楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

1ℓ ほど「リバース」して痛感したこと

腹痛 吐き気 下痢 内臓


つい先日わたし、胃腸をやられました。

夜中に「オエェ!」って気持ち悪さで目が覚めて、
1ℓぐらいリバース(失礼!)したと思います。
 
それでもう背中がだるくて、重くて……
「ずっとなんか乗ってる」日々を過ごしました(涙)

 
なんでそんなにヒドいことになったか? 
というと、油断です。

どうも睡眠不足で弱ってたところに、
「やばい鍋」を食べちゃったみたいです。

いつもは「食べても大丈夫か」を必ず食前に
チェックするんです。カラダに合うかどうかをパッと
判断する技術があるんですけど、
それをし忘れちゃったんです。

そう、今度くわしく伝えたいと
思っているんですけど、こういうの、あるんです。
「アレルギーでもないし腐ってもないけど、合わない」
という食べものが。
自分が弱っているときは特に、そういうものの
ダメージを深く受けてしまいます。

ぼくにとってはその日の鍋に入っていた、
「強いうまみ調味料」がどうも、そうだったんです。
(あとで調べてわかったことです)


吐くつもりはなかったんですけどね、面白いもんで、
ツボを押したら、押した回数 × 3.5 ぐらいの強さで、
「吐き気がやってくる」んです。
ずんずん、ずんずん、やってくる(笑)
こんなの、ぼくも生まれて初めてでした。

体の判断が「すぐ出したほうがいい」だったんでしょうね。
5種類ぐらいのツボをやったときに、
吐き気が100を突破してトイレに駆け込みました。

で、ほんとうに1ℓぐらい出たので、
「間に合った分」は放出できたんですけど、
「毒気」がスッキリ抜けるまでに2~3日はかかります。


その間、とにかく背中が辛かった……

そう、これが今回のポイントなんですけど、
「内臓から来る辛さ」というのがあります。
多くは、だるい系、重い系です。
表面じゃなくて、ちょっと奥のほうにイヤーな感じで
沈んでいるような辛さ。

わかりやすいのは、
「辛い場所をストレッチしたりマッサージしても効かない」
という特徴です。

たとえば、
消化系の負担は首肩に出てくる。
消化系でも深いやつ(すい臓系)は背中に。
排泄系の負担は腰にきます。
(冷えとかむくみも排泄系を通して腰にいく)

それが、もんでも伸ばしても、減らない。

そして、どの内臓の疲労だろうと、
「全体的に氣力が落ちる」ことになります。
声も小さくなりがちだし、覇気がない。

これがわかっていたら、
「なかなかよくならないときは、お腹を労ろう」
って思えますよね。
「今回のつらさ、内臓からかも?」
っていう発想、すごく大事なんです。

それ知ってたら、5年後、10年後レベルの
「病気が減らせる」からね。
寿命がのびる知恵です。


そして、最後に、肝心なこと。
「内臓がどうも疲れてそう」ってわかったら、
どうしたらいいか?

やっぱり「おなかもみ上げ」、大事です。
本を持ってる人はぜひ地道にやってほしいです。
内臓(≒病気抵抗力)の体質、ほんとうに変わります。

あと、動画でも↓これがなかなか優秀です。
●30秒:おへそもみ上げ

www.youtube.com


そして、今回ぼくも、やったんですけど、
プチ断食も、すごくいい。
回復がグッと早くなります。

ほんとうに「プチ」でいいんです。
週に1回だけ「晩ご飯を食べない日をもつ」というだけ。
それでも、ずいぶん違います。
あ、ただ、水分は充分とってくださいね。

「体に時間と余裕を与えてあげる」というアイディアは
ぜひ持っておいてほしいな。

スキマ。
スペース。
それがないと、ぼくらだって、いい仕事できないもんね。


もう二度とあんな思いはしたくない。
あんな「全力疾走で近づいてくる吐き気」なんて、
感じたくない(笑)

というわけで、改めて痛感しました。
内臓ってほんと、すごい影響力ね……


ではでは、くれぐれも、お大事に!
おなかを空にしたあとのおかゆのおいしさよ。