体にいいことで世界でも有名な、味噌。
……ですが、
「いいヤツ」と「ダメなやつ」があります。
その見分け方……ご存じですか?
そんなぼくも最近知ったんですけど(笑)、
知らなかったことに「怖っ!」って思いました。
だって「体にいい!」と思い込んでたものが、
「実は全然違った!!(涙)」かも知れないでしょう?
これは、すごく簡単なのにずっと使える知恵なので、
今回、ぜひ覚えておきましょう。
そして「うちのはダメなほうかも……」と思った人は、
すぐにでも味噌、チェックしてみましょうね。
日本食が世界的に評価される理由の1つが、
この味噌。
でも「ダメなやつ」だったら、その価値が、
台無しになってるわけです。すごくもったいない。
じゃあ、何が良くて、なにがダメなのか。
それは、
「酵母菌が生きているか、死んでしまっているか」
の違いなんです。
そももそ、味噌は発酵食品だから、
栄養価はもちろんのこと、腸の中の菌によいから、
体にいいわけです。
お通じにもいい、栄養吸収も良くなる、
血がきれいになって、それは美肌にも波及する……など。
その健康の素である「酵母菌」が、
殺菌されている味噌があるんです。
……えーーーっ!?
はじめて知ったぼくは、おったまげました。
「それ、味噌の意味ないやんけ!」ってね。
でも、実際にスーパーにいったら、
なんと「半分以上」もの味噌が、
そういう「味噌としての最大の魅力」を失ったものたちでした。
多すぎでしょ、ゾンビ味噌!
なんでも、衛生環境がいい状態で
日持ちを長くするために、「加熱殺菌」をするんだそうです。
売りやすくするために最大の魅力を殺すなんて、
すごい本末転倒ぶり……
でも、ぼくは、最近までそんなこと、知らなかった。
というわけで、
「味噌が体にいい」というのはちょっと不正確で、
「まともな味噌はすごく体にいい」というのが真実でした。
さて。
では、どうやって、見分けるのか?
それは、
「味噌のフタに空気穴ががるかどうか」です。
めちゃくちゃ単純ですね(笑)
写真を見てもらうと、一発でわかります。
もう一度、冒頭の写真を↓でご覧下さい。
これはぼくが愛用している「フンドーキン」の味噌です。
……わかりますか?
フタの右上部分に、
「酵母菌が生きていますので↓呼吸口をつけています。」
って書いてありますよね。
これなんです。
「もっと大々的に主張してくれい!」
って言いたくなりますが、
今回の知恵さえわかっていたら、もう大丈夫ですよね。
これだけで、
「酵母菌が生きている味噌か、死んでいる味噌か」
がわかるんです。
簡単でしょ?
つまり、ぼくらと同じね。
生き物なんだったら、呼吸をするんだから、
空気穴が必要なんです。
逆に、殺菌処理によって
「生き物じゃなくなってる」のだったら、
空気穴、いらんわけです。
さて、おうちにある味噌は、どうでしょうか?
チェックしてみましょうね。
もし空気穴がなくて、
酵母菌を殺菌処理してある味噌なんだったら、
それはもはや「ただの調味料」です。
(他のすっごい予想外のテクノロジーがあったら別ですが)
毎日の体をつくってくれるものですから、
ぜひ、酵母菌が生きた、本当に体にいい味噌を
使いましょうね。
ではでは、くれぐれも、お大事に。
体に良さそうに見えて実は違う話って、
シリーズにしたいほど大事だなぁ……