楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

「光の差す方へ」いける魔法の言葉

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「永井先生、私、今日、10年以上ぶりに、
 私のカラダにも、治る力があるんだって、思えました……」

施術後、30代の女性話してくれました。
……まだ、30代なのに。
どれだけ辛い中にいたんでしょう。
でも、よかった。
これから、ようやく、大きく回復していくことでしょう。

ぼくは別に「ポジティブになろうよ」とは、思いません。
「ネガティブが基本な人は、それでOKなんだよ」と思う。
ただ、
「ポジティブかネガティブかは関係なく、
 光の差すほうには向かおうよ」と思ってるんです。

そしてそれが、健康になる秘訣でもあります。

 

病名で、検索する。
そんな体験、誰にだって、あるでしょう。

「もしかしたら、この病気なんちゃうか?」ってね。
もちろん、ぼくも「ベースがネガティブ」ですから、
何度もやってきたことです。

でもね、不安が強すぎるときに、
「病名 治らない」なんて検索する人が、いるんです。
これ、わかりますか?

もちろん、胸の「根っこ」で抱いている思いは、
「治りたい」ですよ。
でも「もし治らない病気だったらどうしよう」という
恐れが強すぎて、そっちの方向を「向いて」しまう。

そしたら、「闇に顔を向けてる」わけだから、
出てくるのは、暗い話ですよね。
で、影響を受けて、体調がリアルに悪化してしまう。
これがまーーーーよくある話です。


気持ちは、わかります。
最悪どうなのかを確認したくなるというか。

でも、やめよう。
少なくとも「闇側だけを調べる」のは、やめよう。
「病名 治る」でも、同じだけ、調べようよ。
……って、話なんです。
それをやりもしないで一目散に暗く暗く沈んでいくのは、
何もいいこと、ないもんね。

ネガティブ・ベースなのは、全然悪いことじゃありません。
それは「リスクを先にみるタイプ」なだけだから。
ポジティブ・ベースの人が気づかないことに、
多く目が行きます。
組織にも家族にも、どっちのタイプも必要です。
アクセルとブレーキだからね。
両方ないと、車だって、使いものにならないでしょう?

だから、
ネガティブな人が「先に暗いほうを見ちゃう」のも、
ポジティブな人が「先に明るいほうを見ちゃう」のも、
自然なことなんです。
何も問題はない。
どっちもどっち。

ただ、問題は、その後。
自分の偏りを知っておこうよ、という話でね。

ネガティブな人は、
落ち着くまで暗いほうを見た「後で」いいから、
明るいほうもあえて自分に見せなさい。

ポジティブな人は、
落ち着くまで明るいほうを見た「後で」いいから、
暗いほうもあえて自分に見せなさい。

……なんです。
自分と逆のタイプの人の力を借りてでも、です。

じゃないと、
ブレーキ過剰で動けないまま事故るか、
アクセル過剰で動きすぎて事故るか。
どっちにしても、おかしなことになるからね。


どんな病気だろうが、治る人もいれば、治らない人もいます。
「不治の病」と言われてたって、治る人もいる。
子どもでも大丈夫そうな病気でさえ、治らない人もいる。

つまり病気の重い・軽いは置いといて、
「どっちだってある」んです。
光だって闇だって、同じ量、ある。

すごいお天気の日は、影だって濃いんだから。
でも、
影が濃いと思って見上げたら、太陽がまぶしいんだから。

宇宙人がいる可能性と、
宇宙人がいない可能性なんて、
「似たようなもん」なんです。究極ね。
(ぼく個人は、いないわけないと思ってますが(笑))

あなたの病気や症状がよくなるのかどうかも、同じ。
よくも悪くも「わからんよ」。
無責任の真逆の覚悟で、ぼくは、今、書いています。
よくなるかもしれないし、
ならんかもしれん。
でも「わからん」うちは「選べる」んです。


だったら、
「光の差す方」へ、行こうよ。

「病名 治る」
「病名 回復例」
「病名 奇跡」
「病名 改善法」
とかで(も)、調べようよ。

「ポジティブになんて、考えられない」
という気持ちもわかる。
でも、大丈夫。検索は、できるよ。

「ポジティブな情報を、信じられない」
という状態もわかる。
でも、大丈夫。情報を読むだけで、いいんだよ。
勝手に「入っていく場所」が、脳にはあるから。


そのときに、使って欲しい魔法があります。

それは……

「そういう人もいるんだな」

という言葉です。


「私もそうなれるかも」と思えるなら、
それでいい。
でも、たとえ、そうは思えないとしても、
「そういう人もいるんだな」って頭の中で言ったらいい。
それだけでも、あなたの脳は、深いところで、
励まされているから。


悪い話でも、同じだよ。
聞きたくもないようなネガティブを聞かされたときも、
「そういう人もいるんだな」で、いい。
距離をおける。

どっちにしても、
自分の中に「光の居場所」を一部、つくることになる。


好きなものには、近づける。
嫌いなものから、距離をおける。
そういう魔法です。


闇をのぞいてしまってもいい。
光になんかなれないと思ってもいい。
ただ、光が差す方へ向かうことは、できるはず。
希望も絶望も、等量だよ。
どっちを「先に見るか」はタイプだから、
どっちでもいい。
ただ、「その後どっちに向かうか」は、選べるよ。
だから、光の差す方へ、向かおう。

「そういう人もいるんだな」
ってまず、頭の中で、言ってみてね。


ぼくは「そういう人」でいたい。
ネガティブだけど、光には向かうし、
あなたが光に向かえるパンくずを、残したい。

それ以上に大事な仕事なんて、
整体師には、ないですしね。


ではでは、くれぐれも、お大事に。
月夜に歌う虫けら、羽を開いて、光の差す方へ。