「息ができない以上のストレスなんて、ないよ。
毎回、マジでこのまま死ぬんじゃないかって思うんだから」
(小児喘息がひどかった嫁)
■ ストレスの本当の姿とは?
「ストレスなんて、特にないと思います」
「悩みも大きなものなんてないですし」
お客さんからよく聞く声です。
でも、このウラには「大きな勘違い」がある。
ストレスって、嫌なことだけじゃないんです。
これは、体の立場から考えたら、わかりやすくなります。
▼ 傾いてると仕事がしにくい(姿勢が悪い)
▼ 寒くて動きにくい(エアコン効き過ぎ)
▼ ガソリンが回ってこない(運動不足→血行不良)
▼ 部屋がゴミだらけで仕事がしにくい(むくみ)
▼ 頭ばかりに血がとられてバランス悪い(パソコン・スマホ過剰)
▼ 異物が侵入してくるから、通常業務ができない
(過度のアルコール、タバコ、添加物、排気ガス……etc)
……などなど。
こんなことだって、実はストレスなんです。
「体の仕事をジャマするもの」と考え直すと、
ストレスの正体が急に見えやすくなりますね。
■ もっともヤバいストレスは?
今、具体例で見てもらったように、
「見えてなかったストレス」がたくさんあります。
その中でも、一番ヤバいストレスって、何でしょうか?
そう、これは予言しちゃってますが、
「酸欠」なんです。
だって、
嫌な上司に怒られるのももちろん辛いけど、
それによって短期間で死ぬことはないですよね。
酸欠は、「下手したら死ぬ」やつです。
当たり前だけど、
脳や体からしたら、よっぽど大きなストレスです。
文字通り「致命的」だから。
だから、
「ストレスをなんとかしたい」と思ったら、
呼吸をかえるのが一番早いんです。
「どのストレスから減らしてもよい」というのが、
こっちからすると都合が良い特性ですね。
どういう種類のストレスも、いわば「同じバケツ」にたまるから。
減らしやすいやつを減らせばいいんです。
「お酒をやめるのはきつい」
「会社を変わるわけにはいかない」
「引っ越すわけにはいかない」
はい、もちろん、わかります!
だから、呼吸を変えましょう。
努力対効果も、一番高いですしね。
それでメンタルの問題が「勝手に消えた」という人も、
実際、たくさんいるんです。
■ 呼吸法よりも、呼吸力そのものを変えたい
呼吸を変えたいときに、
一番最初に思い浮かぶのは、呼吸法だと思います。
でも、それってたとえば、
「呼吸法をしている間」が、メインの効果になっちゃう。
もちろん、それでも大きなプラスではありますけどね。
それよりも、
「寝ているときも含めて、それこそ24時間の自然呼吸」が
深くなったら、そのほうが効くに決まっているんです。
だから、呼吸法もいいんだけど、
その根っこにある「呼吸力」」をあげましょう。
役に立つのは「呼吸筋」のケアです。
代表的なものが「横隔膜」と「大胸筋」と「前鋸筋」です。
どれも肩こりや腰痛、消化系などの内臓にもプラスなので、
おいしいオマケごと、ゲットして下さい。
大事な順に紹介すると↓の3つです。
●1)「僧帽筋と大胸筋のゆさぶレッチ」
(肩こり、 肩甲骨、鎖骨、胃)
https://www.youtube.com/watch?v=b-vStThQkWY
●2)ハラミリセット ⇒ 横隔膜のケア
(呼吸力、リラックス、内臓力、余裕など)
https://www.youtube.com/watch?v=gAtC6ijy-s8
●3)肩こりは肩甲骨と「腕のねじれ」ケアで抜くべし!
腕「の」の字トントン ⇒ 「前鋸筋のケア」
https://www.youtube.com/watch?v=_-0kzFwythE
メンタルを安定させたかったら、
こんなに確実な方法、めったにないです。
ぜひ、お試しあれ。
気持ちいいですよ……2つ目以外は(笑)
ではでは、くれぐれも、お大事に!
呼吸のポンプが血流も加速してくれますからね。