楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

宮古島の海は「浮いてるだけで幸せ」でした → そこで見つけたおみやげ。

f:id:cookyourself111:20171013083000j:plain



宮古島でぼくが見つけた「強い安心」のお話。
(再現できそうなヒントあり)

 


宮古島の「青の洞窟」に行ってきました。 
空より明るいぐらいの青。「ミヤコブルー」と呼ぶそうです。
30過ぎて、海がますます好きになっていく不思議。
皮がむけるほど真っ赤に日焼けしたのは、ほぼ20年ぶりでした。

海中の音。

ぼくには「コロコロ」と「ンゴォー」が
まざった音。
あれが心地よくてしょうがない。

シュノーケリングをしていたから、
忍者がもぐるときに使う竹筒的なイメージ(←これ好き)。
ずっと息できるわけです。浮いてるだけで。

ちょっと他に例えようもない、安心。

おそらく、心理学でよく言われる
「母親のおなかの中でパーフェクトに安心していた頃」に
あった音に、似てるんでしょう。

ぼくら人間も、海中に生きた時期があるんですね。

サンゴ、オレンジの魚、黄色い魚、
うみへび、青い魚。
美しいものばかりだったけど、
「ただ浮いているだけ」で満足だった。

あれ、シュノーケリングとは呼ばないでしょうね(笑)
フローティング?


最近、よく考えるんです。


感覚の世界には、悩みがない。「今ここ」だけがある。
思考の世界は、悩みと迷いだらけ。
今ではなく、過去と未来(への妄念)ばかりになる。
「ここじゃないどこか」

だから、カラダやココロにいいのは、感覚の世界。
でも、日常は思考の世界です。

そこで、1日1分でもいいから、
セルフケアをして感覚の世界に戻るといい、となる。

ただ、あまりに疲れがひどいと、
普通のセルフケアだけでは
感覚の世界への「呼び水」として足りないときがある。
体操してるけどどうしても力が抜けない、とかね。

そういうときに、
「有無を言わさないほどのやさしさ」がほしい。
表現的には矛盾しちゃうけど。

イメージ的には……

反抗して暴れる子どもがいて、ギャーギャーわめいている。
「イヤだ、イヤだ!」つってね。
それを怒鳴ったり叩いたりするのかと思いきや、
ただガシッと抱きしめる父。

最初は叫ぶように文句を言いながらジタバタ抵抗する子ども。
ただ強く抱きしめる父。無言。
「お父さんなんか嫌いだ!」とかいいつつ、少しずつ勢いが落ちる子ども。
やはり、ただ強く抱きしめる父。無言。
やがて叫ぶのをやめ、しくしく泣き出す息子。

……的なやつです。


あ、あれかな、今、もしかして、
「何言ってるんだろう、この人」ってなってます?(笑)


そうそう、
セルフケアの次のレベルを、探してるんです。

その候補として、
「やさしいやさしさ」という母性的なものに加えて、
「きびしさのあるやさしさ」という父性的なものを
考えてみていたようです。

で、海中の音。

ぼくはこの音に、すごい魅力を感じます。
可能性を感じます。

「感覚の世界」に戻してくれる「呼び水」として、
この音は、すごく強い。

宮古島から帰ってきて以来、
ずっと流しています。
特にパソコン仕事のときと、寝る前のセルフケアのとき。

聴いてみて下さい。
好きな人、かなり多いんじゃないかな?

「星砂の浜 海中映像 vol.108」(お借りした映像です)


 


宮古島に行って得たもの……
というよりは「取りもどした」ものは、
すごく大きい感じがしています。

自分が思っていたよりずっと、海が好きだったみたいです。