読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

○ 楽ゆる式

整体の眼でみた世界。こころとからだが、楽にゆるむコツまとめ。心体脳の能力を最大に。

【楽.227】ポジティブ、ハッピーの罠・・・「何かになろう」とすると歪んでしまう理由と対策

f:id:cookyourself111:20160312104912j:plain


「理想の自分? うーん・・・そりゃあ、あってもいいけど、
  今のあんたが大好きな私は、どうなるんだろうね」
                   (ばあちゃん)

 

■ 「変えるべきもの」と、そうじゃないもの


何かを「変えたい」と思うとき。

結果を変えるために、他人じゃなくて
「自分が変わらなきゃ」と考えるのは、尊いことです。

ただ、「自分の何を変えるのか?」というポイントが大切で、
ここがズレると、苦しい上に結果が出ない。

そして、一番多いズレは、
「自分の性格を変えよう」とすることなんです。

▼「ドジを治したい」
▼「面倒くさがりを何とかしたい」
▼「ネガティブじゃダメだ!」
▼「もっと明るい性格にならなきゃ」
▼「軸がブレないようにならないと」
▼「もっと自信をもって堂々としなきゃ」

・・・などなど。

誤解を恐れずに言えば、
こういう努力って(僕も相当してきましたけど(笑))、
あんまり報われないですよね。

■ 性格が変わったように見える人の真実



「いやいや、性格が変わった人、いますよ!」
と感じることもあるかもしれませんね。

実際、
ドジが治った人とか、面倒くさがりじゃなくなった人とか、
ネガティブじゃなくなった人とか、明るくなった人とか、
軸がブレなくなった人とか、自信が出て堂々とする人

・・・は、います。

でもそれは、「結果的にそうなった」人で、
実は、性格が変わったわけではないんです。
ほとんどの場合。

「行動習慣」が変わったことによって、
「性格」が変わったように「見える」だけなんです。

何を隠そう、僕もそうです。

自信もないまま、ドジなまま、面倒くさがりで
ネガティブで軸もブレやすいままです。
・・・性格は。
そこは変わってない。

でも、「外から見たとき、そうは見えない」。
それは、性格じゃなくて、
「行動」が変わったからなんです。

▼ 「ポジティブになれない私」の『二重の』苦しみ


実は、3つあるんです。

1)変えようと努力すべきもの
2)変えようと努力すべきでなく、自然と変わっていくもの
3)変わらないし、変わらなくてOKなもの

これがけっこう大切な分類で、
2とか3、つまり、「変えようとしないほうがいいもの」を
変えようと無理にもがくことが、多くの苦しみを生んでいる。

そしてこれは、神経系が疲れてしまう患者さんに
共通するパターンでもあるんです。


その代表例が、
「ポジティブになりたい」というもの。

これはもう素質学でも、生まれつき、分かれるんです。
ポジティブタイプと、ネガティブタイプ。

変われるものじゃない。
なのに、何とか変わろうとする。

そうすると、
「変われない自分への否定」を
何度も何度も何度も何度も、くり返すことになるんです。

否定をくり返された人がどうなるか?
――自信を失って、「よりネガティブになる」。

こんなの、悪循環ですよね。

最初からそんなの、目指さないほうがいい。
そもそも、目指す必要さえ、ない。

役割と、得意なことが違うだけです。
ネガティブにはネガティブの良さ、武器があるんです。

※ これには、↓の記事でくわしく書きました。




▼「何かになりたい」と願うとき、僕らのパワーは落ちてしまう


「何かになろう」と思うとき、
「今の自分はダメだ」という意図が、どうしても含まれます。

すごくわかりやすいのは、
ある人に、「あなたは理想ではない」と言われたら・・・
という想像です。

すげえ嫌じゃないですか?(笑)

その人が仲の良い相手だったら、より嫌ですよね。

でも、実は、
同じことを、「自分自身に言われている」んです。

「何かになりたい」と思うとき、
「理想の自分になろう」と考えているとき、
「あなたは理想じゃない」って、実は、自分に言っちゃってる。

しかも、
くりかえし、くりかえし。

誰よりも自分のことを知っているような親しい人に、
「あなたは理想じゃない」って、繰り返し言われる。

そんなもん、辛いに決まってます。
実は潜在意識で、そんなことが起こってる。
自覚してないことが90%以上ですけどね。

それで、パワーが落ちるんです。
自己否定が混ざるから。
もっと言えば、「自己否定が根っこにある」から。

だから、
「理想の自分」追いかけるのって、
希望に向かっているようで、実は、
自分で足元を崩してしまうような行為なんです。

▼ 「今の自分」の延長上にこそ、希望がある


ここまでで、きっと、
「なぜ、自分の性格を変えようとすると結果が出ないか」が、
イメージできたんじゃないでしょうか。

成長することを、「伸びる」と言います。
これはすごく大事なヒントで、すごいスピードで成長する人って、
どこか、「のびのび」してる。

その人らしく、のびのびしてる。

ずっと売れてるような芸能人も、そうです。
「最近どんと売れ始めた芸能人」は、もっとわかりやすい。

気張ったところが抜けて、「らしさ」が
よい感じで出てくると、出番(=人気)が増えますよね。

最近でいえば、
アンジャッシュの渡部さんとか、
オリエンタルラジオのあっちゃんとか。

見ていてハッキリと、
「理想の自分」ではなく、「自分らしさ」を肯定しはじめた。
(前はそうではなかったです)

あれは、否定のパワーが、
肯定のパワーに切り替わってるんです。

「今の自分を許せないスタンス」から、
「今の自分を許すスタンス」になってる。

だから見ていて、印象がいい。心地良い。
悲壮感、プライド、コンプレックス、いらない必死さ
などの匂いが消えていきましたもんね。
(こういうのは、見てて気持ちよくないんです)

おかずクラブのオカリナさんなんかは、
出て来た当初から、そうですね(自分を許すスタンス)。
やっぱり、すごい売れ方をしてる。

「見ている人をリラックスさせる」ということ。
大事かつ根本的な魅力です。

その代表のものすごく最たるものが、
蛭子能収ですね。
(なんとなく呼び捨てにしたくなる(笑))

▼「 変える」でなく、「活かす」へ



「理想の自分」が、「今の自分らしさ」と
フィットしないなら、それは追うべきじゃない。

・・・というより、もっと正確に言えば、
それは「理想の自分」じゃなくて、「幻想の自分」なんですね。
「自分の幻想」って言ってもいい。

そりゃあ、追いかけても届かないし、苦しいですよね。
幻想なんだもん。

だから、
ドジならドジなままで。
臆病なら臆病なままで。
ネガティブならネガティブなままで。

「性格を変えようとする」んじゃなくて、
「性格を活かそうとする」ように。

・・・それが難しくても、せめて、
「性格をフォローする」ように。

そう思えたら、ずいぶん楽なはずなんです。
頑張らなくても、がんばれるはず。

▼ 変えようとすべきは、行動習慣(=時間割)


変えるべきは、『行動習慣』です。
性格じゃない。

行動習慣って、具体的にどう変えるのか?
・・・といえば、「時間の使い方」と、
「注意点の設定」です。

▼毎朝、起きてすぐ何をするか?
▼毎晩、寝る前に何をするか?
▼出かける前に何をするか?
▼帰宅したときに何をするか?
▼仕事にとりかかる前に何をするか?
▼仕事が終わったときに何をするか?

▼自分らしさがもっと魅力的に出るように、
 何をする?学ぶ?準備する?何の力を借りる?
▼自分らしさが悪い出方にならないように、
 何をする?学ぶ?準備する?何の力を借りる?
▼自分らしさを知るために、何を体験させる?(自分に)

▼今、自分らしさを封じ込めているものを
 はがすために、何ができる?
▼人と接するときに、何に気をつける?
▼人と接するときに氣を付けていることのうち、
 何をやめる?

――たとえば、こんなこと。

で、実は・・・

▼今、自分らしさを封じ込めているものを
 はがすために、何ができる?

このための最初で最重要な一歩目が、
「性格を変えようとするのをやめる」ことなんです。

だから、今回の記事にもし納得できてたら、
もう一歩目を踏み始めてます。

ぜひ、次のやりやすいものから、
自分にちゃんと聴き直してみて下さい。


というわけで。
ストレス源のさらに根っこにあるブロックが、
ふわっと溶けることを願って・・・。


ではでは、くれぐれも、お大事に!
自分らしさって、自分より周りのほうがよく知ってますね。

・・・編集後記に続く。

■お知らせ



※質問や申込みは、返信などで、お気軽にどうぞ。


■次のセラピスト塾(※単発参加、初参加OK)は・・・
 ▼シーズン2第2回(3月13日(日) 13時~18時 )
 
 『 全身の機能を底上げする 「背骨調整」ネオ(上部頸椎あり!) 』
 ~ 神経系、心肺・内臓機能全般、体軸、インナーマッスル ~
 
 ※シーズン2ですから、「上部頸椎」のケアまで覚えましょう!
  すごく便利なボーナスです。
 
 今回のスキルの特長や、期待できる効能は・・・

 ● ボキボキなどの無理・不安・負担がないやり方で、
   背骨の弾力・活性が改善する。  
 ● 『揺らし』を使うため、神経系(脳)の改善効果も大きい。
 ● 全身が緩み、血行が上がるため、施術全体がやりやすく、効きやすくなる。
 ● 『わかりやすい背骨の読み方』で、内臓の診断・ケアもできれるように!
 ● トレーニングをしなくても体幹がガッツリ強くなる(非常に喜ばれます)
 ● 「矯正」でなく「調整」なため、心地良く、不安感・不快感がない。
 ● 効能が深く、幅広い 
  (↓は今回より追加)
 ★ 「超難しい」と言われる『上部頸椎』が簡単・安全に整えられる!
  (追加。万能と評判の、ここだけしか施術しないプロがいるスポット)
 
 といったところです!

 セラピスト塾もシーズン2に入り、バージョンUPです。
 調整の深さ、長持ち度合いなどがかなり上がっています。

 ⇒ 詳しくは・・・ 
  http://www.ht-b.jp/erm/seminer/s2_02sebone.html

(NEW & マニア向け)
■4月3日(日) 13時~18時
 『 効果3倍!マスターレイキを習得 & チャクラケア 』
 ~ 骨格調整、内臓ケア、パワフルな浄化法のオマケつき ~

 1年に1回ぐらい開催の、マニア向けクラス。
 レイキのクラスを受けたことがある人が対象です。

 パワーが大きく向上するので、所要時間が半分になり、
 効果が3倍ほどになります。もう一歩、行きたい人は、
 ぜひ。チャクラも、好きな人にはたまらない面白さです。 

 ⇒ 詳しくは・・・
  http://www.ht-b.jp/erm/class/reiki_m.html

(NEW)
■4月17日(日)楽ゆる式 セルフケア塾02 @14時~16時ごろ 
 『 首こりを「疲れグセごと」消す方法!』
 ~ 睡眠、表情、頭痛、頭の冴えにも◎ ~

 今回は、「首こり」を軽くしましょう!
 猫背も楽になるので、↓のようなメリットがあります。

 ● 首こり、痛み、重さが自分でケアできるようになる
 ● 睡眠が自然と深くなる
 ● 頭痛が楽になる
 ● 肩こりも減る(首とのつながりが深いため)
 ● 猫背が軽くなり、背中も軽くなる
 ● 頭や表情が、スッキリと冴えて明るくなる
 ● やるべきことは「早い、かんたん、なのに効く!」で、すぐ身につく
 ● 場所を選ばずすぐやれるため、会社でも、スキマ時間でも効果が出る
 ● 「そもそも疲れない・こらない予防のコツ」も学べる

 やっぱり「睡眠の質」があがると、万病に有効ですからね。
 ぜひ、チェックしてみて下さい!
 
 ▼詳しくは↓こちらへ!
 http://www.ht-b.jp/erm/self/02kubi.html

■編集後記


「ドジなところを何とかしなさい」
「ドジなんだから、注意しなさい」

この2つって、似てるようで、
実は全然違うんですよねー。


その人自体を変えようとしているか、
その人の行動を変えようとしているか。

罪を憎んで人を憎まず。

僕これ、すごい言葉だなぁと思います。
なかなかできることじゃないけれど。

罪を憎んで己憎まず。

も、いいし。

憎んじゃうと、ロクなことないですもんね。
それが他人であっても、自分であっても。

復讐するときでさえ、憎しみに溺れずに
やり遂げたほうがいいと思います(笑)

その意味では、
「魔王」ってドラマの大野君(@嵐)は
ものすごく魅力的だったなー。