楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

【楽.254】何をしてもヤセない理由の第1位は、むくみの放置です(7つの対策付き)

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「ヤセさせては危ないって脳が思ってるとしたら、
  そりゃあ、ヤセにくくて当たり前でしょ?」
           (内臓エステの達人)

 

■ ヤセにくくなるのは、なぜ?



「30過ぎたら痩せにくくなる」
「代謝が落ちて、食べ物減らしてもヤセない」

そんな声をよく聞きます。

 確かに年齢による代謝の低下はあります。

でも、痩せにくくなるのが早い人もいれば、
そうでもないと思います。
それに、痩せやすさが戻ってくる人もいるのです。

そこには何の違いがあるのでしょうか?

うちに通うようになってから1ヶ月で3キロ痩せたという人がいました。
それも、そんなに珍しい話ではありません。

なかには、施術直後にベルトの穴が1個変わった(細くなった)という人も
ちらほらいらっしゃいます。

体重が減りやすい……つまり、
痩せやすさが戻ってきやすい人の特徴は、これです。
むくみの改善がキーなんです。


■ むくむとなぜ代謝が落ちるの?



ヤセやすくなるということはつまり、
代謝(基礎代謝)が復活しているということなのですが、
むくみが改善してこそ基礎代謝はもとに戻るのです。

逆に、むくみがある状態では基礎代謝はなかなか戻りません。

というのも、むくみがあるということはゴミがたまっているということ。
それに、 そ余計な水分が余っているということです。
水分が余っている場所には、自覚のあるなしにかかわらず、必ず冷えがあります。

冷えがある場所は、まず筋力が落ちます。
筋肉のポンプの働きが落ちるため、そこで燃やしてくれる脂肪の量が減ります。

また冷え切っていることを誰よりも強く 警戒するのが他でもない脳です。
冷えは生命の危機になりうるので、何とかしようとします。
実はここで、「温めるために脂肪をつけて保温しよう」という手段が
よくとられるんです。

そうなると、代謝が落ちている上に、そこに脂肪が付きやすくなる。
負のスパイラルが始まります。
そしたら、食べ物を減らしても痩せないという状況になる。
ダイエットに関して「脳を敵に回してしまう」から、勝ち目がなくなるんです。


ヤセやすさを取り戻すためのキーとなるのは、
むくみを減らすこと。

それが理解できた上で、どうしたら良いのでしょうか?


■ むくみはどうやったら減らせるのか?




ここでは、むくみ対策として有効なことを7つお伝えします。

●着圧系の服を減らす(ストッキングなどなど)
● 冷え対策を厳重にする。特に手首・足首・首
●カフェインとアルコールを減らし、そうでない水分を増やす
●できるだけ12時前に寝始める
●電磁波系を減らす(特に寝る前のスマホ)
●適度な運動をする(ただし息が切れない、汗が出ない有酸素系が良い)
●蛇口でも排水溝でもある内臓を元気にする

といったことです。

よくリンパマッサージをしてもむくみが減らないという人がいますが、
内臓が弱ったままの状態では、いくら表面を 流そうとしても、
下水道が壊れているようなものなので、むくみは減りません。
(動かしても動かしても、水が出ていかない)

……あ、そうだ、着圧系については補足が必要ですよね。
あれは「その場ではむくみが減り・細くなります」。だから、
大事な本番で使うぶんには、いいと思います。

ただ、「圧迫して狭くする」ということは、
血流をジャマするということです。着圧されていない場所に
むくみがドッとたまっていることも多いですし(それが主にお腹)、
筋肉がカチンコチンに固まっている人もたくさんいます。
(その後、もちろんむくみは悪化します)

だから、長時間の着用は、オススメできません。

……そんなふうに、
多くのパターンでは、プラスが足りないのではなく、
マイナスが多すぎるため、プラスが負けているのです。

極端な話、むくみにことを10個やっていても、
ワインやコーヒーを毎日大量に飲んでいれば、
むくみが よくなることは望めません。

本当の本当は、プラスを増やす努力よりも、
マイナスを減らすことの方が手軽で、時間もかからず、
その上効果も大きいことが多いものです。

だから、大きな誤解が減らせるだけでも、ずいぶん違います。
↑の7つも、手のつけやすいところから、ぜひお試しください。

決定的な事実として、健康度が高い人はやはり
ヤセやすさを保ちやすいですから。


最後に、今回のむくみ対策として
すぐ使える無料動画を紹介しておきます。

●おへそもみあげ(内臓全般の改善に)



●お腹くびれツイスト(血流UPと腎臓:水分調整力の改善に)



●揺さぶりジャンプ(有効な有酸素運動として)




打てる手がないなんてことはありませんので、ご安心ください。

むくみを減らせば、体重はまだ減っていないのに
見た目がシュッとしてくる、という嬉しいオマケもついてきます。

体質改善といっても、簡単に始めることができますので、
お気に入りの1つだけからでも、始めてみましょう。


ではでは、くれぐれもお大事に!
まず脳を味方につけたらいい、ってことですね。