楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

若さを保つコツ ~老けない人の共通点~

若さを保つ 老けない方法


心の若さを保ちたい。
ぼくにはこの、強い願いがあります。

ぼくの言葉に触れてくれる人に、
心の若さを保てる材料を提供したい、とも願っています。
おこがましいかも知れないけれど。

なぜか?
心の若さって、そもそも、何なのか?

 
「心が若い」って、簡単にいえば、3つ。
「素直」「オープン」「好奇心が強い」です。

心が年老いてるのは、この逆。
「頑固」「閉じてる」「好奇心が弱い」です。

これ、まわりにいる人たちを思い浮かべて、
当てはめてみて欲しいんです。

心が若い人たちは、元気だし、見た目も若い。
心が年老いた人たちは、頑固な強さは感じても、
健全な元気さではないし、見た目も年老いている。

そんな感じ、しませんか?

そうなんです。
だから「心を若く保つ」ことがなぜ大事かという
質問に戻るなら……

そうすることで「体も若く保てる」からなんです。

しかも、
奥歯がガタガタ鳴るほど恐ろしいことに、
実年齢と心の年齢は、関係ないんです。

90代でも心が若い人、たくさんいます。
いっぽうで、まだ20代なのに、心が年老いてる人、
ぞろぞろいるんです……。
しかも、あきらかに、増えてる。

実際、まだ20代・30代なのに、
「頑固」「閉じてる」「好奇心が弱い」
って感じる人、前より多くなってませんか?


ここで一度、しっかり考えたかったんです。
これ、健康面だけに影響することか?って。


心が若く、「素直」「オープン」「好奇心が強い」人。
心が老いて、「頑固」「閉じてる」「好奇心が弱い」人。
人生の楽しさ、ぜんぜん違いますよね。

当たり前だけど、
前者のほうが人に好かれます。
仕事にも、なんなら神様にも。

「つまらない大人」って、いつも、つまらなそうですよね。
本当は「つまらなそうにしてる」から「つまらない日々」を過ごし、
「つまらない人」になるんです。

同じ世界を「楽しそう」に生きている人もいるのに。
たとえ苦労が多くても、生い立ちなどに恵まれていなくても。

つまらなそうな顔して、実は楽しんでる人はいるけどね。
そういう人は、話してみると意外とオープンだったりして。


もうひとつ。
整体師であるぼくが、こんな話を強調したい理由があります。

実は、心が年老いている人は、施術が効きにくいんです。
施術だけじゃないね、自分でやる健康法も効きにくい。
なんならサプリとか薬も、あまり効かない。

「硬い」からです。
疑ってしまうからです。
「ツボまで閉じてる」んです、実際。

「頑固」「閉じてる」「好奇心が弱い」ということは、
他者を受け入れる余地がないということ。
つまり、
「自分を超えたレベルの価値を受け取れない」
ということなんです。
つまり、一人の力で戦うことしかできない。
それで渡り合っていけるほど、病気や人生は軽くないのにね。

逆も、もちろん、同じ。
心が若い人には、施術も健康法も、
おどろくほどよく効きます。


だから、
「素直」「オープン」「好奇心が強い」でありたい。
そう改めて強く、願いたいんです。

もっとも大切なのは、
心がけです。
「すぐそうできる」なんてことを、目指さなくてもいい。
「できるだけ、そうあろう」と思えば、充分違います。

「素直でオープンであろう」とする意志があるだけで、
心はほどける。
心がほどけてくると、ツボが開きます。
呼吸もかわる。
血色がかわる。
表情がやわらかくなる。
目が活きてくる。
そしてすごく大切なことに、
それは「相手に伝わってしまうもの」なんです。
否が応でも。


言葉が下手だろうとマナーが未熟だろうと、
「仲良くなろうとするオーラがある、感じのいい人」って、
いるでしょう?

その力がものすごい代表例が、
みやぞん とか、
ニコル とかだと思います(敬称略)。

彼らはすごく、
「素直」「オープン」「好奇心が強い」し、
人気もすごいです。

なつかしいけれど、ご長寿で有名だった
「きんさん・ぎんさん」たちだって、
「素直」「オープン」「好奇心が強い」でしたよね?


昔より人気が爆発的に上がった、
出川哲朗 や
ヒロミ といったタレントさんも、
「素直」「オープン」「好奇心が強い」
という側に変化しているのが見て取れると思います。

だからね、変われるんです。
意志さえちゃんと持っていれば、
大人になっていても、充分間に合います。


できるだけ、素直でいよう。
できる範囲で、オープンでいよう。

無理はしなくていいです。
「それはちょっと今難しい」というのも
「素直のひとつ」だから。

ただ、
「今回は素直にできなかったな」と
素直に(笑)確認できていたらいいんです。

「素直になんて、無理だよ!」って、
頑固に抵抗するのを「いったん」でいいから、
やめられたらいいんです。
いや、もっというなら「頑固さを保留」できるだけでも、
すごくいい。



最後にコツを、もうひとつだけ。

「面白いところ探し」をしよう。
ぼくはこれが、ほんとうに多くのことを解決すると思うんです。

なにがポイントか、わかりますか?

「面白いもの探し」よりも、
「面白いところ探し」をするほうが、ずっと心にいいんです。

「まるごと面白いもの」なんて、そんなに多くありません。
でも、普通に見えるものにも「面白いところ」は、あります。
必ず、ある。

それは、
小説、テレビ番組、映画、仕事、人、自分、過去、未来……
何が対象でも、同じ。

「まるごと面白い」なんて、無理だよね。
調子の波もあるし。
あっちの調子も、こっちの調子もあるから。
でも「面白いところ」は探せるよ。

面白いところを探そうとしたら、
あなたにもともとある「素直」さが顔を出して、
オープンになって、
好奇心が湧き出します。

誰だって赤ちゃんの頃は、そうだったんだから。
「わしゃあそんなもん、持ち合わせとらん!」
なんて人、勘違いでしかないからね。

好奇心が強いからオープンになれるんじゃなくて、
オープンであろうとするから好奇心が湧いてくる。
若さまで湧いてくる。
たぶんこれ、真実です。


だから、
「面白いところ探し」をしよう。


今日、どんなところは、面白かった?
この文章、どんなところは、面白かった?(笑)

あの人は?
あなた自身は。
あなたのこれまでは。
あなたのこれからは。
日本の……


ってね。


面白いところって、探すと、増えるよ。


ではでは、くれぐれも、お大事に。
あらゆる分野の一流は、「一流の面白がり」だと思うんです。