「そりゃあお前さん、開通してないもんは、
細くなりようがないだろうさ」
(とある姐御)
■ なんでおなかって痩せないの?
▼ ゴミが出ていけないから。
▼ 巡りがすごく悪いから。
▼ 座りすぎているから。
……そんなわけで「脂肪が燃やせない上にむくむから」。
これが決定的なポイントです。
ここまで来ちゃうと、恐ろしいことに
「食べものを減らしても痩せない」という
恐怖ゾーンなわけです。
で、それこそ、おなかの――
▼ ゴミ出し
▼ 巡り
▼ 座り過ぎによる硬さ
これらすべてに決定的な役割を果たすのが、
「大腰筋」なんです。
ここんところ一番有名なインナーマッスルですね。
お腹の中を通ってる。
骨盤の中心を支えてる。
内臓の位置にも大きく関係する。
僕が思う、体内で一番大事な筋肉でもあります。
これをケアしたいわけです。
■ どうして腰ってすぐ重くなるの?
これも実は、大腰筋なんです。
大腰筋って、へそのすぐ奥あたりから内ももにかけて
走っています。で、太い縄でひっぱりあげるように、
脚を持ち上げるんですね。
で、その大事な筋肉が、「縮んで固まっている」のが
座っている時間が長すぎる現代人のパターンなんです。
筋肉は「形状記憶」しちゃうから。
そうなると、腰は丸い状態で固定されちゃうから、
とにかく血行が悪くなる。
(ホースが折れてて水が通りにくいよ哲生くん!状態)
それに、骨が柔らかいうちは「バネ」の機能があるから、
疲れや負担を吸収してくれるんだけど、丸くなると
その機能がオフになっちゃうんです。
それで、
「ゴミも疲れもたまりやすく、出にくい」から、
腰はすぐ重くなる。
だから腰の重さに関してもやっぱり、
致命的に重要なのは「大腰筋」なんです。
■ 大腰筋を活性化するには?
ところが、大腰筋って、外からはすっごく触りにくい。
インナーマッスルとか、コア(核)とかいうだけあって、
「奥にある」んです。
だったら、どうしたらいい?
……答えは、「ポンプ」です。
中を動かせばいいんです。
効率よく効くやり方を、動画にしました。
ついでに腹筋群にも効く「ゆさぶレッチ」なので、
中からも外からも「はさみうち」で
ぽっこりお腹をケアします。
もちろん、腰痛への効果も◎です。
腰痛ケアシリーズも残すところ、あと1つ。
といっても、今回を含む1~3をちゃんとやってたら
ほとんどのものは改善していくはずです。
ぜひ今回も、お試し下さい!
▼気持ちいい腰痛ケア(3)「大腰筋+腹筋のゆさぶレッチ」
(腰痛、骨盤、丸腰、内臓全般、おなかの血流)
ではでは、くれぐれも、お大事に!
「足腰」をつなげる筋肉だから、行動力にもプラスです。