楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

「必ず守れる約束」を、自分としなさい ~安定した自信が身につく方法1~

f:id:cookyourself111:20180305104257j:plain



どうしたら、自信が持てるか。
それも、自然で嫌味がなく、安定した自信(確信)を。

今回は、その具体的なアイディア、その1。
「必ず守れる約束を、自分とする」です。

 
※ちなみに、大切な前提は、前回の ↓ です。

「自信が持てない」悩みの、1つの突破口。
http://www.rakuyuru.jp/entry/2018/03/03/220053

自信じゃなくて、確信をもてたらいい。
部分的でも全然構わない。
――というのがポイントでした。

さて、自信も確信も、
「信じる」というところは共通です。

そもそも、
「信じられる人」って、どういう人でしょうか?

ぼくは、
「やるときは、やる人」だと思うんです。

ひょっとしたら、
細かい条件が、たくさん浮かんだかも知れません。

でもきっと、
「やると言ったことを必ずやり遂げる」なら、
他の条件、いらなくなりませんか?

あ、付き合いたいとか親友になりたいとか結婚したいとか、
そうなってくると、別ですよ?(笑)
 
そういう全人格的なことでなくて、
「大事なことを任せられる」という「信じ方」の話です。
これもきっと、部分的に考えるのがポイントだと思います。
100点は、無理だし、必要ないからね。


つまり、
自分に対して自信を持つとか、
確信を持つということの本質は、
「あたい、やるときは、やるんだな」って
思えるかどうか、なんです。


じゃあ、どうしたら、そう思えるか。

これは、
「たしかに、やるって言ったことは、やってきた」
という体験の量なんです。
もっといえば、
「自分との約束を守ってきた量」。
 
それが多ければ、
ハラの底で「知っている」ことになるんです。
「この人(自分)は、やるときは、やる人だ」って。

誰も見ていないようで、
自分のことって、ずっと見てますからね。自分が。

ただね、こんなこと言うと、
「そんなストイックな! 
 まず自分との約束を守りきるなんて、
 そっちのほうが難し過ぎるじゃないっすか!」
って、感じると思います。

それも、自然な話。

そんな完璧人間になるなんて、
自信を身につけるより、よっぽど難しいもんね(笑)

でもね、そうじゃないんです。
ここも「部分的に考える」のが、大切。

守れてきた約束の量が大事で、
守れなかった約束があっても、別にいいんです。
前もどこかで書いたけど、イチローでも、3割ですしね。

で、イチローといえば、
「イチローストレッチ」などに代表されるルーティンですが、
あれは日々、約束を守ってる、という見方ができるんです。
 
「やると決めたこと」を、必ずやってるでしょう?
で、実行は簡単でしょう、あれ。
 
それでいいんです。
 
約束の内容が難しいかどうかは、関係ない。
日々、無理なくやれることで、全然OK。

だから逆に言えば、
「必ず守れる約束」をしたらいいんです。

毎朝5時に起きる!なんていうと難しいかもだけど、
起きてすぐ白湯を飲む!だったら、実現が
簡単かもしれない。
人によるけどね。
そこは個性が出るし、個性が磨かれるところでもあります。
 
 
ぼくらの脳って意外とシンプルです。
だから、ずっと見てるんです。
「決めたことをやれる度」をね。
 
そうすると、
全部が上手にできるわけではないけれど、
これと決めたシンプルなことは実行できるんだな、って
データが判断し出す。

それは、ゆるぎない「確信」の1つです。


ぼくはもう何百回セミナーをやってきたのか
わかりませんが、セミナーを上手にやれる、
とは思っていません。

ただ、「伝えるべきことを、決めた手順で伝える」
ことに関しては、できる確信がある。
それは、守ってきた約束の実績がありますからね。
お客さんが喜んでくれるかは、お客さんの自由です。
最大限、やれることはやりますけども。

……そんな心境なんです。
 

というわけで、ルーティンを持ちましょう。
もっているなら、意識して、やりましょう。
そして、毎日、
「また1つ、約束、守ったぞ」って確認するといい。

特にそれこそ、大切な本番前に、使えるやつなんて、
いいですね。
イチローも、バッティングの前にやってますもんね。
深呼吸でもいいし、胸とトントン叩く、でもいい。
 
それで、最終確認ができてしまうわけです。
「俺は、決めたことはちゃんと遂行できる」ってね。
 
体で、確認してる。
体で、確信している。

それはきっと、
とても強い種類の「信じる」です。



――その2に続く。