楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

きれいな骨盤、ゆがんだ骨盤。

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「冷えがひどい」
「腰痛がぜんぜんよくならない」
「全体的に、体調が悪い……」

それを「骨盤のゆがみのせい」だと言われたこと、ありませんか?
これ、半分だけ本当で、半分はウソなんです。
 

  
10人いたら、9人の骨盤は、ゆがんでいます。
でもその骨盤のゆがんだ9人のうち、
「別に、痛いところも体調の悩みもない」
なんて人が、3人ぐらいいたりする。

そんなもんです。

つまり、
「骨盤のゆがみ」は、大した問題じゃない。
骨盤が「きれい」である必要って、ないんです。

……じゃあ、何が大事なのか?

「骨盤の血流」です。

骨盤の血流が悪い人は、
ほぼ例外なく、冷え、むくみ、腰痛、便秘などに
悩んでいる。しかも、根が深い。
 
骨盤は子宮や卵巣をささえる「巣」でもある。
生理痛、生理不順、不妊症(男女どちらも)など、
ホルモン系にも影響してしまいます。


だったら、「骨盤の血流」がいいか悪いかは、
何でチェックしたらいいのか?

動きの軽さです。

●立った状態で前屈をしてスイーッと床に手がつくか。
 そのとき腰やもも裏、ふくらはぎなどに痛みやきつさがないか。

●逆に、腰に手を当てて、上体を反らしたときに、
 スイーッと胸が天井を向けるかどうか。
 そのとき腰やももなどに痛みやきつさがないか。

●もう一つ、かなり決定的なのは、
 手でおなかを触れたときに、冷たくないか。

この3つのチェックで、だいたいわかります。

あなたの骨盤は、どうでしょうか?


大切なので、もう一度だけ。

健康を左右するのは「形のきれいさ」ではありません。
「血が巡っているかどうか」、つまり、
「機能」のほうです。

動きがよければ、当然、機能は高い。

外だけきれいなのか、
中がきれいなのかの違い、
と言ってもいいですね。

ぼくが「骨盤矯正」という呼び方が嫌いで、
「骨盤調整」と呼ぶのも、このポイントがあるからです。

「形式を矯正」しても、いいことはほとんどありません。
「環境ごと調整」してこそ、体質がよくなる。

だから、ぼくがお伝えするセルフ整体は、
血流を上げるものばかりです。
ポンピング、とかね。

今回、骨盤に不調が見つかった人にまずオススメなのは、
こちら↓の動画です。

●気持ちいい腰痛ケア(1)「膝下ぶらんこ」
 (腰痛、骨盤、生理痛、インナーマッスル、背骨、体幹に◎)
 


 
よほど重い症状でなければ、
先ほどの「腰の前屈・後屈」のチェックが
少しずつ楽になるはず。

ぜひ、続けてあげて下さい。


また、
「血流ごと骨盤をよくするセラピー」を
2月25日(日)にお伝えします。

スキルとして興味がある人は、
ぜひチェックしてみて下さい。
最近、一般の人の参加も増えて来ました(3割ぐらいかな)
http://www.ht-b.jp/erm/class/kotsuban.html

うちのクラスの中でも人気が強くて、もう残席が「2」ですが、
整体院を検索されるときの
No.1 検索ワードも「骨盤矯正」です。


ぜひ、覚えておいて下さいね。

「きれいな骨盤」の本当の意味は、
「中を流れる血液がきれい」ということです。


だから、マッサージでも整体でも
「骨盤がゆがんでますね」なんてよく言われるけど、
あんまり氣にしないで大丈夫。
  
 
大事なことだけ、ちゃんと大事にしよう。