楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

【楽.267】この世で1番役に立つ情報と、それが集まるアンテナの立て方

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「自分が見えていないものにとって、
       知識は重荷にしかならない」 
              (素質のプロ)

 

■ 食べられるものと、有害なものの区別が最重要



食べものは、有害にもなる。
それは、体質的に、合う・合わないがあるから。
消化しにくくて胃がもたれるぐらいならまだマシで、
アレルギーや毒物になると、危ないぐらい負担です(そばとかね)

まったく同じことが、情報にも言えます。

情報も、有害にもなる。
合う・合わないが、食べものよりひどい。
消化しにくくて成長が遅くなるぐらいならまだマシで、
本人のもともとの魅力が殺されてしまうリスクさえあります。

よくある悲劇の代表パターンは、「憧れ間違い」です。

それはあたかも、カスミソウが桜の花に憧れるようなもの。
「そうはなれない」のに目指しちゃうと、
うまくいかないことばかり・自分を責めるばかりで、
強烈なストレスにさらされます。

そして、
「決して桜ではないし、普通のカスミソウ以下のもの」
に仕上がってしまう……

そんなの、誰にとってもよくないですよね。

「憧れ間違い」は、それほど恐ろしい。
「あの人が好き」までは安心していていいはず。ただ、
「あの人みたいに私もなりたい」は、少し危なくなってくる。
「なぜ私はあの人みたいにできないんだろう」は、
もうけっこう深みにハマっています。

多くの場合、「別の花だから」ね。

まだ、
自分と似た素質の人(似た花)をマネするのであれば、
成長スピードを上げてくれます。

でも、
自分とは違う素質……特に、
「自分と真逆の性質の花」に憧れて、そうなりたいと願って、
身を滅ぼすなんてケースが、本当に多い。

自分にない魅力だからこそ惹かれる。
それは自然なことです。
でも、「自分もそうなる」必要なんて、ないんです。
なれないしね。

そんな無理難題で自分を封じてしまってはいけない。

たとえば……
我が子に「もっとAさんみたいになりなさい」なんて
残酷なこと、言わないでしょう。
そんな「完全なる人格否定」、なかなかないですからね。

でも人は不思議なことに、
自分自身には、それぐらい残酷なことをやっちゃうんです。
平気で。しかも、繰り返し、繰り返し……。


それは、
「本来食べてはいけないもの」を無理やり食べることです。
体を壊して当たり前。

では、具体的にどうすべきなのか。
それは「料理」というキーワードで説明できます。


■ 消化・吸収して自分のもの(自分用)に料理するということ



たとえば、卵。
たとえば、トマト。

ナマで食べるより、火を通したほうがうまくなる。

生卵は嫌いだけど、卵焼きは好き。
生のトマトは苦手だけど、トマトソースは好き。

そういう人、いっぱいいますよね。
「料理」です。

情報だって同じ。

「あなた用に料理」された情報は、
食べやすいし、吸収(学習)もしやすい。

じゃあ、誰が「料理」なんてしてくれるのか?
一番は、あなた自身なんです。

学習が早い人はこの、「情報の料理が上手」なんです。

「ぼくだったら、どうやってマネしようか」
「私がやるとしたら、どう取り入れようかな」

という考え方です。

「そのままマネする」のがプラスなこともあれば、
そうじゃないこともあります。

それは「素質が違うから」です。
「体質や性格が違うから」です。


いくらガッキーに憧れたとしても、
「そのまんまの髪型」が似合うとは限らない。
顔の形や髪質にそもそもタイプがありますからね。

じゃあ、どうするか?

「ガッキーの魅力」の中で、
自分の素質(=器)に「載せやすい具」だけを
ピックアップするんです。

それはたとえば、
「笑い方」かもしれない。
「目元のメイクのしかた」かもしれない。


大切なのは、この考え方です。
「ガッキーに自分を寄せる」「自分が寄っていく」のではありません。
それでは、自分がなくなってしまう。
少なくとも、薄まってしまう。

「自分という器に、ガッキー要素を載せていく」
という発想です。
載らないものは、不採用。載せません。
料理としておかしくなりますからね。

器は、あくまでも自分自身です。
その器に「似合うもの」だけを採用したらいい。
器を変えようとしてはいけません。


自分の器に好きなものを載せるから、
好きな料理になるんです。
「器(自分)」のことを好きになっていけるんです。


■ そもそも自分に合うものを集める



この話は何も、見た目だけでのことではありません。
それどころか一番大きいのは、メンタルや内面における考え方です。

「どんな人になりたいか?」
ということを考えたときに、
人は「自分にない魅力をもっている人」をモデルにしがちです。

「隣の芝生は青い」し「ないものねだり」を
してしまう心理が、どうしても人間にはあるからです。

でもそれは、「食べてはいけない料理」です。
たまにはいいかもしれないけれど、
少なくとも「主食にしてはいけない」。

あ、とはいっても、
「自分の手近にいるハードルが低い人を目指そう」
という話ではありませんよ?
(安心してくださいね)

芸能人でも偉人でもアイドルでも、目指すモデルの
レベルは高くても全然いいのです。
ただ「自分の延長線上にいる人」を選ぶべし、というだけです。

「似たタイプ」の人であれば、レベルがどんなに高くても、
近づくときのスピードが全く違うんです。
近づくための手段が、スキルの身につきやすさが、
全然違ってくるわけです。

無理がないから。

乗り物のタイプが似てたら、同じような道を走りやすいんです。
当たり前っちゃ、当たり前ですよね。

船を追うなら、車より船がいいし、
飛行機を追うなら、飛行機がいい。
でもいくら早いとはいっても、車を追うのに飛行機では
不都合しかないわけです。

だから、知っておくべきなのは、
「あなた自身がどういうタイプなのか」ということ。
「誰ならマネをしやすいか」ということ。

言い方を替えれば、
「マネしやすい路線にいる最高のモデルは誰か?」
ということです。

この質問。
これが今回の、魔法の質問です。

これが、あなたに1番役に立つ情報を集めてくれる
『アンテナ』になります。


誰か、思い浮かぶ人がいますか?
そして、その人が「マネしやすいタイプ」だと
自信を持って言えますか?


最後に、その最重要な部分をサポートする
強力なツールを、紹介しましょう。


■ すぐに使える一歩目。あなたのカラーは?



ぼくのモデルは、河合隼雄先生です。

「日本の心理学を世界レベルに押し上げた先駆者」と
言われる大先生です。
だけど、タイプがぼくと同じなんです。

だから、
河合先生のたたずまい、スタンス、話し方、学び方というのは
とてもマネがしやすい。
やっていて、学んでいて、心地いいんです。
いちいちしっくりきて、納得ができる。

今近くにいるとはもちろん思えないけれど、
むこうのほうで、ちゃんとつながっている感じがする。
少しずつでも、近づいていける感じがする。

そういうモデルなんです。
「灯台」みたいなものです。
目指す場所、歩むべき方向を迷わずに済む「灯り(あかり)」。
希望と呼んでもいいでしょう。

「あそこに行けばいいんだ」
と思えている人。
「どこに行けばいいのかわからない」
と迷っている人。

生きやすさの違いは、あまりに大きい。


ぼくは、ぼくのカラーを知れてよかったです。
進路が遥かに選びやすくなったから。
(整体師という道も、カラーに合っていなかったら、
 選ばなかったでしょう)

あなたも、あなたのカラーを知るといい。
きっと多くのことに役立ちます。


最後にオススメしたいのは、
うちの嫁さんのサイトにある「カラーチェック」です。
無料でできます。

ここに出てくるアドバイスは、
ごくごく軽いものです。

ただ、使い方にコツがあります。

あなたのカラーを知ることがまず1つ。
もう一つは、「あなたが目指そうと思っている人」の
カラーを知ることです。

そのカラーが、一致するかどうか。
それがポイントです。

カラーは3種類(赤、黄色、緑)ですが、
かなり極端なレベルで、
3タイプの価値観がわかれます。

だから、目指す人とカラーが一致するなら、
すごくマネしやすいはず。
一致しないなら、目指さないほうがいいか、
部分だけを「料理して」取り入れる必要があります。

それがわかると、おそらく、
進路もスピードも、ぜんぜん変わってくるのです。

ぜひ、お試しください。
嫁さんのサイトは↓です。

気持ち悪いほど当たる四柱推命がベースになっていますので、
誕生日を入れるだけで、カラーがわかります。

http://kyosoiku.jp/
(このページの中段下ぐらいに診断パーツがあります)

あ……申し訳ないですが「占いがすごく嫌い」って人には
向きません(笑)<(_ _)>

その場合は、自分なりの方法で、
「自分と似たタイプを見つけるコツ」を探していくと
いいと思います。

そのヒントは、
「今までマネしてうまくいった人たち(相手)の
 共通点はどういうところか」を探すことです。


いずれにしても、
長く「行き先」を照らしてくれる灯台を、
ぜひ手に入れておきましょう。



……というわけで今回は、
「情報力を上げる最重要な一歩目」
というテーマで(実は)お送りしました。

ではでは、くれぐれもお大事に!
「素直でいられる相手から学ぶべし」とも言えるかな。