楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

腎臓と膀胱のセルフケア。だるさ・冷え・むくみ・生理痛のツボ ~病気を自分で治したい人へシリーズ~

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「人間の60%は水。
  ……だったら、水回りを変えるのが、一番早いよな?」 
         (アメリカ整体の天才)

■ あなたは大丈夫? 腎臓・膀胱系の症状・お悩みリスト

 



1)症状系:
 □ 朝からだるい
 □ 冷え・寒がり or ほてりがある(体内の温度差 = 冷え)
 □ むくみがある
 □ 生理痛、生理不順、婦人科系の悩みがある
 □ 精力、性欲の減退がある(男性のEDも)
 □ 肩こりが、痛いというより「重だるい」感じ
 □ トイレが近い or 遠い (平均の日に4~7回からはずれる)
 □ 眠りが浅い(寝付き悪い、途中起きる、早く目が覚めちゃう)
 □ 腰痛(へその裏あたりが重だるい辛さ)
 □ 骨が弱い、歯が弱い、虫歯が多い
 □ 耳が弱い(耳鳴り、中耳炎、難聴など)

2)メンタル系:
 ※ やる気が出ない・フットワークが重い(行動力が弱い)
 ※ 緊張しやすい・本番に弱い
 ※ 氣疲れする(氣を遣い過ぎて疲れる)
 ※ 決断、覚悟、みたいなどっしり感が足りない感じ

3)ビジュアル系:
 ◎ 年齢より老けて見える
 ◎ 顔色が黒っぽい
 ◎ 腰がひけている
 ◎ 髪の毛が細い、弱い、白髪、抜ける
 ◎ 目の下にクマ
 ◎ 体重は増えてないのに、顔もおなかも膨らんできた



……というのが、
腎臓・膀胱が弱っている人のパターンです。

何個、当てはまりますか?

3つまでなら、一時的かなぁ。
(ただ、もし1ヶ月以上続いてたら、注意)
5つ以上だったら、要注意です。ケアをしてあげてほしい。


もちろん、このチェックが多い = 病気というわけではありません。
ただ、疲労はたまっていると思います。

腎臓・膀胱は「水回り」。
睡眠(動物の回復力のシンボル)と関連がもっとも深く、
「先天の氣」と東洋医学でも言われます。

要は「持って生まれた生命力のもと」です。
ここに活力があるかどうかは、
生きていく土台になるほど重要です。
(だから、行動力などに影響するわけですね)

まずはぜひ、簡単なメカニズムを知っておきましょう。
わかりやすく、解説します。


■ どんなメカニズム? 腎臓・膀胱のはたらき(役割 & ケアのメリット)



腎臓のほうが、親分です。

▼ 血液をきれいに保つために、老廃物を抜いてくれる(おしっこに)
▼ 血液をつくる指令(ホルモン)を出す
▼ 血圧を調整する(塩分と水分の調整によって)
▼ 強い骨をつくる
▼ 氣・エネルギーの流れのもと(だから生殖器系とつながる)
▼ 全細胞の液体をコントロール(イオンバランスなども)
▼ 成長、発達、再生産といった機能を司る
▼ 膝にも深く関連
▼ 大腰筋・腸骨筋(腸腰筋)に影響(インナーマッスルの主役)
  → だから弱ると、腰がひける。(仕事に)腰が入らなくなる。
※ 大きさ:12cm × 5cm ぐらい(手の平サイズぐらい)
※ 位置:背骨のすぐ横、肘の高さぐらいのところ(腕を下ろしたとき)

次に膀胱は、というと……

▼ 尿・汗などのゴミ出し液をいったん蓄える → 出す
▼ 感情の貯蔵庫でもある
▼ 主経絡を2つもつ唯一の経絡
▼ 自律神経系の働きと関係が深い(例:緊張するとおしっこ出る)
▼ 生殖器にも大きく影響(物理的にも接している)
▼ 腓骨筋・脛骨筋(スネの筋肉)と背筋に影響
  → だるさ、冷え、足の運びの重さ・フットワークに影響。
※ 大きさ(容量):250~600ml程度
※ 恥骨(または大事なところ)のすぐ上あたり

といった感じです。

この役割や位置をなんとなくでも知っておくと、
体に不調が出たときに、原因を探すヒントになるときがあります。


西洋医学、東洋医学をまとめた内容になっていますが、
どちらの内容もつながっていて、矛盾はありません。

腎臓・膀胱がどれだけ大切なものか、
ここまででしっかりご理解頂けたかと思います。

では次に、こんな大事なものが、
なぜ弱ってしまうのかを、おさえておきましょう。
(そのまま予防に使えます)


■ 腎臓・膀胱はなぜ疲れちゃう? → 守る方法(原因と予防的ケア)



□ 冷え
□ 寒暖差
□ 睡眠不足 or 浅い睡眠(=量か質が足りない)
□ 疲れ過ぎ(体力、気力、どちらも)
□ トイレを我慢する ←これホント、よくないです。
□ 緊張しすぎ・力み過ぎ(ほとんどが無意識)
□ 水分のとりすぎ、一気飲み(特に寝る前がNG)
□ 食卓塩みたいな、自然じゃない塩分のとりすぎ
□ 高血圧の薬
□ タンパク質のとりすぎ(肉、魚、プロテインなど)
□ 多すぎるお酒(アルコール)
□ 多すぎるカフェイン(コーヒー、紅茶、緑茶、など)
□ 電磁波

こんなことで、疲れてきます。

現代で特に多いのは、
睡眠の問題、疲れ過ぎ、緊張のし過ぎ(無意識)。
ダントツです。

あと隠れてて怖いのは、電磁波ですね。

※電磁波対策は、ちなみに↓へ。



予防のほうが3倍も効率がよいので、
↑原因リストの中で無理なく減らせるものは、減らしたらいいです。

ただ、それでも限界はあると思います。
お仕事も人付き合いもありますしね。
だから症状が出ちゃってる人は、↓の食事やケアも取り入れていきましょう。


■ 手軽:腎臓・膀胱が元氣になる食べもの




※共通点:
 黒い、またはヌメヌメしたものが効く(体を温め、血を補う)

▼ 黒豆、黒ゴマ
▼ わかめ、ひじき、イカ、タコ
▼ 山芋、ゴボウ、昆布、わかめ、ナマコ、牡蠣
▼ 納豆、オクラ

その他、スッポン、マムシ、うなぎなど「精がつく」とされるものは
大抵、腎臓・膀胱に良い効き目があると言われます。


ぼくはごはんにごま塩(ただし塩は海塩)をかけたり、
お味噌汁にはわかめを入れたり、
納豆をよく食べたりして、日常的なプラスを増やしています。


■ 基本:自分で腎臓・膀胱を整えるセルフケア方法とは?



こちらも、好みのものを選べるように、多めに書いておきます。
全部やんなはれ!って話ではありませんからね。

○ 代表ツボ
 1)腎臓 ⇒ 腎兪(じんゆ):背中、肘の高さで背骨から指2本分外側
 2)膀胱 ⇒ 氣海(きかい):へその下、指2本分。
○ ウォーキングで足腰を刺激する
○ 息切れしない程度の運動で、汗をかく
○ 湯船に浸かる
○ 睡眠をしっかりとる(できれば6時間以上)
○ 寝床からスマホやパソコンを遠ざける
○ たまにでいいから海で泳ぐ
○ へその周りを温める(ホッカイロ、ホットパックなど)
○ へその周りをゆるめる
 (オススメ動画:「おヘソもみ上げ」)



○ 体をひねる動きをする
 (オススメ動画:「おなかくびれツイスト」




こういったことを、少しずつでもやれたら、
膀胱も腎臓も……つまり生命力が、大きく改善していきます。

パワーが全然違う。

「英雄色を好む」と言いますが、
たしかに、パワーがすごい人たちが暴走した場合、
精力もすごいので、そっち系に行くことがあります。
(もちろん、行かない人も大勢います(笑))

要は、
仕事や人生を大きく変える、ポテンシャルが高い。
だから、まずはこの2つセットを取り上げてみました。

今回の腎臓・膀胱は、
東洋医学の「五行(木化土金水)」でいう「水」でしたが、
こういったケアは、
内臓の病気の予防にももちろん役立ちます。

病気になってしまった人が回復する手助けになることも
もちろんありますが、そこは無理をせず、
参考材料とお考え下さい。

今後、他の「木火土金」も、紹介していこうと思います。

古くなるような内容ではないので、
長く長く、お役に立ちますように!


……というわけで今回は、
「そもそものパワーの源、強にしとこうや」
というテーマでお送りしました。

ではでは、くれぐれもお大事に!
「底力」と呼ばれるものは、ほとんど内臓力だと思います。

……編集後記に続く。


■ お知らせ



※質問や申込みは、返信やメッセージなどで、お気軽にどうぞ。

●(残席ラスト1です!)
 「根こそぎ全身症状に効く19の神ツボ × リリース法」
  ~ 脳に直接ひびく体質改善法 ~
 (※単発参加可、初心者応相談)

 1月12日(木)(来年)の13時~18時

 詳しくは →  http://www.ht-b.jp/erm/seminer/ex1skin.html 

●【NEW】2月26日(日)13時~18時 ※単発参加可、初心者OK
 『人気No1. 治療系への第一歩。「骨盤調整」 』
 ~ 体の土台の安定、足腰の改善・強化、そして生殖器系 ~

 このスキルの特長は・・・

  ● 短時間で骨盤が整う上に、効果が長持ちしやすい。 
  ● 骨盤を歪ませる筋肉をしっかり理解し改善するため、説明もしやすい。
  ● わかりやすい検査を導入することで、喜ばれやすい。
  ● 効能が深く、幅広い
  ● 「矯正」でなく「調整」なため、心地良く、不安感・不快感がない。
  ● 体幹の力の向上までを検査で確認できるため、満足度が非常に高い

  ・・・といったところです。

 独立を考えたら、メニューからはずせない逸品です。
 詳しくは ⇒ http://www.ht-b.jp/erm/class/kotsuban.html


●【NEW】
 ※ 経営クラスについてのアンケート

 「経営のことを教えてもらえるクラスってないんですか?」
 とちょくちょく聞かれます。

 「永井先生は苦労している様子もないのにクチコミとかで
  いつも満員だから」だそうです。
  どんなぐうたらイメージですか、それ(笑)

 ただ実際、独立を応援したい気持ちがたっぷりあるので、
 アンケートを用意してみました。
 2分ぐらいでできちゃうと思うので、経営や集客のことを
 学びたいと思っている方はぜひ、教えて下さい!

 ⇒ https://goo.gl/forms/84NebeHiTVvO5Fwy2


●2月12日(日)13時~18時 ※単発参加可、初心者応相談
 エキスパートクラス(上級)
 「たった10秒で筋肉が復活するマッスル・ポンピング@上半身」
  ~ 筋力と可動域が瞬時に上がるアメリカ整体の奥義 ~」

 マジで魔法かよ!と喜ばれるワザ、1位です。
 オステオパシー界の伝説「スティル・テクニック」をベースに
 磨き上げた技。飲み会で使えるほど、面白いです(笑)
 詳しくは → http://www.ht-b.jp/erm/seminer/ex2m_pump.html


●究極のツボ(動画)、好評です!
https://www.youtube.com/watch?v=R-NSNtPMsB0&list=PLSDkOdDxLWIxlt3req4PZWcVeEv4VWZML&index=27


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■ 編集後記



お正月。
地元、富山のたら(魚)で、名物たら汁。

自分でつくったりました。
これが、簡単なのにやたらうまいんです。

お酒に、合う、合う。
締めにふさわしすぎて、はらわたに染みるうまさなので
しっかり満足。おなかが落ち着きます。

最近わかってきたんですよ。

味が濃くてうまいものって、
どんどん次が欲しくなっちゃう。
中毒的にね。ガツガツする。
だから当然、太りやすくなりますよね。

でも、味が濃いわけじゃないのにうまいものって、
満足感がじわじわ~って染みてくるから、
次がそんなに欲しくならないんですよ。
ガツガツの逆で、しみじみとか、ホッコリにいくんですよね。
これ、太りにくいです。

滋味、と呼びたくなるようなやつ。
素材の味が生きてる……とか言いたくなるやつ(笑)

ぼくがおっさん化しただけ、
という噂もありますけど、
ちゃんと脳科学的にも、そうみたい。

「食べ終わり」を何にするか。

たぶん、けっこう大事です。
たら汁は、いいですよーー!

(東京のスーパーで買えるたら & しょうが &
 クックパッドにあるレシピでも、充分おいしい!)