「人の幸せって結局、気分の問題なんだよ」
(カウンセラー)
■ 気分さえ良ければ、幸せだし、すごい強い
「このお魚、超うまい!」
「あ~~~、温泉、やっぱりいいねぇ」
「あははははっ!! 超面白い!」
「おお……なんてやさしいんだろう、この主人公……」
「え? そんなにいいネタあんの!? すぐ試したい」
美味。
リラックス。
楽しさ。
感動。
発見。
どのときも、ぼくたちは「幸せな状態」にいます。
本当は悩みがあっても。
問題をかかえたままでも。
明日はまた大変な日々があるとしても……
幸せな状態にはなれる。
「幸せ感」に包まれることができる。
たとえ、短い間だとしても。
すごく大切な心の栄養です。
強い栄養です。
こういう瞬間があるから、ぼくらは元氣になって、
また生きていける。
だから、
「幸せ感」を増やしたいぞ。
……って、思うんです。
めちゃくちゃ体にもいいから。
そこでポイントになってくること。
「幸せ感」の正体って、なんなんでしょう?
■ 幸せの正体は「気分がいい」じゃないか。
ぼくは、
その正体は「気分」だと思うんです。
「気分がいい」
ということが、幸せの本質なんじゃないかって。
……そうです、もちろん、仮説です。
でもこの仮説、けっこう魅力的なんです。
「気分がいい」を増やすのは、
割とかんたんだから。
かんたんなことで、幸せ感を増やせたら、
すごく嬉しいでしょう?
たとえば、
さっき例に出した、5つの幸せのもと。
美味。リラックス。楽しさ。感動。発見。
全部、共通してるところがあって、
「それによって気分がいい」ってことです。
おいしいから、気分がいい。
リラックスできて、気分がいい。
楽しいから、気分がいい。
感動して、気分がいい。
発見して、気分がいい。
そしてようやく整体っぽい話になるんですが(笑)、
気分って、そもそも「氣の状態」です。
そう、気分がよくなると、
氣の状態がよくなるんです。
そしたら、
氣の持ちようである「氣持ち」は安定して強くなる。
氣の運用である「運氣」は安定して強くなる。
氣の強さでる「氣力」も安定して強くなる。
だから、脳の調子もよくなるし、筋力まで上がります。
(よくスクールでテストをしますが、面白いぐらい変わります)
そしたら、
さらに「幸せのもと」をつくりやすくなる。
調子が上がって、色々はかどるわけですからね。
仕事だって、生活だって。
だから、思うんです。
「気分をよくしておいたらいい」
それこそ、すべてうまくいくレベルで、強力なこと。
はい、ここで……
それ、どうやったらいいんでしょうか?
■ なぜ、気分は簡単に落ちるのか?
呼吸が浅いからです。
いきなり核心をつきますが、これが一番大きい。
なぜなら、
ぼくらは20分、呼吸ができないだけで、死んでしまう。
だから、呼吸が浅いことって、
ものすごいストレスなんです。
脳が「マジで今やばい」ってなるから。
そんな危機状態になったら、
気分よくなんて、いられないんです。
だから、呼吸が浅い人は、気分が落ちやすい。
考えてみて下さい。
「かぁ~~~やっぱビールだわ」とか、
「やっほーーー!」とか、
「あぁ~~~、温泉、好きだわぁ」とか、
どれも、
「深い呼吸になってる」んです。自然に。
カラオケでスッキリするのも、同じですね。
歌ってる間、ずっと深呼吸しているようなものだから。
ぼくらの
幸せ感は「気分」に左右される。
そしてその「気分」は「呼吸」に左右される。
つまり、
「幸せ感」って「呼吸」に左右されるんです。
ものすごく。
呼吸 → 気分 → 幸せ感。
という図式ですね。
■ 一番かんたんに気分をよくする方法は、呼吸法。ただし……
じゃあ、呼吸法をしたらいいじゃないか。
って話になるんです。
で、実際、
呼吸法で生きやすさや体調がよくなる人はいる。
……ただ、「みんな」ではない。
なぜかというと、
●呼吸法を心地よく感じられない人がいる
●腹式呼吸が実は合わない人がたくさんいる
(むしろ胸式を必要としている人がすごく多い)
●なかなか続かない
という3点が大きいです。
そうなってくると、
「いい呼吸」はできないわけだから、
「気分」もよくならないし「幸せ感」も手に入りません。
だから、この「3つの壁」を
乗り越えるようなアイディアが欲しかった。
いろいろと試してみて、最終的に、
「呼吸法は『ついで』にやるのがベスト」
という結論に達しました。
ちなみに、呼吸って
「意識するとなんだか深くなりにくい」ものです。
だから、この新しいアイディアは、
呼吸法が苦手な人にはすごくプラスなのはもちろん、
もともと呼吸法がOKな人にも、加速装置になります。
■ 呼吸法を何の苦もなく習慣化する方法 その1
健康法のついでに呼吸法をしたらいい。
このアイディアで
まず一番相性がいいのは、2つ。
1つは、ウェイブ・ポンピングです。
無料の解説動画が↓にあるので、
誰でもすぐ始められます。
ポイントは、これをやるときに
▼鼻からスーッと吸いながら10回揺らす(足ね)
▼口からホーッと吐きながら10回~20回揺らす(〃)
(できれば20回。でも無理する必要は無し。10でもOK)
▼それをくり返す。
できれば左右合計で3分ぐらい。
という感じです。
足からの揺れがポンプになるので、
呼吸の動きもリズムカルにサポートされます。
ちょっとポンプされる感覚ですね。
ミソとして、「足の動き」に注意がいくし、
体の動き自体が気持ちいいので、
勝手に深い呼吸になる。
また、「ただ呼吸法だけしている」という
退屈さがないので、やり甲斐もあり、
続けやすくなるメリットもあります。
ウェイブ・ポンピング自体が血流と脳によくて
めちゃくちゃ体にいいので、
一石三鳥ぐらいの相乗効果ですしね。
▼「1分で全身の血流がよくなる!「ウェイブポンピング」』
(背骨、腰痛、背中のハリ、肩こり)
■ 呼吸法を何の苦もなく習慣化する方法 その2
さて、氣になるもう1つは、
「ストレッチ」です。
これも一石三鳥ぐらいのおいしさでやれる
「呼吸法をセットするのにすごく向いた動き」です。
そして、呼吸法をちょっと工夫するだけで、
ストレッチの効果は笑ってしまうほど大きくなるんです。
そう、そろそろ予感している人もいると思いますが、
それが今度出る「ゆるストレッチ」です(笑)
3つのコツという秘密があって
楽にすごくやわらかくなるんですが、
そのうちの1つが、呼吸法です。
ラフターブレス(笑い呼吸)と言います。
試しに、今やっているストレッチで伸ばすときに、
「ホ」の音で息を吐いてみて下さい。
(声は出しても、出さない無声音でも大丈夫です)
そして、ここまで読んでくれたあなたには
ピンとくることでしょう。
そう、「ホ」の音なんです。
ホの音で呼吸法をすると、「ホッ」としやすいんです。
つまり、気分がよくなりやすく、幸せになりやすい。
ぜひ、試して下さい。
共通する大切なコツは、
●「ホ」で吐くこと
●でも基本は、体の動きのほうに意識をやること
●たくさん吸おうとしないこと。
●たくさん吐こうとしないこと。
●ただ、ゆったり、ゆっくり呼吸すること
●腹式、胸式は意識せず「普通にやる」こと
です。
3つ目、4つ目が特に大切です。
「深呼吸」というイメージがあるので、
たくさんやろうとするのが自然なんですけど、
それ、間違いなんです。
リキんじゃうし、どうもその後の消化が悪くなる。
だから、大きくやろうとすると気持ち良くないんです。
それじゃあ、続かない。
続かないどころか、逆効果なんです。
その最悪までいったのが、過呼吸ですね。
呼吸は大きさじゃなくて、深さです。
……深さって?
しみじみするような「ゆったり感」が、深さです。
そして、胸式、腹式を意識せずやってみて下さい。
ほとんどの人は、そのほうがやりやすいし、
気持ちがいいはず。
意識するのは「めちゃくちゃ上手になった後」でいい。
というわけで、
ストレッチのときの呼吸をかえてみましょう。
気持ち良さも伸びの良さも、きっと変わって来ます。
さらに呼吸や気分の良さの効果が上がるコツも、
順を追って公開していこうと思います。
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わかりやすいし、体感もしやすいと思いますからね。
というわけで今回は、
「幸せになりたかったら、呼吸の縛りをほどこう」
というテーマでお送りしました。
ではでは、くれぐれも、お大事に!
笑う門に福が来るのも、呼吸によるところが大きいんでしょうね。
(笑いは、すごくいい呼吸法です)