楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

「やさしさ」と「会話力」がハネ上がる考え方

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「あいつはマジで、何もわかってない」
「あの人のああいうところ、全く理解できないよね」
「普通、ああはしないでしょ?」

こんなセリフ、よくありますね。

ストレスの中心は、人間関係です。
その中心には、理解への不満があります。
 
そこに1つ、「風穴」をあけたいのがが、今回です。

 
ぼくらは、みんな、お互いに、外国人。

そう思ってたほうがいい。
というか、実際、それぐらい違うんです。

日本人同士でも……
それどころか、
同じ家族で育った年子の兄弟でも、
ものすごい差があります。

素質タイプの差です。
まず何よりも、価値観。
何を重視して、何を軽視するか。
それが全然違います。

たとえば……具体例を1つ。

「親しき仲にも礼儀あり」というタイプは、
仲良くなればなるほど、気遣いを細かくします。
相手の話を丁寧に聴き、自分の欲求はほどほどにおさえ、
地雷は踏まないように慎重に接する。

いっぽう、逆に、
仲良くなったんだから「腹を割ろうよ!」という
タイプがいます。遠慮もへって、敬語もくずして、
プライベートなことにも触れるようになる。

あなたは、どっちでしょうか?

大切なのは、どっちも間違いではない、ということ。
スタイルや好みの違いです。

それがその人の「人を大事にするルール」であり、
「そうされるとうれしい」んです。

真逆なのにね(笑)

だから、
この違いを知らないと……

「あいつはマジで、何もわかってない」
「あの人のああいうところ、全く理解できないよね」
「普通、ああはしないでしょ?」

こうなるんです。

真逆だから。

腹を割るタイプが、一見、ズケズケして子どもに見えます。
でも、礼儀を守るタイプも、自分を出さない分、
たまにこぼれる本音がすごくわがままだったりする。

そう……どっちもどっちなんです。

で、家族や会社、
人が集まるところには、当然、どっちもいて、
【どっちも必要】なんです。

昼と夜みたいなもんで。
属性が違うからこそ、
両方そろって、安定する。


だから、
「自分と違うタイプへの慣れ」は、
超大事です。

仕事力としても、
コミュニケーション能力としても、
ストレス耐性としても。


じゃあ、どうやってそれ、身につけたらいい?

って考えると、お手本、いるんです。

海外生活が長かった人。
特に社会人としての、ね。

彼ら・彼女らは、
「自分と違うタイプへの慣れ」がないと、
生きていけない。
なぜって、違う人だらけだから。


これ、応用できるんです。

今、ぼくら、日本にいる。
相手にするメインは、きっと日本人。

でも、
「外国人だと思って接する」んです。
これが上達の秘訣。

共感できたら、とてもラッキー。
伝わるように工夫して話す。
理解が難しいことを前提に、耳を傾ける。
違いがあったら、
「そっちのタイプ(国)では、そうなんだ、ほほー!」
って、面白がる。

そういうスタンスでいると、
ぼくらの器は、グングン広がります。

それって、素敵じゃないですか。

面白いものが増えるのもうれしいけど、
面白がる力が増えるのほうが、ずっと豊かだものね。


あなたは、外国人です。
あなたの目の前にいる日本人も、外国人です。

そんな実りの超多い「ごっこ遊び」、
ちょっと、試してみませんか?


キット、オモシロイヨ。