宮古島で、空を飛びました。
初めての、パラセーリング。
風の力であまりに簡単に浮かぶもんだから、
気持ちよすぎて、爆笑してしまった。
ガッハッハッハッハ!
空の中は、涼しくて、静かでした。
船と僕らをつなぐロープは、200メートルもあって、
浮いていた高さは、上空70m!
「たこ上げされとる!」という感じ(笑)
シーンとして、海だけがそこにあって、
目に映るのが青ばかり。
いらないものは、風がぜんぶ吹っ飛ばしてくれるような、爽やかさ。
空の中でくつろいでいると、
胸がスーッと広がる。
自分の呼吸がいつもとぜんぜん違う。
吸いやすい、吐きやすい。
なにか、空気中にある大事なものが、どんどん入ってくる。
その後、スノーケリングへ。
海中でもやっぱり、同じことを感じました。
「宮古ブルー」と呼ばれる青の中。
ボンヤリと浮いているだけ。
体の深くにある疲れが、スルスルと海に溶け出していく。
気がつくと、呼吸が変わっている。
非日常。
ぼくが小学校のころ、
「レクリエーション」という授業がありました。
中身は、野外授業だったり、映画鑑賞会だったり。
もともとは、
「クリエイトしなおす」という意味です。
今回、宮古島で、体で理解しました。
新しい刺激を「五感」に受けると、
体も呼吸も、自然と新しくなる。
中でもきっと、1番強いのは、
「皮膚感覚」への刺激です。
他の……
目、鼻、耳、口のどれよりも、
「心臓に近い」しね。
誰でもわかるのは「温泉」かな。
「う、あああぁぁあ~~~あぁああぁ~~・・・」つって、
ため息とともに、呼吸が深くなるもんね(笑)
「皮膚に新しい」体験。
定期的に確保しておきたい。
若さを生みなおすパワーは、
そういうところから、湧いてくるんじゃないか。
宮古島から帰ってきたら、
「あせも」のかゆさが、完全に消えていました。
面白いね。
ではでは、くれぐれも、お大事に!
「皮膚が飽きる」と「世界に飽きちゃう」んじゃないかなぁ。