楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

1分でできる!究極のリラックス法

f:id:cookyourself111:20170223074427j:plain



「すべてのこりは、力みから始まる」
            (生理学の達人)

 

■ なぜ、こるのか?痛むのか?(こりと痛みの原理)



力むから、こる。
こっているところには、力みがある。

意外と知られていない法則です。

そもそも、こっているところがどうなっているかというと、
筋肉がこわばっているんです。
きっと、感覚的にもわかりますよね。

じゃあ、どうしてこわばっているのか?
別の場所は柔らかいのに。

それは、乾いているからなんです。
血流やリンパが足りなくて、潤い不足だから。
乾いたゴムのようになってしまう。
それが、痛みの理由なんです。


割と大事なことなので、3つの痛みを知っておきましょう。

1つ目。
乾いたゴム状態だと酸欠なんです。
酸素を運んでくれるはずの血流・リンパが滞ってるから。
これがだるい痛みの原因。
たくさん走った後にだるいのと、同じこと。
酸欠って、いやーな感じの、だる重い痛さです。

もう一つは、炎症。
血流・リンパが滞ると、ゴミが出せない。
でもゴミがゴミのまま体内にあると、ジャマだし有害。
だから「熱で処理しよう」とするんです。
それが炎症になる。
こっちはジンジンするはっきりした痛みです。
転んで傷作ったときのような。

最後に3つ目。炎症のひどいのが、ケガです。
乾いたゴムって、切れやすいでしょう?
同じことで、乾いた筋肉って、切れやすいし伸びやすいから、
ギックリ腰や寝違いにすごくなりやすい。要は、捻挫や肉離れ。
それはもうハッキリとしたケガだから、強い炎症が起きます。
消毒しないといけないからね。

 
つまり3つとも、
もとは「乾き」から来ている。

そして、順番としては、

1)力むから硬くなり
2)やがてこり(=滞り)となり
3)乾いてしまう

という流れです。


だから、1、つまり始まりである「力み」を減らすことが、
こりにも痛みにも有効なわけです。

ひいては、病気予防にさえ効果的です。


でも、力みなんて、無意識のものですよね?
どうやったら、抜けるんでしょうか?



■ 力みを抜くには、一度力むこと(こりの根本解決方法)




一度しゃがめば、高く飛べる。
「反動」がつくから。

これと同じ原理を利用します。

一度あえて力めば、深く脱力することができます。

たとえば、
「まぁまぁ、肩の力を抜きなよ」
って言われたって、抜き方、よくわからないことありませんか?

そう、普通はそんなこと、
「やり方がわからん」のです。

でも、
「両肩を一度高く上げてから、ストンと下ろしてみて」
って言われたら、誰でもできるんです。
そしてそれは、立派な脱力なんです。

これが「反動を利用する」ということ。

この原理を使ったら、
力みを克服していけるんです。

ひいては、こりも痛みも減っていく。
潤いのあるボディに戻れるわけです。



■ 効率的なリラックス法



全身で力んでから、フッと力を抜く。
要は、そういうことです。

それだけでもやれる人は大勢いるでしょう。
実際、自律神経失調症に有効とされる
「筋弛緩法」というリラックス法は、これを元にしています。

ぼくが用意したのは、アレンジ版。
もっと効果が高く、心地よさも強いものです。

また、どうせだから、背骨や骨盤などの骨格も整う効果を
プラスしてみました。

「生きてるって感じがします……」
という感想が出たこともあるほど、
普段ない気持ち良さなので、ぜひお試し下さい。

「●究極のリラックス法」
 (脱力、緊張、呼吸)


●究極のリラックス法(脱力、緊張、呼吸)【楽ゆる式】



寝る前にやるのが、特に有効ですよー!


ちなみに次の本は、
全身の力みが勝手に消える本、です。

どうしてそんなことができるのか?
それは「脳から力みを消すから」です。

不思議でしょ?(笑)

でもこれ、めちゃくちゃカラダにいいんです。
もうすぐ正式な発売日も決まりそうなので、
ぜひぜひ、お楽しみに。

めちゃくちゃ費用対効果が高い一冊になると思います。



……というわけで今回は、
「こりと痛みの根っこを溶かす方法」
というテーマで、お送りしました。

ではでは、くれぐれもお大事に!
要はメリハリを自分から味わっていく、ということです。