「メンタル疲れこそ、その人用のケアが必要だよ」
(カウンセラー)
- ■ 「メンタル疲れ」チェックリスト。3つで要注意!
- ■ なぜ「メンタル疲れ」を放置するとやばいのか?
- ■ 疲れが「病気」に発展するステップ
- ■ 「一般的なストレス解消法」が効かない!3つの理由
- ※ 「ストレスがない生活」を目指す必要は全然ない!
- ■ メンタル疲れは「どこに」たまっているのか?
- ■ あなたの「メンタル疲れのタイプ」を知る
- ■ あなたの「メンタル疲れ」に効くツボ
- ■ 効果的な使い方・コツ
- ■ 「メンタル・リテラシー」は最強の武器になる
- ※追伸:「あなたのメンタル疲れ」を和らげる食べものは?
■ 「メンタル疲れ」チェックリスト。3つで要注意!
体と同じで、メンタルにも「体力」があります。
これが落ちると、ものすごくデメリットが多いです。
まずは今のあなたのメンタルが大丈夫か、
チェックしてみましょう。
□ なんとなくすべてがだるい
□ 「最近すごく楽しかったこと」がすぐに思い出せない
□ ぼやっとした不安感がずっとある
□ 嫌なことや気持ちを「引きずってしまう」ようになった
□ この先1年以内に「楽しみなこと」がすぐ思いつかない
□ 欲しいもの・行きたい場所・会いたい人が、あまりない
□ 「どうでもいい」と思うことが増えた
□ 「やる気」がいつも低めになっている
□ 小さなことで落ち込むようになった
□ リラックスするのが苦手だ
チェック結果の目安は、こんな↓感じです。
●0個なら、安心です。今どき珍しいほど健全です(笑)
●1~2個なら、まだ問題なし。ここまでは青信号です。
●3個以上なら、黄信号。だいぶん疲れてます。
●6個以上なら、赤信号に近いです。すぐ「止まれ」。
つまり「休みが必須」、最優先でケアが必要です。
平均で言うなら、2~5個ぐらいのラインでしょう。
あなたは、いくつ、チェックが付きましたか?
1つだとしても、メンタル疲れは、
長く放置しちゃいけない種類のものです。
この機会にぜひ、
今や必須の「メンタル」の知識と、
対処策を知っておいて下さい。
■ なぜ「メンタル疲れ」を放置するとやばいのか?
まずはこれ、
「放っておくと、どうなるの?」という点から。
メンタル疲れがたまってくると、
能力が出ません。
30%……下手をすると、
80%OFFという年末セールみたいな割引きになります(笑)
モチベーションも湧きません。
というのも、
メンタル系の大元は神経なので、脳が疲れてるわけです。
脳が「このご主人様、休ませなきゃ」ってなるから、
いわば『節電モード』になってしまう。
それで、能力もやる気もオフになるわけです。
超もったいないですよね。
それでも「充電」せずに働き続けたら、どうなるか?
……病気になります。
ものすごくシンプルにいうと。
段階は踏みますけどね。
内臓に不調がもし出てしまっているなら、
(ずっと便秘・下痢、冷えがひどい、不整脈や動悸、
すぐ胃もたれ、トイレが近い・夜起きる など)
それこそ「すぐに生活を見直したい」というレベルです。
■ 疲れが「病気」に発展するステップ
簡単にいえば、病気までのルートというのは……
軽い疲労 → 重い疲労
→ 一時不調 → 慢性不調
→ 軽い病気 → 重い病気
こんなステップで進みます。
今回テーマの「メンタル疲れ」まで来ているなら、
「慢性不調」ぐらいの段階にいる可能性が高いです。
つまり、ここまでをまとめると……
「メンタル疲労」の放置によって、
●能力出ない
●やる気も出ない
●病気側に近づく
ということです。
だから、最初のチェックが3つ以上つくような場合は、
今すぐ、対処を始めましょう。
ただ、ここには落とし穴が、あるんです。
■ 「一般的なストレス解消法」が効かない!3つの理由
「ストレス解消には運動だって言われたけど、
もともと好きじゃないし、気持ちよくない……」
「温泉でゆっくり、というのが性に合わない。
ボーッとするぐらいなら、帰って仕事がしたい」
「仕事をしてないほうがストレスになる」
そんな声、よく聞きますよね。
これ「言い訳」ではなくて、半分以上、合ってます。
「その人に合わないストレス解消法は、逆効果」だからです。
個人差もタイミング(年齢を含む)も、様々です。
だから自分に合ったものを探す必要があります。
一般的なストレス解消法が効かない
3大理由をいうなら……
1.ストレスにも癒しにも、個性がある
3.ストレスが「深め」までたまっている
3.興奮系のストレス解消法は、余計疲れることが多い
といったことです。
ここで大切なことは、
「メンタルを整えるのなんて、やっぱり無理じゃん」
という話ではありません。
難しいイメージはありますけど、
実は「一般的なやり方があんまり有効じゃなかった」
というだけなんです。
その誤解をぜひ、解いておいて下さい。
無理なことしなくていいよー!
って話でもありますからね。
それに、
↑の3つの理由をひっくりかえせば
「有効なメンタル・ケア方法の条件」が、
スッキリわかります。
1.個性にあっていて、
2.深めのストレスまで効果が届く、
3.リラックス系の方法があればいい。
そういうことなんです。
まずはこれ、ぜひ覚えておいて下さい。
※ 「ストレスがない生活」を目指す必要は全然ない!
重要なこと、1つだけ、補足です。
「ストレスなしになんて、できませんよ!」
って気持ち、よくわかります。
すごく自然なことですから。
それはもう「100%その通り!」です。
ストレスは「あっていい」です。
もっといえば「適度にあったほうが健康」です。
心理学の実験があるんですが、
ストレスが完全にない状態だと、
脳も体もゾッとするスピードで衰えます。
だから、ご安心を。
「ストレスがある上で、サーフィンみたいに
乗りこなしてる」
という感覚が、ベストです。
だから、無理のない「乗りこなし術」を
身につけよう!と思ってもらえたら、最高です。
その材料を、ぜひ得ていって下さい。
■ メンタル疲れは「どこに」たまっているのか?
さて、ここまででハッキリした
「有効なメンタル・ケア方法の条件」は、
↓でした。
1.個性にあっていて、
2.深めのストレスまで効果が届く、
3.リラックス系の方法があればいい。
というわけで、
あなたのメンタル疲労の「個性」を知りましょう。
いつもグーなら、パーの対策をしたら、
必勝ですよね?
攻略の近道です。
そもそも、メンタル疲れがどこにたまるかというと、
脳か内臓です。
怒りを感じたときに、
「頭に来た!」って言いますよね。
これが「脳」にたまるメンタル疲れ。
「むかつく!」とも言います。
むかつくのは「胸」(心臓)ですね。
「腹が立つ!」というときは「肝臓」だったりします。
「胸にぽっかり穴が空いたように悲しい」
……これは「肺」なんです。
そんな風に、すべてのメンタル疲れは、
どこにたまるかのタイプが、決まっています。
そこを掘ればいいでしょう?
いわば「あなたのメンタル・ヘルスの金山はどこ?」
というお話ですね。
それさえわかれば、
お宝(健康)がザックザックです。
つづいて具体策を、お伝えしましょう。
■ あなたの「メンタル疲れのタイプ」を知る
ごく簡単です。
↓にチェックリストを用意しました。
4つずつしかありませんので、すぐわかります。
もっともチェックが多いやつが、
「あなたのメンタルヘルスの金山」です。
脳、肝臓、心臓、消化系、肺、腎臓の、
全部で6パターンです。
あなたは、どのタイプでしょうか?
1.「思考疲れ系」:脳にたまるメンタル疲れタイプ
□ 頭痛がよくある(場所は全体的 or あちこち移動する)
□ 目の疲れがつよい(乾き、かすみ感、見えにくいなど)
□ 考えごとが止まらなくて眠れないことがある
□ 頭の回転が落ちている感じがする
2.「怒り系」:肝臓にたまるメンタル疲れタイプ
□ 昔よりイライラしやすい
□ お酒が残るようになった
□ こめかみや側頭部に頭痛がよくある
□ 爪が白っぽい
3.「空しさ系」:心臓にたまるメンタル疲れタイプ
□ 色んなことがなんだか楽しくない、感動やドキドキが減った
□ 「こんなことに意味、あんのかな」とよく思う
□ 動悸・息切れ、胸の苦しい症状がある
□ 胸やのどに締め付け感が出ることがある
4.「憂い系」:消化系(胃とすい臓)にたまるメンタル疲れタイプ
□ 小さなことでもずっと気になってしまう
□ 胃がもたれたり、食後にお腹が張ったりふくれたりする
□ 食欲が強すぎる or 弱すぎる or 波がある
□ 吹き出物、口内炎などが多い
5.「悲しみ系」:肺(や大腸)にたまるメンタル疲れタイプ
□ 凹みやすく、悲しくなる。回復に時間がかかる
□ 過去のことを思い返して後悔してしまう
□ 顔色が白っぽい、声が小さい、元気がない印象
□ 便秘や下痢など、快便でないことが多い
6.「かちこち系」腎臓(や膀胱)にたまるメンタル疲れタイプ
□ 気持ちが落ち着かない、リラックスが苦手、緊張しやすい
□ むくみや冷えが強い
□ 足腰が重だるい(特に寒い時期)
□ トイレが近い or 遠い(※1日5~7回が平均)
……さて、あなたは、どのタイプでしたか?
3つ以上当てはまるものは「あなたの金山」と言えます。
効果が出やすいポイントなので、
自分のタイプはぜひ、覚えておきましょう。
※3つ以上チェックがつくタイプが複数あるケースも
あります。そのときには「昔からそうかな?」という
視点でチェックしなおして、1位を決めるといいです。
ただ、時間に余裕があるときは、1位だけでなく、
2位などもケアしてあげましょう。
■ あなたの「メンタル疲れ」に効くツボ
↑でわかったあなたのタイプに合わせて、
ツボを使って下さい。
どれも10秒ぐらいと早くて便利です。
複数やってもプラスしかありませんし、
気になる人は「全部やる」のも効果的です。
1.「思考疲れ系」:脳にたまるメンタル疲れタイプ
のあなたには↓これ!
●超簡単!あごがゆるむ耳くるくる。
~顎関節、全身疲労、神経や睡眠の悩みに~
2.「怒り系」:肝臓にたまるメンタル疲れタイプ
のあなたには↓これ!
●たった20秒でストレス解消!
イライラや怒りがスーッと静まるツボ「章門」
3.「空しさ系」:心臓にたまるメンタル疲れタイプ
のあなたには↓これ!
●「なんだか何も楽しくない……」ときのツボ「少海」
~喜びに鈍感なのは心臓の疲れ~
4.「憂い系」:消化系(胃とすい臓)にたまるメンタル疲れタイプ
のあなたには↓これ!
●究極のツボ!「中カン」と刺激のコツ
~ 自律神経(頭の疲れ)と胃腸に効く!
5.「悲しみ系」:肺(や大腸)にたまるメンタル疲れタイプ
のあなたには↓これ!
●「悲しみ」がやわらぐツボ【尺沢】
(ストレス、パニック、過呼吸にも)
6.「かちこち系」腎臓(や膀胱)にたまるメンタル疲れタイプ
のあなたには↓これ!
●緊張や恐れがやわらぐツボ 【兪府(ゆふ)】
~本番前や、疲れが抜けないときに~
以上の6点です。
動画では、くわしい場所だけでなく、
押し方のコツもお伝えしています。
■ 効果的な使い方・コツ
ひとくちでいいので、水を飲んでからやって下さい。
めちゃくちゃ大事なんですけど、超簡単でしょう?
それだけに、ちゃんとやってくれる人が、少ない(笑)
なぜ、これが効果を倍増させるか?
たとえば、
「まあまあ、水でも飲んで、落ち着いて」
って、いうでしょう?
水で人は落ち着く。
自律神経が整うんです。
(水分が消化系などを刺激して、
リラックス系のスイッチをオンにするため)
さらに、あらゆるツボは「神経の交差点」です。
その神経は電気信号で働きます。
つまり、水分が神経の「電気のやりとり」を助けることで、
脳に「治してくれろー」という信号が届きやすくなるんです。
だから、効き目があがる。
これも無視しちゃいけない法則ですね。
水分はちなみに、水でも麦茶でもいいですが、
カフェインやアルコールを含まないものがいいです。
■ 「メンタル・リテラシー」は最強の武器になる
今回は「メンタル疲れ」に効くツボ。
それも、
「あなた用にグッと響くやつ」をお伝えしてきましたが、
いかがでしたか?
この10年……特にここ5年で、
「メンタル疾患」はあきらかに急増しています。
それが原因の神経症状も、もちろん、増えてます。
年金が安心できる状況じゃないから、
みんな「長く健康に働ける」ことが、
ますます大事になります。
そう考えたら「メンタル疲れ」を自分で癒やせる
というのは、とても強い武器です。
どんな才能もあらゆる努力も、メンタルがやられたら、
発揮する場がないですからね……
よかったらこの記事、どこかにでも保存でもしてもらって、
末永く、お役立て下さい!
※追伸:「あなたのメンタル疲れ」を和らげる食べものは?
「メンタルにいい食べものって、ないですか?」
そんなご質問も頂いたので、
お伝えしましょう。
しかも今回の記事と、相性バッチリです。
あなたの「メンタル疲れ」に合う食べ物がわかりますので、
ぜひ、あわせてお役立て下さい!
たまってる疲れの内臓にあわせて、
↓から食べものを選んで下さい。
www.rakuyuru.jp
あ、ちなみに脳の「思考疲れ」については、
↑の記事にはありません。
そんなあなたは「お味噌汁」を増やしてください。
(今は結論だけ。またくわしくは、いつか!)
ではでは、くれぐれも、お大事に!
あなたのキャリアが、メンタル面でも充実しますように。