つい先日わたし、胃腸をやられました。
夜中に「オエェ!」って気持ち悪さで目が覚めて、
1ℓぐらいリバース(失礼!)したと思います。
それでもう背中がだるくて、重くて……
「ずっとなんか乗ってる」日々を過ごしました(涙)
なんでそんなにヒドいことになったか?
というと、油断です。
どうも睡眠不足で弱ってたところに、
「やばい鍋」を食べちゃったみたいです。
いつもは「食べても大丈夫か」を必ず食前に
チェックするんです。カラダに合うかどうかをパッと
判断する技術があるんですけど、
それをし忘れちゃったんです。
そう、今度くわしく伝えたいと
思っているんですけど、こういうの、あるんです。
「アレルギーでもないし腐ってもないけど、合わない」
という食べものが。
自分が弱っているときは特に、そういうものの
ダメージを深く受けてしまいます。
ぼくにとってはその日の鍋に入っていた、
「強いうまみ調味料」がどうも、そうだったんです。
(あとで調べてわかったことです)
吐くつもりはなかったんですけどね、面白いもんで、
ツボを押したら、押した回数 × 3.5 ぐらいの強さで、
「吐き気がやってくる」んです。
ずんずん、ずんずん、やってくる(笑)
こんなの、ぼくも生まれて初めてでした。
体の判断が「すぐ出したほうがいい」だったんでしょうね。
5種類ぐらいのツボをやったときに、
吐き気が100を突破してトイレに駆け込みました。
で、ほんとうに1ℓぐらい出たので、
「間に合った分」は放出できたんですけど、
「毒気」がスッキリ抜けるまでに2~3日はかかります。
その間、とにかく背中が辛かった……
そう、これが今回のポイントなんですけど、
「内臓から来る辛さ」というのがあります。
多くは、だるい系、重い系です。
表面じゃなくて、ちょっと奥のほうにイヤーな感じで
沈んでいるような辛さ。
わかりやすいのは、
「辛い場所をストレッチしたりマッサージしても効かない」
という特徴です。
たとえば、
消化系の負担は首肩に出てくる。
消化系でも深いやつ(すい臓系)は背中に。
排泄系の負担は腰にきます。
(冷えとかむくみも排泄系を通して腰にいく)
それが、もんでも伸ばしても、減らない。
そして、どの内臓の疲労だろうと、
「全体的に氣力が落ちる」ことになります。
声も小さくなりがちだし、覇気がない。
これがわかっていたら、
「なかなかよくならないときは、お腹を労ろう」
って思えますよね。
「今回のつらさ、内臓からかも?」
っていう発想、すごく大事なんです。
それ知ってたら、5年後、10年後レベルの
「病気が減らせる」からね。
寿命がのびる知恵です。
そして、最後に、肝心なこと。
「内臓がどうも疲れてそう」ってわかったら、
どうしたらいいか?
やっぱり「おなかもみ上げ」、大事です。
本を持ってる人はぜひ地道にやってほしいです。
内臓(≒病気抵抗力)の体質、ほんとうに変わります。
あと、動画でも↓これがなかなか優秀です。
●30秒:おへそもみ上げ
そして、今回ぼくも、やったんですけど、
プチ断食も、すごくいい。
回復がグッと早くなります。
ほんとうに「プチ」でいいんです。
週に1回だけ「晩ご飯を食べない日をもつ」というだけ。
それでも、ずいぶん違います。
あ、ただ、水分は充分とってくださいね。
「体に時間と余裕を与えてあげる」というアイディアは
ぜひ持っておいてほしいな。
スキマ。
スペース。
それがないと、ぼくらだって、いい仕事できないもんね。
もう二度とあんな思いはしたくない。
あんな「全力疾走で近づいてくる吐き気」なんて、
感じたくない(笑)
というわけで、改めて痛感しました。
内臓ってほんと、すごい影響力ね……
ではでは、くれぐれも、お大事に!
おなかを空にしたあとのおかゆのおいしさよ。