楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

あなたが「信じ直してくれる」のを、カラダは待ってるよ

 

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「上司がプロセスまでちゃんと評価してくれてる……なんて思ったら、
  逆に、結果出してお返しするしか、ないじゃないっすか!」
              (30代 伸び盛りの営業マン)
         

 

■ あなたは驚くほどすごい力を持っている


骨でさえ3年で生まれ変わる。

――この事実、知ってましたか?

あんなに硬くて、重たいものでさえ、
3年ですべて「新装開店リニューアル」です。
生まれ変わることができる。

皮膚も、筋肉も、内臓も、髪も、血液も、細胞も……
すべてがすごいスピードで、
新しく「作り直され続けている」。
3ヶ月あれば、ほとんどのものが新しくなっています。

ものすごい能力です。

その証拠として、
今までふさがらなかった傷口なんて、なかったはず。

くっつかなかった骨も、ほとんどないはず。

下がらなかった熱も。

それって、本当は
肩こりや腰痛を治すよりも、ずっと精密で高度な治療です。

しかも、傷口も骨も熱も、
「治せ」なんて指示はしていないはずだし、
それを助けるために筋トレやジョギングをしてもいないはず。

必要ないからです。

つまり、体は本来、
めちゃくちゃに高性能。
そして「自発的」なやつなんです。


■ 信じて見守ってくれる上司っていいでしょう?


話がやたら長い上司って、イヤじゃないですか?

「そんなことまで説明いらないよ」
ってところまで、クドクドと先周りして
クギを刺してくる。

途中から、ほとんど聞いてないですよね(笑)

脳の集中力って、そんなにもちません。
つまらなかったら、なおさらです。
イヤなものだったら、もってのほか。

急かされるとか、要求が大きすぎるとか、
他と比較されたりすると、ますます聞きたくないでしょう?

「どうしてそんなに遅いんだ」とか、
「そんなこともできないのか」とか、
「あいつを見習え」とか言われると……

お前なんかのために、やれるもんかYO!
って腹が立ちますよね。
やる気が死んじゃう。

……これ、体も同じなんです。


長すぎる説教は、体にとっていえば、
「長すぎるマッサージ」とか、
「多すぎる薬」といったこと。
「食べ過ぎな栄養」もわかりやすいかな。

「そんなにいらないよ!」という話ですね。

だって、↑で書いた通り、
体は本来、めちゃくちゃに高性能(優秀)で、
そして「自発的」なやつなんですから。


そんなにあーだこーだ、つべこべ言われたら、
イヤにもなりますよね。

「なんなんすか、そんなに自分、信頼されてないんすか!?」

って、ヘソ曲げちゃいます。
やらされてイヤイヤ働くようになる。
実力がちゃんと出なくなる。

手をかけすぎると、いいことない。
↑みたいに「不信」を伝えて、やる気を殺ぐこともあるし、
本人(体)の成長をジャマすることも多い。


もともと優秀で自発的なド天才なんだから、
求めているのは、
「必要最小限のサポート」と「信じて」「待ってもらう」こと。

それだけなんです。

だって、あとは「自分でやりたい」やつなんだから。
そして、くり返しますけど、
ド天才ですからね。

ある意味上司であるぼくたちよりも、
体って、ずっとずっと優秀ですからね。
(何十種類の仕事を猛スピードで並行してミスなく24時間やってる)


本来、長い説明どころか、
指示さえいらないぐらいなんです。


■ 自力で治る体に戻ろう


じゃあ、なぜ、
肩こりや腰痛「ごとき」が治っていかないか。

理由は2つ。
「エラー」か「材料不足」です。

エラーはいわば「指示系統」、つまり神経の不調。
材料不足はそのまま「栄養不足」、つまり血流の不調。

ほとんどがこの2つなんです。

だから、脳(神経の親玉)を元氣にすることと、
血流をよくすることは、どうしても必要。

でも、それだけちゃんとできたら、
「エラー」と「材料不足」は解消する。
天才が、天才ぶりを発揮できるんです。いかんなく。

そしたら、ほとんどの問題は
「あとは勝手に解決」してくれる。


そこから先は、下手に助けようとしないほうがいい。


だって、自分のカラダには
「自分で宿題をやれる子」になって欲しいでしょう?(笑)

親や上司が出しゃばって、
代わりに宿題をやっちゃったら、
子どもは「宿題をやらない子」になりますよね。

それが「体質が悪い」ということ。

長いマッサージや強い薬、強い刺激に慣れれば慣れるほど、
天才児は「宿題をやることを忘れ」、
能力とやる気を失っていくんです。


「うちの部下は、俺に頼ってばかりで、全然伸びない!」
「こんなに色々やってるのに、私の体質、全然良くならない!」

この2つの問題は、根が一緒。

「構い過ぎが原因ですよ」ってことです。


■ ぼくが「楽ゆる」に行き着いた理由


「先生のやつって、短時間でソフトなのに、
  なんであんなに効くんですか?」

施術についても、セルフケアについても、
お客さんに聞かれることがあります。

答えは、
「短時間でソフトだから、あんなに効くんです」

……トンチみたいですね(笑)
でも、ほんとうです。


ぼくは、あなたの体を信頼しているんです。

ちゃんと信じて、
本人ができないことは助けるけど、あとは任せる。
全力でサポートする環境だけは用意して、見守る。

それだけで「ちゃんとやれる子」だって、
信じているんです。

だから「楽ゆる」でいい。
それが一番効くから。


やり過ぎる人は、無意識のうちに、
自分の体に「不信」をぶつけてしまっています。
「できない子」扱いをしてしまっている。
なのに強い期待をかけて、急かしてしまっているんです。

体は天才とはいえ天才「児」だから、
親御さんや上司から「不信」をぶつけられてしまうと、弱い。
期待され過ぎることも、急かされることも、苦手です。
下手をすると、ゆがんじゃうよね。

場合によっては「比較」までされちゃう。
「肩こりがない人だって、同年代にいくらでもいるのに……」
つってね。

「エラー」や「材料不足」のこともあるし、
下手をすると「構われすぎて」実力が出なかっただけ、
ってケースが多いのに。

すごく責められちゃった、天才児。

よく考えてみたら、切ないよね。
「これ以上ないぐらい全力でやってきてる」のに。


……そういうことなんです。

そんな「上司」になりたくないはずなんです、誰だって。
ただ無自覚なだけで。

 

だから、考えてみて欲しいんです。

体を、信じ直しませんか?


だって、ほんとは実力、知ってるはずなんだから。

前半で書きましたけど、
傷口だって骨だって熱だって、ずっと治してきてる。

それどころか、
毎日3000~5000もの「ガンのもと」に
圧勝してきてるんですよ。

今までずっと。何十年も。

「いや、私、実はガンなんです」
という方もいるかも知れません。

でも、すみません、気分を害する意図は決してないのですが、
ガンに負けてしまったのは「特定の場所」だけなはずなんです。

胃がんなら、胃。
大腸がんなら、大腸。

「他の場所では今でも勝っている」ことがほとんどなはず。
(強すぎる医療で免疫が落ちてたら別ですが)

負けてしまった「特定の場所」は、
「エラー」や「材料不足」がひどかった場所なはず。

決して、あなたや、
あなたの体の実力不足ではないのです。
(少なくとも、ぼくはそう思います)


信じ直すことができたら、
任せ直すことができたら、
見守り直すことができたら……

体は大きく変わります。

ぼくはそういう奇跡を、いくつも見てきました。


だから、楽ゆるから、始めてみてほしい。

「少し物足りない」ぐらいかもしれない。
でもそれ、本当においしい「和食」みたいなものだから。
そのうち「それが一番おいしい」ってなるから。

その「小さな助け」だけで「結果」を出す
体を再発見したら、
自然に信じ直すことができるから。

ぼくはそういう祈りを込めて、
セルフケアをつくっています。

……ってまで言うと、重いか(笑)


ちゃんとポップに言いましょう。

「自分の体が本当はすごいってことに気づいてよ!」
ってことを、ずっと言ってるだけなんです。

まして、
弱くていい、短い時間でいい、楽ゆるでいいなんて、
都合もいいじゃないですか。

ぜひ、あなたの中にいる天才児に
「不信」でなく「信頼」の目を向けてあげてください。

それでこそ、その子、実力出しますから。
ものすごい力、持ってますから。


ためしに面白いのは、たとえば↓の3つですけえの。

●1分で全身の血流がよくなる!「ウェイブポンピング」
 (背骨、腰痛、背中のハリ、肩こり)


 

●たった1回で前屈が+8.3cm! 魔法の「ゆるストレッチ」




●一瞬で全身が強くなる!「浮き耳」~ スーパーサイ○人になれる姿勢術 ~


 

 

というわけで今回は、
「体にとっての、いい上司になろう」
というテーマでお送りしました。

ではでは、くれぐれも、お大事に!
実際、ぼくを大きく変えてくれたのは「ヤバいほど部下を信じる上司」でした。