楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

誰にでもできる邪気の防ぎ方&浄化法 ~邪気って何? 感情ストレスを門前払いに~

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好きじゃない人と同じ空間にいると、
それだけで疲れちゃうこと、ないですか?

いつもは平気なのに、
「今日はなんとなくあの人に会いたくない」
って思うとき、ありませんか?

実はどちらも、邪気のサイン。
その種類の疲れをためると、内臓に行きます。
ストレスが「しこり」になって、
表情や言動に影が差してしまう……

そんな放っておけない邪気ストレスって、何なのか。
そして未然に防ぐ方法は、どんなものなのか。

すでに「今すぐ知っておいて!」という時代ですが、
これからますます、重要になるでしょう。

 

 

邪気ってそもそも、何? ~「気詰まり」のひどいやつ~


邪気は、簡単にいってしまえば、
「よくない気」のことで、
代表的なのは「負の感情のかたまり」です。

「気詰まり」って言葉、あるでしょう?
「気まずい」も、わかりやすいね。
そんなふうに、本当はみんな、感じてるんです。

この種類のセンサー、特に日本人は強いです。
「気遣い」の文化ですから。文字通りね。
 
で、この「滞った氣」がたまっていくと、

●イライラ(外に向かう)
●クヨクヨ(内に向かう)

という2つの方向に分かれます(主に)

あなたは、どっちのタイプでしょう?

イライラタイプは、他責傾向になります。
「あの人、なんなんだよ!」ってね。
こういう人は、肝臓を傷めやすい。

クヨクヨタイプは、自責傾向。
「私って、なんでいつもこうなんだろう……」って。
こっちの人は、胃腸を傷めやすい。

共通してどっちの人も、
「邪気化した負のエネルギー」を抱えちゃう。
しかもそれが「モレ出る」から、怖いんです。

邪気で性格が変わるってほんとう? ~「腹黒さ」の正体~

邪気が強くなってしまった人は、
本来のその人とは様子が違ったりします。

なぜってね、
「内臓」=「ハラ」に「邪気」がたまるわけでしょう?

……つまり、「ハラ黒く」なるんです。
出せないモヤモヤ(邪気)を抱えてるわけだから。
どうしたって「不機嫌」になる。

それが表情にモレ出たり、
態度にモレ出たり、
言葉にモレ出たりする。

イライラ系の人は、ピリピリするし、
クヨクヨ系の人は、ドヨーンとします。

まぁある意味、
「すでに溜まっている状態」だから、
「あふれやすい」のは当然だもんね。

というわけで、
「ハラ黒い」感じになるわけです。
怖いよね。
それ「イヤな感じ」として、まわりに伝わっていく。
(バリアが弱い人には、特に)

ぼくはその様子の変化で、邪気の度合いを
見つけることがあります。他人だけでなく、自分のも(笑)

そうそう、だから、
「なんかハラ黒い感じの人」がいたとしても、
もともとそういう性格ってわけじゃないこと、
かなり多いんです。

「ためすぎた邪気のせいで性格がおかしくなる」
って、怖いぐらいよくあるからね。
(別の機会にちゃんと書こうかと思いますが、
 邪気を長い期間ためすぎると、邪霊化する)

それだけでも嫌なのに、
ダイレクトに内臓が影響を受けるから、
体がダルかったり重かったりもする。

邪気が人から人にうつるって、ほんとう?


しかもね(まだあるんかい!)、
↑に書いたように、「邪気ってモレる」から、
人にうつることもある。

実際、
イヤーな感じの愚痴を聞かされると、
こっちまで疲れたりすること、あるでしょう?

ぼくらには共感する力が組み込まれているから、
よくもわるくも、シンクロしてしまうんです。

こんな恐ろしいものが、数年前よりもずっと、
増えてるんです。

たぶん、
イライラやクヨクヨの原因が増えている上に、
対処がみんな苦手になってるんです。

バリアや軸、受け流す力があれば大丈夫なので、
その方法で、まとめとしましょう。

誰にでもできる邪気の防ぎ方 & 浄化法


そういうわけで、
「そもそも邪気をためないコツ」です。

負の感情を流せなくて
「詰まり」「たまり」「邪気化」する。
……ということは、
「ためずに」「小まめに流す」ことができればいい。


やったほうがいいこと3つ。

1)手首かへそに手を当てて、静かなゆっくり呼吸3セット
2)バスソルト or 天然系の塩を入れて湯船に入る
3)イライラやクヨクヨを「確認」して口か手で出す

これです。

それぞれ、具体的に説明しますね。

1)手首かへそに手を当てて、静かなゆっくり呼吸3セット


これは、
目の前に「邪気のもと」っぽい人・もの・場所が
あるときに有効です。
手首もへそも「気が集まる場所」なので、
ここに触れて静かにゆっくり呼吸をすると、
浄化になります。しかも、バリアもできます。

あ、もちろん、これは気の訓練などを
していない人でも効果はあるので、ご安心を。
小さい頃、おなかがいたかったら、
みんな手を当てるでしょう?
ある程度の気は、誰でも使えるんです。

※手首はどっちの手でもいいので、逆の手で
 クルっとつかみ持つように当てます。


2)バスソルト or 天然系の塩を入れて湯船に入る


これは、1週間に1回はやるといいかな。

日本ってほんとうに「氣の国」なので、
昔からよくわかってるんですよね。

お相撲でも、お清めの塩をまくでしょう?
海に入ると切り傷の治りがよくなったりね。
(あれ、消毒だけじゃありません)

量はそんなに多くなくても大丈夫です。
だいたいピンポン球ぐらいを目安にすると
充分です。

発汗作用とかもあって、いい効能たくさんです。
あ、ただし、塩が入った状態での
「追い炊き」はあまりオススメされていません。



3)イライラやクヨクヨを「確認」して口か手で出す


これは1日の終わりに、毎日やるといいです。

ニキビって、ファンデーションで隠すと、
膿みたいになって悪化するでしょう?
心もね、同じなんです。

フタしちゃったままだと、膿んで、悪化する。
だから、毎日、フタをあけてやるんです。
窓開けて「換気する」イメージね。

で、必ずしも「解決」しなくていいんです。
量的にも質的にも、
「毎日、全部解決!」なんて無理だしね。

自分の中にいる「潜在意識という子ども」に、
「うんうん、わかっているからね」って
言ってあげるんです。

これ、超大事なんですけど、イメージできますか?

あたなもね、くれぐれも、
「ものわかりの良すぎる大人」になり切っちゃダメだよ。

意識高かったり、やさしかったり、
引き寄せの法則だからと思ったりしてね、
「封じ込める」んです。負の感情を。

待って待って!って感じでね、
「汚れを認めないからキレイなんじゃなくて、
 汚れをむしろ見つけて、ちゃんと出すから
 キレイなんだよ」って話ね。

感情が起こること自体は、自然なんだから。
そもそも「大自然」だって、汚れたりはするんだから。
ただ、雨とかで「流す作用」があるだけでね。

汚れがあるのは、生きてる証拠みたいなもんで、
あったりまえだからね。
どんな偉い人だって、汗もかけばうんちもするわけでね。
負の感情だって、同じです。

そこを「ないもの」として否定したり、
フタをして隠してたら、
おかしいことになるよね。
「感情の便秘」「感情の宿便」。

それこそ、
子どもがどんなに悲しんだり怒ったりしてても、
「いい子だから、我慢しなさい!」
って言って、黙らせるようなものです。

そんなの、健康にいいわけがない。
いい引き寄せが起きるわけがない。

だから、
「今日は、●●課長のあの言い方に、腹が立ったなぁ」
「今日は、あれがうまくいかなくて、悔しかったなぁ」
と、口に出すか、紙にでも書くんです。
そしたら「外に出る」から。
物理的かつ、エネルギー的に。
それが日記の、すごい効能です。
 
別に詳しく書く必要もないし、
キレイじゃなくてもいい。
下手な文章でも全然問題ない。

でも、認めて外に出すことによって、
あなたの中にいる子どもは、安心するんです。

「ああ、ぼくは、ネグレクト(無視)されてないんだ」
「悲しんだりしてもいいんだ」
「お母さんは、ちゃんとわかってくれているんだ」

……ね?
想像したら、わかるでしょう?

↑みたいに「安心」がある子どもと、
我慢しなさい!ってとにかく黙らせられる子どもと、
どっちのほうが、幸せか。
歪まないか。
明日を頑張れるか。
人を信じたり愛したりできるか。


だから、出してあげて下さい。
あなたの中のもっとも純粋なる心に、
ちゃんと息をさせてあげましょう。



……はい。

3だけやけに熱く、長くなりましたが(笑)、
これだけ知っておけば、
普通の邪気への対処としては、まずまずです。

不思議と体調がグンとよくなるのを実感する人も、
けっこういます。

特に、
「何をやってもなかなかよくならない、なぜだ!」
みたいな不調がある人は、
ぜひ試してみて下さいね。


今回はちょっと不思議系のお話でしたが、
「不思議なもの」って強い力をもっています。
ちゃんと理解してうまく付き合えば、
すごく便利な追い風になるもの。

せっかくぼくも整体師=氣の仕事人なので、
ちょっとずつ、こういうお話も、
書いていきたいと思ってます。