楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽にゆるむコツまとめ。辛い症状や病気を自分で治したい人のヒント。

「嘆き」の効用 ~ネガティブ感情をどうにかしたいなら、発酵という方法もあるよ~

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ぼくはあえて「強めに嘆く」ことがある。
痛みを確認してでも、忘れたくないから。
同じミスを、くり返さないためです。

つい先日も、あったんです。悲劇が。

 
サッカーの20歳以下・女子日本代表が世界一になった、
この8月末、あのときです。
あまりに放送時間が遅いから、録画しとったんです。
「明日、仕事の合間の楽しみにしよう!」って、
目、キラキラさせてね。

でも、やっちゃったんですよ。

翌日の朝、さわやかだったはずの朝。
ネットニュースの見出し一覧のところに、
「U-20なでしこ、ワールドカップ、優勝!」の文字が……


Oh......!


スポーツ好きな人には、わかると思うんですけど、
●ナマで見る楽しみを10とすると、
●録画の再生な時点で、6ぐらいになりますし、
●まして結果を知ってたら、2ほどまでに落ちてしまう。

しかも、世界一なんて、
歴史的で一生に何度も見られるようなものじゃない快挙を、
しょーーーーもない不注意で、見逃してしまった……


Oh......!!!


「ああ、ぼくはなんてアホなんだ」
「しかも3-1で勝ったなんて、面白い試合だったに違いない」
「相手がフランスだったことも、すごく興味深かったのに……」
「2011年に優勝したA代表(大人)のチームと比べてみたかったのに」
「これをチャンスに、女子サッカーへの興味を取り戻せたかも
 知れなかったのに……」
「サッカーに死ぬほど詳しい鈴木さん(仮名)とも、
 アレコレつべこべ話したかったのに!!」

……などなど。

めっちゃくちゃ、嘆くわけです。
そりゃあもう、奥さんからしたら、ウザいの一言でしょう(笑)

でも、文字で見ると……
いや、横で声を聞いてても、
「そんなにグチグチ言ったって、しょうがないでしょうに」
って感じるだろうとは、思うんです。
それはね、わかってるんです。

でもぼくは、
「二度と同じミスをしたくない」から、
刻みつけてるんです。
彫刻刀で、「2018年8月、俺、やらかす!」みたいなことを、
自分の胸にね。

で、そういう「再発防止」という目的があって
やっている「嘆き」なので、
本気で悔しいは悔しいですが、嫌な気持ちは残らないんです。
最終的には、
「……というわけで、それほど大切なものを二度と逃したくないから、
 この悔しさを燃料に、予防策を立てよう」
って、前向くんです。
「ここまで悔やんだ後に見るハイライトは、逆に、
 染み入るレベルで面白いはずやで」ってね。
「刑務所の取り調べのカツ丼みたいなもんやで」つってね。

もっといえば、
「強く前を向くために、一回、地団駄を踏む」ってことですね。
強めに。

「え、永井さんって、ちょっとアホなの?」
って言われるかも知れません(笑)

まぁ、そうなんですよね、子どもみたいですよね。
ただ、
ぼくにはそれが向くみたいなので、
それでいいんだと思ってるんです。

そしてね、ぼく以外にも、けっこういるはずなんです。
人類の30~50%ぐらいの人は、
「嘆くこともパワーになる」というタイプなはず。

そういうタイプがいてもいいし、
仮に、そういうタイプが他にいなかろうが、
本人にとってそれがプラスであるなら、よし、と。
他人に迷惑をかけない範囲で、
自分を上手に盛り立てていったらいい、と。

そろそろダメになりそうなキャベツがあったとしてね。
「ササッと炒めて食べちゃおう!」ってカラリとしてもいいし、
「あえて浅漬けにしてみるけ」ってシットリとしたっていい。

ネガティブ感情にだって、
「ドカーンと吹っ飛ばす」とか、
「美しく昇華させる」なんてカッチョいいものの他に、
「あえて発酵させちゃう」という選択肢があっていい。
そう思うんです。

でね、そう思ってたら、
名作「進撃の巨人」の困難なシーンで、
超カッコいい「リヴァイ兵士長」が、言ったわけです。

「不足を確認して現状を嘆くのは大事な儀式だ」

ってね。


ズキューーーーーン! 


ですよね、もう。

ほんとにそう思います。

キレイな言葉も、
ポジティブ思考も、
ダメだとは言いません。

「それが向くに人には、向く」でしょう。

一方で、
キレイじゃない言葉も、
ネガティブ思考も、
ダメだとは言えないはずです。

「それが向く人には、向く」のだから。


「その後の、料理次第」です、そんなのはね。


だから、ぼくは、強めに嘆きます。
今後も、けっこう、ピーピー嘆くでしょう(笑)

でも、嘆いた後で、
嘆きがなかったらつくれなかったものを、つくるでしょう。
そうしてできたものにはきっと、
スパイスがピリッと効いているでしょう。

そんな人がいても、いいでしょう?


神さんはな、
夜空にお星様を浮かべてくれたのと同じ手で、
地中には宝石を埋めといてくれはったんやで。
飛ぶのも自由、
掘るのも自由や。


ではでは、くれぐれも、お大事に。
自力で「心に刻む方法」とも、言えるかな。