「目は、脳の窓口。」(脳科学)
■「頭が疲れた……」は、勘違い?(眼精疲労症候群)
▼ 夕方になってくると、ボーッとする。
▼ 集中力が続かなくなる。
▼ 頭の回転が落ちてくる。
そう感じる人が、たくさんいます。
中には、
▼ 目が乾く
▼ 目の周りが痛い
▼ 目の奥が痛い
という人もいます。
実はこれらの症状、全部つながっているんです。
頭より圧倒的に早く疲れてしまうのが、目。
そして目の疲れが一瞬で伝わってしまう先が、脳。
目は露出してるからすぐ疲れる。
そしてその疲れが「すぐ隣にいる上司」である脳に
伝わってしまうことで、「頭が疲れた感じ」になってしまう。
そういうメカニズムになっているんです。
だから逆に言えば、
▼ 目の疲れが減っただけなのに、頭がスッキリした!
▼ 頭の回転が戻ってきた!
▼ 今日まだ、イケるでしかし!
ということにもなってくるわけです。
■ 頭痛のとき、何が起きているか?(頭痛の実態と原因)
現代の頭痛の多くは、眼精疲労から来ています。
特に、目の周りや奥の痛みと、後頭部のあたりの痛み。
(これらが頭痛全体の70%越えるんじゃないかな)
これらは、目が元であるケースがほとんどです。
意外かもしれませんね。
何が起きているかというと……
● 使い過ぎているところに血が集まってしまう
● 目と頭を常に使っているから、ゴミが出る
● 休めたらいいのに、使い(働き)続けるしかない
● 血が集まり続けてるから、巡りが悪い
● 巡りが悪いから、ゴミが出せない
● 巡りが悪いしゴミが多いから、新しい栄養が届きにくい
● めっちゃ疲れてくる
という流れなんです。
この疲労がまず目でたまって、すぐに脳までいっちゃう。
そして、ゴミがどうしても処理できなくなってくると、
「熱で消毒してでもゴミ処理しなきゃ」となる。
それが炎症です。ズキズキして、かなり鋭い痛みです。
(痛いところが熱くなるような頭痛)
また、もっと早めの段階で、
巡りが足りないことで「脳が酸欠になる」ことも多い。
重いような、ふらつくような、頼りない感じの頭痛です。
いずれにしても、
「ゴミ処理できねえ、栄養が足りねえ!、血を下ろしてくれ!」
って、目が、脳が、叫んでるんです。
そこで、どうしたらいいか?
■ 究極のツボ、睛明(セイメイ)のコツ
血を下ろしてあげたいんです。
そのために、まずは目をポンプしてあげましょう。
今回紹介するツボ(睛明)は、
目の疲れ、頭の疲れ、頭痛に強い効果があります。
(実は肩こりにも◎)
場所は、目のナナメ上内側の壁です。
ここを普通に圧しても効きますが、
血流をよくする効果を倍増させるコツがあります。
このポイントは、動画でわかりやすくしていますので、
ぜひ、チェックしてみて下さい。
●目と頭の疲れに、究極のツボ!「セイメイ」【楽ゆる式】
……というわけで、
今回は「脳の疲れって、意外と簡単にケアできるよ」という
テーマでお送りしました。
ではでは、くれぐれもお大事に!
ツボって、かなり浅いところにあります、実は。