楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

「自分を変える」より、3倍はグレートな考え方

「自分を変える」より、3倍はグレートな考え方



■「自分を変えよう」としなくていい

忘れないで欲しいんです。
「自分を変えよう」なんて、思わないでいい。

もっといい考え方が、あるからね。


まず、どうして、
「自分を変えようと思わんでいい!」
って言い切れるかというと……

 
●マジメな人は「原因は自分だ」と考える
●自分が原因なんだから「変えよう」と思っちゃう
●マジメじゃない人も「自分は大きく変えられる」と考える
●でも「変えようと思って変わるものじゃない」ので
 変わらない
●余計に無力感、イライラ、クヨクヨが募る
●気力が落ちる
●結果、問題は残ったまま、自分は弱る

という悲劇が、くり返されているからです。
世界中でね。

つまり、
なぐさめや優しさで言ってるんじゃなくて。

「無効」だったり「逆効果」だったりするから、
「自分を変えよう」としちゃダメよ!

……って話なんです。


■「変えよう」の根底にあるのは、自己否定。

そう……問題は、これなんです。

「変えよう」という思いは、
「今のままじゃダメだ」というメッセージと
セットです。

それを、くりかえしくりかえし、
自分に刷り込んでいる。

……としたら?

自己否定が重なっていくわけですから、
当然、「自己肯定感」も「自己効力感」も、
落ちて行きますよね。

無気力になっていって、当たり前なんです。


しかも、重要なポイントが、もう1つ。
矛盾もあるんです。

だって、
「ダメな自分」という無力な存在が、
「ダメな自分」というやっかいな問題を解決できる……
って、おかしいじゃないですか(笑)

「不信」が根底にあるんですね。

まとめると、
自己否定で弱る上に、
動機も「不信」で腰が引けている。

だから、うまくいかないし、
逆効果になりやすいわけです。


この構造は、ぜひ、忘れないで欲しい。
知るだけで違う……
「やめるだけ」で違うからね。

はい。


そして、さらに大切なこととして……


■実は体調や病気が相手でも、同じこと

これです。

病気や症状が悩みになっていて、
「どうにかしたい」のは、もちろん、
自然なことです。

でも、
「体を変えなきゃ!!」
「体質を治さなきゃ!!」
「病気を変えなきゃ!!」って、思い過ぎると、
治らないんです。

だってやっぱり、
「自分の体への自己否定」であり「不信」だからね。

それでは、
自律神経が調子を落としちゃうんです。
潜在意識 ≒ 氣の力も弱るしね。

「思い方」を変えたほうがいい。

もっといえば、
頭の中にある「変えなきゃ」という言葉を、
変えたほうがいい。


■気力がやせ細るのは「力の入れどころ」がズレているとき

ちょっとだけ脱線するけど……

「なんかうまくいない」
「やる気が出ない」
「気力がわいてこない」

というときは、
心のどこかに「不信」や「自己否定」があるんじゃないか?

そう見直して見ると、
解決することが多いです。

逆にいうと……


■実力が出る条件は「信じられた」とき

これですね。
「信じられた」ときに本当の力が出る。

たとえば……

「お前には変わってもらわないとな!」
っていう圧がある上司の下で、働きたいでしょうか?

それよりも、

「基本はいつもの感じでOKだからね。
 この仕事用のポイントだけ、把握しといてー」

って言ってくれる上司のほうが、
一緒にやりやすくないでしょうか。
実力が出しやすいはず。


あなたの心や体だって、同じです。

「あなたという上司」から、どう思われたら、
本当の力を出せるか。

「変わらなきゃな!」なんて、
言われたくないわけです。

「ああ、そのままじゃ、愛されないんだ……」
って話ですからね。


「子どもに言っちゃダメっぽいこと」は、
自分にも言っちゃダメだよ。
(名言風)


■確実に報われる行動とは?

「変えよう」とすると、よくない。

だったら、どうしたらいいか?


「整えよう」としたらいい。


この考え方が、
とても重要だし、有効です。

なぜか、わかりますか?

「整える」というのは、
「相手はもともと良いものである」という
前提に立っているんです。

髪型を整えるとか、
服装を整える……って言うときって、
「髪型は変えなくていい」し、
「服自体は変えなくていい」ってことでしょう?

これが大事なんです。

「素材は良いのに整っていないだけ」だから、
「整えさえすれば、もっと良くなる」
ということ。


だから「整体」というんです。
「改体」でもないし、
「変体」でもない。

体には元々すごい力がある。
それを信じているから「整えるだけ」でいい。

心も同じです。


だから、
「変えよう」をやめて「整えよう」と
思ったらいい。


自分を整える。
仕事を整える。
生活を整える。
関係を整える。
人生を整える。



だって、まだ、
100%の実力なんて、出てないでしょう?


これはもう、ぼく、
勝手に断言しますね。

ぼくはあなたの親でもないし
神様でもないけど、
ハッキリわかるよ。

あなたの100%は、
もっともっと快適で、強くて、魅力的です。


そりゃあもちろん、
「ダメなところ」もある。
ないとおかしい。

でもそれは、
「人間がダメだから」なんじゃなくて、
「ダメな面が出てる」んです。


なぜか?


整ってないから……ですね。



■あなたは変わらない。ただ変わりゆくことはある。

極端に言うと、
あなたは変わりません。
変わる必要もない。

ただ、自然に「変わりゆく」ことはある。

そして、
別に変わる・変わらないは関係なく、
「欲しい結果」を手に入れることは、
いくらでも可能です。

整えたらいいだけ。

だってね、たとえば、
机の引き出しの中が整ってたら、
すぐに「欲しいものを探せる」でしょう?

同じことでね。

あなた自身が整っていたら、
「あなたの中の引き出しから、
 必要なものを取り出しやすくなる」わけです。
記憶でも、能力でも、性質でもね。

じゃあ、自分を整えるって、
どういうことか?

具体的には何を整えたら、いいのか?


2つです。

体調と、環境。



ぼくらは、直接、自分を変えることはできない。
でも、「体調」を整えることはできる。
そうすれば、出てくる結果は、変わります。
成果も、魅力も、運命も、変わる。
自分が変わる、その前でもね。


ぼくらは、直接、自分を変えることはできない。
でも、「環境」を整えることはできる。
そうすれば、出てくる結果は、変わります。
成果も、魅力も、運命も、変わる。
自分が変わる、その前でもね。


だから、健康法をやる。
だから、掃除をする。


それは「確実にできる」こと。
「確実に見返りが約束されている」こと。
「成果が目に見える」こと。
「自己否定」を含まないこと。
「自己肯定」が根底にあること。
あなたの中に静かな自信を育てること。
あなたに冷めない気力を与えること。
あなたが本来のあなたに戻ること。
あなたの先祖や神様が喜ぶ「孝行」


だから……


「変えよう」を、やめよう。


整えよう。




ではでは、くれぐれも、お大事に。
体は心の「住まい」なんだから、
掃除したらいいんだよ。