命のエピソード
「20年、息子にウソをつき通しました……」 ―― そう話してくれた男性は、40代後半。 顔が「ほぼ草刈正雄」な、イケメン経営者です。 息子さんの教育のために、 「お金があんまりないフリ」を、20年、やったそうです。
あの夜、 本屋さんだけがぼくの「逃げ場」だった。 兄とまたケンカをした。 言い争いを始めたのは、どっちが先だったか。 小学校 低学年のおとうとから見て、 3つ上の兄は、ほとんど「巨人」。
砂場が好きだった。 とにかくヒマさえあれば、 小さな保育所のすみっこにある砂場に駆けつける。 いちばん熱中したのは、 4歳ぐらい(菊組)だったかな。 チャイムが鳴っても遊び続けて、 先生が自分だけを探しに来てくれるのも、 ちょっとうれしかった。 …
負けながら「勝ち以外のすべて」を集める。 ……カッコいい風にいうと、 ぼくはずっと、そんなことを目指してきたように思います。
「オラァ、お前、おっせぇんだよ!!」 今井さんは、一秒でキレる。
「一刻も早く手術をして下さい。 他に方法なんて、ないから!」 業界でも名の売れた医師から、宣告されてしまった…… 股関節が「壊死」(えし)している、と。 だから、人工の股関節に入れ替えるしかない。 早くしないと、歩けなくなる。 ただ手術をしても1…
「足のふみ場が、マジで、ない……」ぼくが初めて、ミタニさんの家に行ったのは、ちょうど息が白くなり始めた頃だった。
いくつもの松葉杖が、高く積まれている。 フシギなお寺が、あります。 ――どうして、松葉杖が? それは、 「松葉杖がないと歩けなかった人たちが、 その寺で、脚が治るから」です。 松葉杖が「もう要らなくなる」から、 そのお寺に奉納して、普通に歩いて帰っ…
「このままでは、目が見えなくなるかも知れない」 ――医者から、そう告げられた。 実際、見える範囲が、どんどん狭くなってくる。 ……こんな怖いこと、ないよね。 ぼくが敬愛する、 そのデザイナーさんは、目の難病でした。 奇跡でもない限り、治らない。 どこ…
すごい事実を、知りました。 痛みに悩むすべての人に、ぜひ、シェアしたい。
夏の終わりに思い出す、 「おばあちゃん」がいます。 「ねえ、うちのユウスケ、知らんけ? どこにおるんやろか……」
「何が、自分のベストなんだろう……」そう悩むこと、あるよね。ぼくも、ずっと思ってきた。「腰痛が、何をしても治らなかった」ときは、特にこの思いが、強かった。
いじめられた過去がある。 きっと、ぼくだけじゃなく、 多くの人が、そうでしょう。 少なくとも、いじめの現場を目撃したことがある。 ……これなら、ほとんどの人が、当てはまるでしょう。 いじめに関して、 昔から、ずっと疑問に思ってきたんです。 いじめっ…
「そんなことも知らないの?」 割とよく言われる。そしてぼくは、「はい、知らないです」と、平熱で、答える。 彼にとってぼくはつまらないやつなんだろうな。でも、ぼくにとって彼も、つまらない人かもな。知識の有無が、そんなに大切だと思わないから。
「私の肩や腰は、どうしてこんなに悪いんでしょうか?」 そんなご質問がありました。 ぼくはこの勘違いを、ほどきたい。 あなたの肩も腰も、悪いわけじゃない。 多くの場合、故障はしてない。不良品でもない。 ……ただ、「エラー」を起こしているだけなんです…
「ず~~~っとやりたくてやりたくてしょうがなかったのに、 頭蓋調整ができなかったんです……。先生のおかげで、 今日はじめて、できるようになりました!!」 昨日はそんな瞬間に、立ち会うことができました。 ぼくも、とても嬉しかった。 (ウェイブ・フロ…
今日は、 「64歳になって、はじめて故郷を飛び出したのよ」 という素敵なお話を聞きました。
カエルの鳴き声がやかましい夜。 7才だったぼくは、じいちゃんと、星を見ていました。 近所の高校のグラウンド。デコボコの土の上。 ボーッとしていたら、 1つ、星が、スルーッと落ちていきました。 「じいちゃん、星が落ちたよ!」 というぼくに、じいち…
「うちのワンちゃんが、 腎臓の病気になっちゃってね……」 そういうトメばあちゃん(仮)が、 何年もかかえていた「めまい」は、 看病の日々の中で、完全に消えていました。
殺意を抱くほどのストレスも、 その強さの分、 忘れえないほど強い学びになることがあります。 僕にとっては、 「エーちゃん」に抱いた殺意が、そうでした。 ストレス解消法を超えた、 浄化・昇華の方法のサンプルとして、 今回は14歳の恨みについてのお話で…
ぼくはずっと「二軍」だった。サッカーのスポーツ少年団で。肩身がせまくて、自分の居場所なんてない。そう思い続けた10歳の頃は、苦しかった。 でも……そうじゃなかったら、今の自分にはなれなかったと思うんです。
「あなたはいいわね、私と違って、 可能性に満ちているじゃない」 ぼくは大学生のとき、 あるナースのお姉さんにそう言われたことがあります。 そして、キレました(笑)
「逆に、いつ良くなるか、わからない」 こういう形の希望も、あるんだと知りました。
(ゆるストレッチを体験したNさん 60代 女性) 「無理しないストレッチだからこそ、 危ないケガも、リバウンドもないんだよ」 (整体師)
「ほんと、そのまんま寝てられるぐらい、 痛くないですから!」 (天使の皮を被った小悪魔)
「お前がほんとうにダメなやつかどうかを決めるのは、 お前じゃないんだよ」 (素質マスター)
「わかりました。探してみましょう」 (とある事務のお姉さん) 「セミナーのスタート時間を5分過ぎてるのに、 プロジェクターがまったく写らない……」 地元、富山での出版記念セミナー。待たせている人数、80人ぐらい。どうやら、偉い人も多いらしい。 恐…
「心の問題を、心の方法で何とかしようとするのって、 ジャンケンでグーの相手に、こちもグーを出すような ものかもしれないよ? あいこでぶつかるだけっていうね」 (無名の賢人)
「あんたのおかげで、俺は一人きりじゃなくなったよ」 (とある難病のおじいちゃん)
「アガッ!」「ウオゥ!」 (当時の奥さんの声)