一番すくすく伸びるのは、楽しそうな人。
マジメより、アツい人より。
「ドラゴンボール」の孫悟空みたいなもんかな。
「楽しむ」
本当は、やり方を思い出せば、
誰でもできることなんです。
最近ぼくは、水墨画が、たのしい。
ポテトチップスは、今でも、おいしい。
好きな相手との仕事は、おもしろい。
骨盤が治った!って皆が喜ぶと、うれしい。
たのしい、おいしい、おもしろい、うれしい。
子どものころと、変わらない。
ひょっとしたら、
「大人になったから、楽しめなくなるもの」
って、ほとんど、ないんじゃないかな?
楽しくなくなる理由って、
大人になったからじゃなくて、
「大人らしいやり方をしちゃってるから」かもね。
自分が開いてないだけ、だったかも。
芸人の千原ジュニアさんが、
今でも後輩のみなさんとトランプで徹夜するってね。
そうだよなぁ……と思うんです。
少し背のびをした挑戦とか、
ちょっとイケない食べものとか、
好きな人との遊びにマジになってみるとか。
「踏み込んでしまう」
ということなのかな。
そりゃあ、遊びだって何だって、
「腰かけ」の「逃げ腰」だったら、
楽しむ余裕なんて、ないもんね。
ぼくらは所詮、大きな子ども。
ただ、色々知っちゃった子ども。
「知ってる」というだけで、
一番楽しいところを過ぎた、って、
勘違いしている、子ども。
「トランプ? ぼく知ってるもん」つってね。
そうじゃないよね。
大人が一緒になって、
マジでやってると、子どもは楽しくなるよね。
トランプだって、相撲だって、
きっと、薪割りだって。
これ、ぼくらの中にいる子どもも、同じなんですよ。
自分という子どもと、
マジで一緒になって遊んでますか?
マジで相手してますか?
カッコいい大人って実は、
大人ぶってクールな人じゃないよね。
よく考えたら、それ、「大人げない」もんね(笑)
知恵も経験もあるのに、相手が子どもだろうと素人だろうと、
一緒に本気になってくれる人が、かっこいい。
それがまた、本気で楽しそうだったりしてね。
「楽しいこと」じゃなくて、
「楽しみ」を、探そう。
いらないものはササッと脱いで、
踏み込んでいく大人でありたいなぁ。