最近ちょっと、体がだるくないですか?
実は、「春が一番だるい」という人がたくさんいるんです。
「春眠暁を覚えず」って古典の言い回しもありますが、
とにかく眠いのが、春という季節。
だから、安心していいんです。
ただ、これ、どうしてでしょうか?
そして、どう過ごしたらいいんでしょうか?
そもそも、
春は「解毒」の時期なんです。
いま、桜がもう咲こほこってるでしょう?
冬のあいだ、土の中にためていたものが表に出て、
色んなお花が開きます。
そう――体にも、同じことが起きるんです。
冬は「ため込む時期」。
寒さから身を守るために、毛穴が閉じたり、
骨盤が閉じたり、脂肪がつきやすかったり……
とにかく「保温」するわけです。
それが、温かくなったきたら、変わります。
春は「開いて出す時期」。
骨盤がひらいて、毛穴も開いて(それで肌荒れしやすい)、
熱を外に出し始める。
夏への準備をしている。
「木の芽どき」なんていいますよね。
出すべき「悪いもの」を出す。
それがスムーズにいかないと、一時的に、
ちょっと変になる人もいる(笑)
だから、この時期、
なんだかえらくだるくて体調が悪くても、
自分を責めちゃいけません。
「体が正常にやるきべことをやってくれてるだけ」
だったりするからね。
とはいっても、もちろん、
「だるいのは嫌!」ですよね。
じゃあ、どうしたらいいか?
大切なポイントは、2つ。
1)ぐっすり眠ること
2)骨盤をやわらかくすること
です。
ぐっすり眠るのが苦手になっている人は、
ぜひ「快眠セミナー」に来てください(笑)
これ、時期がけっこう大切なポイントで、
セミナーの開催を5月にしたのは、この理由なんです。
「春の毒出し」がうまくいかない人が、
4月にだるいだけならまだしも、
5月に大きく体調を崩すことがあります。
……そう、それがメンタルまで来ちゃうのが、
「五月病」ですね。
だから、今眠いのは自然なことで、
「ご主人、頼むでほんま、寝ておくれ!
解毒しますから……わてにチャンスをくれたら、
5月病とか、跳ね返して見せますけえ!」
って体が言っとるんです。
はい。
だから、大切なスタンスは「体の応援」です。
基本はシンプル。
できるだけ12時には寝て、7時間以上は眠りましょう。
もしもグッスリいけない人は「対策」が必要、
ということですね。
次が、
2)骨盤をやわらかくすること。
すぐにできる骨盤にいい体操は、これ↓です。
●30秒で骨盤が「強くなる」方法
(腰痛、血流、骨盤、腎臓に○)
www.youtube.com
そうそう、これからギックリ腰も増えてきますからね。
原因は同じで、
「骨盤が自然に開く」から。
……いや、もっと正確に言った方がいいね。
「骨盤が開くときに、スムーズに動かない」からです。
逆に言うと、今はチャンスです。
睡眠と骨盤の調子を上げておけば、
向こう1年の体調・体質がよくなるということ。
解毒も深くできるし、
腰痛を「平均値」レベルで軽くできる。
大事だから、最後にくり返しますね。
春にだるいのは、正常。
平均です。
安心しなはれや。
春に快調な人は、
すごく調子がいい人か、
逆に、けっこう不調な人です(笑)
(不調だと、鈍くなっていて気づかない)
こうやって、
「体の自然」を知っておくと、しのぎやすいですね。
「冬ってどんだけ寒いねん!」って怒る人、
いないですからね(笑)
「冬は寒いものだ」って知ってるから。
そう。
「春はだるいし眠いものだ」って、知っておいて下さい。
季節ごとに役割があって「それでいい」わけだし。
「いい春」を始めて「いい一年」にするために、
まずは睡眠と骨盤、整えましょう。
ではでは、くれぐれも、お大事に!
四季があるのは、日本の長寿の大きな理由だと思います。