「私、こんなに昔はイライラしなかったのにって、
ずっと思ってたんです。……肝臓だったんですね」
(肝臓疲労からの回復で人生が変わった女性)
■ あなたは大丈夫? 肝臓系の症状・お悩みリスト
↓に何個、当てはまりますか?
1)症状系:
□体が重たい、だるい
□筋肉がすぐこる、かたい、よくつる
(→感覚が鈍って「強もみ」が好きになります)
□肩(特に右)、背中、腰にハレや硬さ、痛みが出る
□疲れが抜けにくい、風邪の治りが昔より遅い
□目の疲れがひどく、涙が出やすい
□めまい
□血圧が上がりやすい
□熱っぽさや頭痛がちょくちょくある
□寝付きがわるい
□食欲にむらがある
□便秘と下痢を繰り返す
□えらく痩せにくい(代謝の低下による)
□痔の悩みがある
2)メンタル・脳系:
※すぐイライラする、
※感情がたかぶりやすい
※物忘れしやすい
3)ビジュアル系:
※白目が黄色い。または赤い
※目の周りにしみ
※顔がむくむ
※顔が青黒い、青筋が出ている
……というのが、
肝臓が疲れて弱っている人のパターンです。
何個、当てはまりますか?
目安として、3つまでなら軽め。
ただ、もし1ヶ月以上続いてたら、要注意。
5つ以上だったら、要ケアです。
真剣にこの記事を読んで、やれることをやってほしい。
※このチェックが多い = 病気というわけではありません。
ただ、疲労がたまっている可能性が高いと思われます。
(整体的に見ると)
なぜ、こんなに重大な症状に、
肝臓はかかわっているのでしょうか。
そこで次は、簡単なメカニズムから、知っておきましょう。
■ どんなメカニズム? 心臓のはたらき(役割 & ケアのメリット)
▼血液をきれいにする「解毒屋さん」
▼アルコールだけでなく、疲労やストレスも分解する
▼栄養分を調整して、体内で使いやすくしてくれる
▼血液についても、内容や質を調整してくれる
▼血液と栄養を通して、筋肉、内臓、細胞などにも強い影響力を持つ
▼油を溶かす消火液である胆汁をつくる
▼基礎代謝の中心になる
▼……という↑2つの理由から、「痩せやすさ」に大きく影響
▼切られても自然に再生するぐらい強い
▼「寝ているとき」に一番活躍してくれる
※ 大きさ:最大の臓器で、1~1.5kgもある。
※ 位置:おなかの右上。右肋骨の下あたり。
といった感じです。
この役割や位置をなんとなくでも知っておくと、
体に不調が出たときに、原因を探すヒントになるときがあります。
※西洋医学、東洋医学をまとめた内容になっていますが、
どちらの内容もつながっていて、矛盾はほぼありません。
肝臓がどれだけ大切なものか、
ここまででしっかりご理解頂けたかと思います。
では次に、こんな大事なものが、
なぜ弱ってしまうのかを、おさえておきましょう。
(そのまま予防に使えます)
■ 肝臓はなぜ疲れちゃう? → 守る方法(原因と予防的ケア)
□食べ過ぎ
□アルコール多すぎ
□働き過ぎ、疲れ過ぎ
□睡眠不足 または、睡眠の質がよくない
□ストレス多すぎ、怒りすぎ
□興奮や緊張が多い
(急ぎ仕事、緊迫感、パソコンやスマホ、ゲームなど)
□コンビニ食・外食が多すぎ
□ サプリや薬の飲み過ぎ
□電磁波多すぎ(パソコン、スマホ、電車など)
こんなことで、疲れてきます。
「私、そんなにお酒、飲まないんですけどね」
という人は多いですが、実は、お酒以外にも
肝臓を疲れさせるものであふれているんです、今って。
予防のほうが3倍も効率がよいので、
↑原因リストの中で無理なく減らせるものは、減らしたらいいです。
ただ、それでも限界はあると思います。
食事やケアも取り入れていきましょう。
■ 手軽:心臓が元氣になる食べもの
※共通点:
緑黄色野菜など
にんじん、ほうれん草、パセリ、
小松菜、ひじき、ブロッコリー
レバー、はまぐり、あさり、しじみ
酢の物、レモン、梅干し、柑橘類(酸味)もよい。
■ 自分で肝臓を整えるセルフケア方法とは?
好みのものを選べるように、多めにお伝えします。
●究極ツボ:へそから上に指5本分、横に1本分
一般ツボ:足の太衝(足の親指と人差し指の又部分)
●6時間以上寝る
●腹8分以下で食べる
●外食減らす
●お酒対策:クロレラ、キャベツ枝豆、白湯で終わる
●おなか(右肋骨の際)のマッサージ
……と、有効策はたくさんあります。
わかりやすく動画でまとましたので、
チェックしてみて下さい。
●肝臓が元気になる方法。
肩や背中の辛さ、だるさ、イライラ、飲み過ぎ、
筋肉の硬さに。 ~病気を自分で治したい人へシリーズ~
●肝臓が元気になる方法。肩や背中の辛さ、だるさ、イライラ、飲み過ぎ、筋肉の硬さに。 ~病気を自分で治したい人へシリーズ~【楽ゆる式】
こういったことを、少しずつでもやれたら、
肝臓が元気になっていきます。
肝臓は、
東洋医学の「五行(木化土金水)」でいう「木」で、
こういったケアは、病気の予防に役立ちます。
これさえやれば病気が治るとは言い切れませんが、
肝臓自体のパワーが上がったり、
回復を助ける効果は期待できます。
今後、他の要素も、紹介していこうと思います。
古くなるような内容ではないので、
ぜひお気に入りにでも保管しておいて下さい。
今すぐ当てはまる症状もあるかと思いますが、
年齢を重ねたときに、真価を発揮する内容かな、と。
長く長く、お役に立ちますように!
……というわけで今回は、
「肝臓って実は、ほぼ全員疲れてるし、ケア必須よ」
というテーマでお送りしました。
ではでは、くれぐれもお大事に!
「今は肝臓の時代だ」と達人整体師も言ってたなぁ。