「開脚はむしろ、ふわぁ~ってやって下さい。」
(とある整体師)
開脚ができるようになりたいなら。
まず今回の動画、試してみて下さい。
痛いやつより、がんばるやつより、きっと効くはず。
やわらかくなるはず。
ポイントは、
●くれぐれも「頑張らない」で、8割だけ伸ばす。
もう「かなり手加減する」「まだまだ行けるのに」
ぐらいでちょうどいい
●急がず「ホ・ホ・ホー」とゆるゆる息を吐ききる。
ただ、音は小さくていい。「たくさん吐く」必要は
ぜんぜんない。ゆっくり、ゆったり。
●急がず、淡々とやる。
「脳が筋肉を修理する時間をちゃんと与える」。
その場での変化と「寝ている間の変化」があるから。
ぼくも今回、
「やわらくなる」という目的でストレッチをしたの、
実ははじめてだったんです。
面白いものだなぁ、と感じると同時に、
「これは急ぎたくなるけど、それがけっこうジャマだな」
って強く思いました。
急ぐと、力むからね。どうしても。
急がないほうが、やわらかくなるのは早いです。
あれと似てるね、マトリックスの、
「速く動こうとするな、早いと知れ」
っていう名言(by モーフィアス)
どう思っておくか、ですね。
「今出る結果がすべて」とは思わないほうがいい。
「今与えた刺激を、脳や体が消化してくれるから、
楽しみに待っていよう」と思ったらいい。
ゆるストレッチは、
その場でもすぐ変わる力はかなり強いほうだけど、
「その後じわじわ効いてくる力」こそ、
他のストレッチよりダントツに強いです。
なぜなら、筋肉が若返るから。
健康にもめちゃくちゃいいものだし、
無理なく氣持ちいいんだから、焦らずにいきましょうね。
体を信頼しよう。
信頼、しなおそう。
それがきっと、一番大切なことです。
それがきっと、やわらかい、ということです。
書いてみて気づきました。
相手を信頼できたときに、たぶん、
ふっとやわらかくなるんです。
身も、心も。
まずは「信じてみよう」でもいいから。
「待ってみよう」でもいいかな。
「とりあえず見守ってみよう」でも悪くない。
モーフィアスの言葉に戻るなら、
「速く動こう」としているうちは、
まだ信頼が足りないんだね。
「こっちが動かしてやらないと、速くならない」
と決めつけちゃってるわけだから。
体のポテンシャルを尊重してないもんね。
そういうことって、よくあります。
よくある、可能性の封印です。
無意識だけどね。
「やわらかさを元々もっているんだろう」
(赤ちゃんのころは、みんなやわらかいからね)
「やわらかさを取りもどすのを、待ってあげよう」
って、のんびり・伸んびり思ってたら、
自然にのびるよ。のびのびと。
色んな声をアンケートなどでもらっているので、
これに続いて、「もっと力が抜けるコツ」=「やわらかくなるコツ」を
ちょくちょく出していこうと思っています。
……というわけで、ゆるゆるやってみましょう!
●10秒で開脚が楽にやわらかくなる魔法の「ゆるストレッチ」
というわけで今回は、
「焦らないほうが、早いよ」
というテーマでお送りしました。
ではでは、くれぐれも、お大事に!
「マイペース」を見つけることって、自分探しのメインかもね。