楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

いつでも一瞬で「充実感」を得られる方法

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「最近、何か楽しいこと、あった?」
そう聞かれて、答えに詰まったり……
ドキッとしたこと、ないですか?

実は「楽しくないとき」の本当の問題は、
「楽しいことがない」ことじゃなくて、
「何も楽しくない」ってこと。
楽しいはずのことでさえ「楽しむ余裕がない」ということなんです。

そんな心の栄養失調のとき、
ケアにも予防にもなるのが「充実スイッチ」です。
いま、そのスイッチ、知りましょう。
ほいで、オンにしましょう。

 

結論。
「充実感」の正体は「落差」です。

これがわかると、
とても楽に、自然に、充実できるんです。

たとえば・・・

お腹がぺこぺこに減ってからご飯を食べると、
普通以上においしくて幸せでしょう?

スポーツでしっかり汗を流した後の水って、
ただの水のくせに異常においしかったでしょ?

息が白くなるほど寒かった日の夜、
お風呂にはいってじわじわ~っと温まるの、
なんかが溶けるほど気持ちいいでしょう?

海外旅行先の外国でで「すっげー!」と思うのも楽しいけど、
帰ってきてから
「いやー、家ってやっぱり最高だなぁ」っていうのも、
しみじみ嬉しいでしょう?

どの充実感も、
その正体は「落差」です。

「出し切る」 → 「入れる」
「冷える」 → 「温まる」
「行く」 → 「戻る」
「耐える」 → 「ゆるめる」

ね?

だから、
そんなに派手なことじゃなくても、
「落差」を用意すれば、充実するんです。


●お腹を空かせてから食べる
●風呂に入る前に軽くだけ体を動かす
●楽しいことの前に10分ぐらいだけ小仕事をする
 (ちょっとした掃除とかね)
●たまには本気で運動してみる
●品質に超こだわって仕事してみる

なんでもいい。
簡単なことでいい。

すごくわかりやすくするなら、
「自分をちょっと焦らす」
というイメージね。

そしたら、充実感は、増える。
幸福感だってその後、必ずついてくるんです。
(ぼくは幸せの道しるべを充実感に設定したらいいと思ってます)

だから、うまく工夫して、
「焦らし上手」になれるといいよね。
まず、自分に対して。
(他人に対しては、好みの問題があるでしょうけどね(笑))

ストイックで一流な人、いるでしょう?
イチローとか、郷ひろみとか、ガクトとか。

あの人たちも本当は、
「自分焦らしの気持ち良さ」を知ってるんじゃないかな。
そうするとね、
ストイックといったって無欲なんじゃなくて、
「高いレベルで強欲」
なんだと思うんです。
もちろん、それは素晴らしいこと。

そして、
「一流になるには、色々我慢してストイックにならねば!」
って思うより、
「焦らすという別の種類の嬉しさに慣れれば一流に近づくんだ」
って思うほうが、
目指しやすくなりませんか?
無理な我慢をするより、はるかに有効だと思いませんか?
そして何より、そう、健康的なんだよね。


自分を焦らす。
出してから、入れる。
本質的な充実感がえられる。

そのために、
一番カンタンで、いつでもどこでもできること。
実は、呼吸法です。

「苦しくない範囲で、吐けるだけ全部吐く」
→ 「苦しくない範囲で、吸えるだけ全部吸う」です。
(順番、間違えないでね)

それだけで、静かだけどたしかな充実があるよ。
感度が鈍くなってたら、淡いものに感じるかもしれない。
でも、体は確実に喜ぶからね。

何より、毎日、小さくても「充実感」があったら、幸福度は高いよ。
やがて、その充実感も強さを取りもどしていきます。
充実感自体が、体にいいからね。


だから、
何もなかった普通の日こそ、1分でいいから、いい呼吸しようね。

どれやったらいいの?
って思ったら、これを思い出してね。
 


ではでは、くれぐれも、お大事に。
心を飼い慣らす基礎トレーニングでもあるね。