楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

ぼくにも「書けない夜」がある

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ようやく、新刊の原稿が、書き上がってきました。
いやー……今回は、今まで一番、悩みました。

「書けない夜」があったんです。

 

ブログも、
「すごく悩み抜いて書きあげた記事」が喜ばれることもあれば、
「何の苦労もなくスラスラ書けた記事」が好評なこともあります。

今度の本は、どっちに行くかなぁ。

書けないとき、どうするか。
……この問題は、話を広げたら、文章に限りません。

問題があって、その解決に行き詰まったとき、
どうするのか。そういうお話です。


今回、ものすごく「行き詰まり」の回数が多かった……
そのおかげで(笑)、「行き詰まりを突破するコツ」が、
ぼくなりに見えてきた実感があるんです。

ぼくにハッキリと「有効」だったのは……

● ある程度しっかりもがいたら、キッパリやめて別のことをする
● 外を散歩する
● 短時間、集中的な筋トレやストレッチをする
● チャクラを治す(笑)
● 電磁波を抜く
● ぜんぶ捨てたことにして、ゼロから考え治す
● 何ならギターをポロロン
● 「行き詰まった理由」も含めて人に話して聞いてもらう

……といったことです。

一見、バラバラのようで、
共通してることが1つだけあるんですけど、
何かわかりますか?


逃げてるんです(笑)

逃げてる風じゃないけど、一回、離れてる。


それで今回、気づいたんです。
どうも「周回数」が大事なんだ、と。

どういうことか。

よく、
「もはや一周回って、面白くなってきた」とか、
言うじゃないですか。

あれって、
「サイクルを何周回したか」という話で、
経験のおかげで次のレベルに行っている、
ということだと思うんです。

で、話を戻すと、
ぼくは「行き詰まり」を感じたときに、
「一旦逃げる」ことで、リセットをかけてるんです。
で「もう一度戻って来た」ときに、
すでに「二周目」に入っている。

つまり、
一旦離れて「区切り」をつけると「次の周」に入るということ。
それで「次のレベル」に行けるから、
新しいアイディアが生まれたり、
さっきまで散らばっていた材料が整理されたりして、
「壁」を突破できるわけです。

逆に、どうだったら、ダメなのか?

離れることをせずに、
「行き詰まったまま、苦しみつつ、取り組み続けること」
です。

これでは「次の周」に、いつまでたっても、行けない。
だからきっと「長すぎる会議」には、意味がないんでしょう。


……これ、
サクサク書いてますけど、
かなり大事っぽくないですか?(笑)



もっと広げて言うなら、
「経験値」とか「レベルアップ」と呼ばれるものは、
「投入時間」の問題じゃない、ということ。

「何周回したか」のほうが大事なわけです。

だから、
「苦しみ抜いて苦しみ抜いて、岩の上にも3年!」
とかよりも……

「苦しいところまで来たら、いったんパッと離れて、
 切り替えができたら、すぐ戻る」
という《サイクル》をくり返す。
それで、二周目、三周目に、いち早く進んでしまう。

多分そのほうが、
ずっと早く成長し、壁を突破し、次のステージに行けるはず。


そういうことなんじゃないかな。

仮説段階ではありますけど、
ぼくはどうやら、こうやって
「書けない夜」を乗り越えて来たようです。

同じことの応用で、
問題解決力が ググググーッと上がる人、
けっこういるんじゃないかな?



一回離れてからまた戻ることで、
投入時間じゃなくて、サイクル数を増やす。


次、何かに行き詰まったら、
ぜひ、試してみてほしいな。


……あ、ちなみに、この記事は、
「ものすごくサクサク書けた」ほうでした(笑)


ではでは、くれぐれも、お大事に。
脳の回転にも「四季」みたいなものがあるのかも。
冬はアイディアを出すときじゃねえぜ、的なね。