代謝の低下→疲れやすく太りやすい状態になり
⇒腰(=土台)の安定感がおち、腰痛や上半身の歪みの原因になる。
といった状態なんです。
このデメリット、すごいですよね?(泣)
女性は特に、
男性よりもお腹の中の臓器(婦人科系)が物理的に多いため、
ちょっとしたことでバランスを崩しやすく、お腹がゆるみやすくなります。
(それが、女性にむくみが多い理由の代表なんです、実は)
では、さらに具体的に。
こういった状況を防ぐために、まずは原因となることを
おさえておきましょう。
■ 腹圧ってなぜ落ちて(ハラがゆるんで)しまう?
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よくあるパターンは、下記のようなことです。
□ 運動不足で、おなかの力を使う様なことはほとんどない
□ 食べ過ぎになりがちである (腹8分目を大抵超える)
□ 腰を丸めていることが多い。※デスクワークの時間が長いなど。
(お腹を縮めて圧迫している状態がつづくため、腹圧↓に)
□ カラダが緊張することが多く、呼吸が浅い
(かつ、深呼吸をする様な習慣がない)
□ (女性)産後、カラダを十分休めてあげられなかった
□ 骨盤や股関節の不調をケアしないまましばらく(半年以上)放置している
こういったことで、腹圧は落ちてしまいます。
どの内容も・・・
『とっても現代的』なのが泣けますね。
わかっていてもなかなかやれない、っていうもの、多いと思います。
では、
どんなことをすれば、このもったいない状況を改善できるのでしょうか?
■ 腹圧の上げておくコツとは?
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□ 1日20分歩くだけでもいいので、歩く。
※そのときのコツとして、へそから先に前に出すようにし、ハラの力を
使うイメージで足を前に出すことです。
□ 食事は、ハラ6〜8分を心がける
□ 腰を丸めないように意識づける。腰が伸びているのが◎。
(骨盤を立てること)
□ 毎日お風呂の中で、または寝る前に1分でもいいので、深呼吸をする。
(呼吸のコツは過去記事:『ココロとカラダが生き返る呼吸法』
⇒ http://amba.to/dVsnfN )
□ 骨盤や股関節の不調があるなら、専門のケアをうけておく
(骨盤・股関節の調整にあわせて、内臓のストレス除去、
腹圧調整をセットで受けられると◎です。)
□ ケツをしめるように意識づける
(格闘技などでよく言われますが、ほんと〜〜〜は、日常生活で
とっても大事かつ効果的なことです)
こういったことが、
効果の高い対処策になります。
どうも運動しても全然痩せない・・・というような場合は、
腹圧が落ちきっているなどの歪みがあることも多いものです。
これを機会にぜひ、注目してみて下さい!
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■ まとめ と 提案
〜 あなたの実力・魅力アップのための、具体策 〜
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●腹圧は落ちているひとが半分ぐらいいる
●腹圧が落ちていることのデメリットは、ものすごく大きい
(太りやすいどころの話ではなく、呼吸が浅くなったり、内臓疲労が
強くなったり・・・etc 大変です(泣))
●日常生活の習慣が、腹圧低下の原因になる。
⇒逆に言うと、生活習慣の改善で、腹圧を高く保つことも可能。
(ケア方法の詳細は本文へ)
_____▼ 今日のフルパワー発揮ポイント▼_____
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│● 腹圧を高め、自動的にハラと呼吸を安定させるべし!
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冒頭でも書きましたが、ご紹介によって、
「ダイエットできるって聞いたのですが・・・」という新患さんからの
ご連絡がけっこうありまして・・・。
とてもありがたいことではあるのですが、自分がメインでやりたい
本分はあくまでも、『健康面のサポートによるQOL(生活の質)の向上』です(^^;)
結果的に痩せることはあっても、それがメインではありませんので、
ダイエットだけが目的のご来院になるようなご紹介は控えて頂きますよう、
ご理解いただけたら幸いです。<(_ _;)>
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編集後記:
■ スクール、とても楽しかったです
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2/19(土)、第一回のスクール開講でした。
少人数制(4人)で、どっぷりと
「まずは人間に詳しくなりましょう!」ということから、
整体や健康の話をさせて頂きました。
おかげさまで、とても楽しかった・・・(笑)
不幸なことに、整体業界もビジネス化が進んでしまったこともあり、
なかなか『基礎をちゃんと教えてくれる学校』がありませんでした。
それで自分も、本当に困りました。
特定の技術は教えてくれる。
でも、
●「それがなぜカラダに良いのか」とか、
●「カラダがプラスの反応をするということは、カラダにどういう構造や
つながり、性格、原則があるからか?筋肉とか骨格とか神経とかで
説明するとどういうこと?」とか、
●「患者さんに安心・納得・満足してもらうために
どんなことができる?どういうコミュニケーションが必要?」とか、
そういうことって、
なっかなか、教えてくれないんです。
(師匠のところは違いましたが)
今振り返れば、よっぽど技術より大事なのに(泣)
技術は上記のようなことが土台にあってこそ、活きるのに。
たとえるなら、
『元気なサクラを育てたい!』というときに、
『肥料(技術)』ばかりに詳しくなって、
『サクラそのもののこと(人間そのもの)』は教えてもらえない・・・
というようなものなんです。
僕はそれこそを知りたかったので、
もともとの健康オタクが大幅に加速して、
健康フェチ化し、すごい量の本をアホのようにむさぼったものでした。
(基礎医学〜能のカラダ遣いの本まで(笑))
だから、
「過去の自分に教えてあげるなら、絶対これから伝えたい!」
というものを、凝縮してカリキュラムを作りました。
(もちろん、技術を軽視するつもりは
一切ないんですけどね(^^;))
自分がひどい症状の患者だったので(笑)、
「こういう先生がいてくれたらいいのに・・・」と
願う先生像も、ありました。
症状がひどいのは僕のせいというか、しょうがないので、
なかなか改善しないのは仕方ないと思っていたんですが。
ネガティブなことばかり言われて不安ばかりが募るものの、
改善につながる情報や、安心材料はくれない、というようなのは
自分だったら絶対にやらんぞ!と、悔しい思いをたくさんしたんです(泣)
まぁもちろん、整体師も商売が関わっているので、
理解できる部分が一切ないわけじゃないんですけどね。
でも、
そうじゃない先生が、ひとりでも増えたらいいな、と思います。
自分ももちろん、まだまだまだまだ発展途上ですが。
●技術はもちろん、患者さんのことを理解しようとしたり、
安心と有効な情報を提供することに本気で、
一時的じゃなく、根っこから癒そうと努力できる先生。
そういう治療家になりたいし、
そういう仲間を増やしていけたらいいな、と思いつつ。
とても素晴らしい生徒さんに恵まれたなぁと
感動しつつ、白湯(さゆ)で乾杯した夜でした(笑)