「パンの田島」の「きなこ揚げパン」がうま過ぎる。
飲みものも200円ぐらいでやさしく、懐かしい木造で・・・
つくえもイスも、今は亡き母校のたたずまい。
タイムスリップ感がやばい。
これでもし、店員さんを全員エプロンのおばあちゃんにされたら、
理想的すぎて「あの世」かと思いそう(笑)
ぼくは「こういう場所」をいくつか、持っています。
自宅のソファのはじっこ(超お気に入りのクッション付き)だったり、
自転車ですぐ行ける有名でも何でもない神社だったり、
奥さんの実家の裏山にある名もない池のほとりだったり、
立山連峰と黒部川を腹一杯味わえる河原だったり、
時間が止まってるとしか思えない色味のない日本海の海岸だったり……
いくつか、あるんです。
余計なものが何もなくて、
そこにいることに何の負担も不安もない場所。
気張る必要も、
飾る必要もない。
ごくごく個人的なんだけど、
個人的だからこそ、
たぶん、日本一のパワースポットよりも、強い。
ぼくにとっては。
そういう「安全基地」を、もっておきましょう。
で、「ここは安全基地だ」と、意識しましょう。
名前をつけるのも有効です (マジで)。
「ホワイトベース」でも、
「アリアハン」でも、
「エルドラド」でも、
「わたし小屋」でも、いいじゃないですか。
好きに「思い入れ」を注入したらいい。
そして、そこにいるときは、
嫌なことは一切しません。
そうすると「場所が育つ」んです。
あなたの「安らかな氣が宿っていく」からね。
そう、安全基地は、
自分でこしらえて、自分で育てるものなんです。
一番のオススメとして、まず、
あなたのおうちに、一か所は、あったほうがいい。
だから、今日、決めて下さい。
「ここにしてみよ」つってね。
で、名前をつけて下さい。
好きなところ、どこでもいいんですよ。
ぼくのお客さんは、
自分ちのベランダに大好きなイスを置いて、
そこを「ハワイ」って呼んでる(笑)
他の人が聞いたら
ちょっと「クスッ」としちゃうような感じで、
いいんです。すごくいいセンスです。
旅が楽しいのは、帰るところがあるから。
強く戦えるのは、逆に、安全基地をもっている人だよ。
やってみてね。