楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

自分を殺さない生き方になる魔法の質問

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ついさっき、
新しい魔法の質問ができました。

「MP」(=気力)が、
どんどん湧いてくる「源泉」が強くなるやつです。
「判断を間違えなくなるコツ」
といってもいい。

これも一生ものじゃないかと思うので、
ぜひ1度でも、試してみてたもれ。

※この記事は、前回↓の発展版です。

 



まず結論から……
新しい魔法の質問というのは、

「そっちを選んだあと、自分を嫌いにならないか」

というものです。

この質問は、

「日々の選択」
「仕事の選択」
「人間関係の選択」
「人生の選択」

などで、よりよいほうを間違わず選ぶ助けとして、
非常に力強いものだと思うんです。

なぜって、
ぼくらは究極、何を選んでもOKだからです。
大事なのは「選んだ後」だから。

選んだ後のぼくら次第で、
Aを選ぼうが、Bを選ぼうが、
未来はいくらでも拓いていける。
つくっていける。

むしろ、
「選んだ後にどういう自分の状態になるか」
のほうが、大事といってもいいぐらい。
 
言い換えれば、
「何を選ぶか」は「Do」(行動レベル)でしかない。
「選んだ後に自分がどうあるか」は「Be」(存在レベル)
の問題だということです。

だから、自分にチェックする質問として……

▼「どっちの選択が正しいか」
 といったものよりも、

▼「どっちを選んだほうが、あとでMP(気力)が増えるかな?」
 という質問をオススメしたのが前回の記事だったし、

一歩進んで、
▼「そっちを選んだあと、自分を嫌いにならないか」
 が、さらにパワフルな未来につながると考えたんです。


……どうでしょう?


なぜ、
これをこんなに伝えたかったかというと……

きっと、
ぼくらの「生きる力」をもっとも殺すものってね、
「自尊心の破壊」なんです。
「自己肯定感」なんていうキーワードもあるけれど、
そのさらにもとにある問題です。

「自分はこんな自分でアリなのか」

その答えがYESなら、MP(=気力)は、
いくらでも湧いてくる。

これは今回の隠れた結論なんだけど、
MP(気力)の源泉は多分、自尊心なんです。
「自分をリスペクトできているか」っていうね。

細かな選択はもちろん大事だけれど、
その太い太い根っこに、この、
「自分にOKを出して生きているか」
という「大選択」がある。

これが「OK」だったら、
「生きる力」のベースがかなり強くなるわけです。

実際、
これが「OKじゃない」になった(された)ことで心身を病んで
しまった人もたくさん見てきました。
そして彼らの回復の過程では、
この自尊心が「ひとまずOK」になり、
やがて「ちゃんとOK」に変わっていった変化も、
目の当たりにしてきました。

気力はもちろん健康に大きく関わるから、
回復のきっかけとしても、自尊心は強い力をもつわけです。

ぼくらは面倒なことや苦労も大嫌いだけれど、
「自分を嫌いになること」よりきついことなんて、
なかなかないんだよね、きっと。


だから、一番避けたいのは、
「自分を嫌いになる選択」や
「自分をリスペクトできなくなる選択」を
くりかえしてしまうことこと。

ゲームやってる間は楽しくて快適なんだけど、
やり過ぎると、自己嫌悪が残る。
……としたら、それは(その度合いは)アカン!
ということです。

そういう選択をくりかえすと、
気力の源泉が涸れていく生き方になってしまう。


きびしいことを書いている気もするんだけど、
「自分を嫌いになる選択」をしていく生き方のほうが、
実は、はるかにきびしいからね。
面倒くさいことも努力や勇気が必要なことも、
「自分をリスペクトできない」よりは、
負担としてずっと軽いから。


生きていたら、
「どう選んでもけっこう負担がある」シーンも、
どうしても出て来ますよね。

でもそこで、
「MPも自尊心も人生も痩せ細る苦しみ」より、
「少しきついけどMPも自尊心も人生も豊かになる苦しみ」を
選ぼうと思えたら、すごくいいんじゃないか。

同じ負担だとしても、
「ただ我慢する」のと
「目的や報酬ありきで忍ぶ」のとでは、
全然違うから。

耐えやすさも、ストレスもずっとマシです。
何より……
その後、あなたの自尊心を通して、
実力や魅力に与えられる栄養が、天と地ほども違う。

――あ、とはいえ、
「常に自分を好きになる選択」というほど
高い意識じゃなくてもいいんです。
それはさすがに、きついから。
だから「嫌いにならない選択」と書きました。

たとえば、
「時間を決めて休む(昼寝も含む)」のも、
MPは増えるからね。 
「ちゃんと休むのも仕事のうち」とよくいうけれど、
ちゃんと休む自分も、大事に思っていいものです。


ここ2回の記事で一番、伝えたかったのは、
「ほんとうの意味で、自分にやさしく生きたいね」
ということでした。

それは決して、
「楽な選択」をすることではないみたいだけど、
「一見楽なほうではない」というだけで、
「実はあとで深いところが楽になる選択」というのが本物で、
それを見分ける「魔法のコツ」というのあるよ!

……そういうお話でした。

そう、だから、
「自分を嫌いにならずに済むほう」を、
「30%ふんばる」で、
できるだけ、やっていこう。

休み休みでいいから、
自分という子どもの自尊心を、
まっとうな手間ヒマをかけて、育てていけたらいいなぁ。