先日、
【ほんの少し微妙だけど、うれしい】
メッセージを、もらいました。
■件名:楽ゆる先生へ
「友達が楽ゆるの動画をすごくススメてくれるから、
そんな楽でいいワケなくない?って疑問に思いながらも、
やってました。……そしたら、たった1週間で、
何してもダメだっためまいが、良くなりました!」
ですって(笑)
これね、よくあるんです。
「半信半疑だったけど、効いた」
って。
「信じる者は、救われる」って、言うでしょう?
それは、ほんとう。
「半信半疑」じゃなくて「全信無疑」ね。
信じてたほうが、もっと効く。
もっと救われる。
それは事実。
でもね、もし――
「そこまでは信じてなくても、救われる」
なら、そっちのほうが、
よりすごいよね?(笑)
そして、
「1回効いた、その後は、めっちゃ信じられる」
とも、思うんです。
だから、
「こんなメッセージが実際に来るほど楽ゆる式はマジですごいぜ!」
って自慢したかった……のも、正直あります(笑)
でも、
今回もっと痛感したのは、
「治るのが早い人」と「治るのが遅い人」の違いなんです。
■「何をしても治らない」3つのパターン
これをね、改めて知っておいてほしい。
やたら治りにくい人には、
3つ、特徴がある。
それぞれ簡単にいうと……
1)「魔法」を求め過ぎる
「1発で良くなりたい」
「誰かが治してくれる(自分は何も変えなくても)」
……というやつね。
その心根には、とても強い甘えと「自己防衛」がある。
誰かに何とかして欲しいし、自分の生活や考えとかは否定されたくない。
そしたら、どうなるか?
不満の怒りでストレスが増える上に、体が力むんです。
感謝したり心を開いたりすることも、苦手になっちゃう。
だから、治りにくい。
(心が閉じている人の体では、ツボも閉じてるんです……)
2)「わたしなりに!」が強すぎる(本質を曲げちゃう)
次のこれは、動画を見ても本を読んでも、
その人なりにアレンジしちゃう……というケースです。
少し変える。はしょる。面倒なところを飛ばす。
自分の解釈を入れちゃう。
これだと、どんなに優秀な健康法だとしても、
その実力が発揮されません。
効果が出ない。
……そしたら「これじゃダメだ!」って不採用になり、
次々に「他のやつはないの?」って移ろっていく。
「転職が多過ぎていつまでも一人前になれない社会人」に
よく似てるね(笑)
「わたし」が強すぎると、
「あなた」の余地がないから、
そりゃあ、他人とうまくいかないよね。
つまり、外部からの良い刺激を(実は)拒絶してしまっている。
だから、治りにくい。
3)「犯人はお前だ!」が強すぎる
これは、
「私の首こりは自律神経失調症から来ているからしつこいし、
腰もヘルニアだから治らなくて……ヘルニア治せます?」
という感じの人ですね……
もう犯人、決めちゃってるんですよ。
健康に関して言えば、
こっちは、私立探偵です。
シャーロック・ホームズみたいなもんでね。
警察(病院)でさえ解決できない難事件を
いくつも解決してきてる。
覚悟も準備もバッチリ。
なのに……
「っていうか私、犯人はわかってるんです」
って、開始5秒で言われちゃう感じね。
――いやいや、それだったら、
ぼく……出番、なくない?(笑)
そう、
つまり「めっちゃやりにくい」んです。
要は本人の「固定観念」とか決めつけの強さで、
心も体もこわばってしまっている。
ここにも「自己防衛」が入っています。
これもやっぱり、治りにくい。
「自分を変えたくない気持ち」が、すごく強いから。
■「素直薬の法則」と「あまのじゃくの抜け道」
「素直薬」
という言葉が、あります。
「素直さほど、よく効く薬はない」
ということね。
「整体師あるある」でもありますが、
ほんとうに、素直な人は治りが早い。
そう考えたら、
↑の3つの良くないパターンって……
1)「魔法」を求め過ぎる(甘えと自己防衛)
2)「わたしなりに!」が強すぎる(本質を曲げちゃう)
3)「犯人はお前だ!」が強すぎる
こんな感じだから、
どれも共通して「素直じゃない」んですよね。
すごい乱暴に翻訳すると、
「私自身や私の考え、生活は変えずに、
病気や症状だけ、変えてくれ」
ってことだから。
なんていうか、
「ほぼ働くつもりはないけど、給料はたくさんくれ」
っていうのに、実は近いのよね(笑)
(ここまで言うと、怒られる?)
でも、
誰しもが、ちょっとずつだけど、
1~3をやっちゃうんです。
あ、ちなみに、
「仕事がうまくいかない人」も、すごく似てるね。
1)「魔法」を求め過ぎる(甘えと自己防衛)
2)「わたしなりに!」が強すぎる(本質を曲げちゃう)
3)「犯人はお前だ!」が強すぎる
これが、完全にそのまま、当てはまります。
……自分で思いついといてナンだけど、
ビックリするほど、その通りだな……(笑)
でも、誰だって、
素直になれないときは、あります。
健康じゃないときって、特にそうなんだけどね。
その場合の解決策も、最後にお伝えしましょう。
■鼻水が飛び出そうになるけど、割とよくある質問
「このめまいケアの動画は、めまいに効きますか?」
これ、ビックリしません?(笑)
最初ぼくも、何を聞かれているのか、
マジでわからなかったんですよ。
「この、親子丼の作り方の動画を見て、親子丼は作れますか?」
って聞かれてるのと、同じだから(笑)
いやいや、最初からそう言ってますやん!
つってね。
でも本当に、最近、多いんです。
こういう
「疑う必要のないところまで、疑う」という人がね。
おそらくですが、これも、
「大正解のものじゃないと、試す価値もない」
という前提があるんでしょう。
ものすごいよね、
「素直じゃなさ」が(笑)
じゃあ、そういう、
誰でもついちょっと当てはまってしまうときがある
「治らないパターン」を避けるには、
どうしたらいいのでしょうか?
■「ダマされたと思って続けてみる」の有効性
これです。
「ダマされたと思って続けてみる」ということ。
できれば、3週間は。
というのも、
「ビックリするほど治る人の共通点」をあげるなら、
これなんですよ。
淡々といろんなことを試してる。
「ある程度、しっかりやってみないと、わからない」
って、思ってる。
1)魔法は期待していない。
2)「私なりに」じゃなくて「まずは言われた通りに」
3)「犯人は見つけたいけど、慎重に探すべし」
――こう思ってる。
ちょうど、さっきの良くないパターンの真逆ですよね。
こういう人にこそ「奇跡」って、
起きるんです。
■かわいい大人と、かわいくない大人
だってね、ちょっと一瞬、
「神様目線」で、考えてみて?
「私の願いを叶えてください。なる早でね!
二礼二拍手とか、あんまり意味ないと思うし好きじゃないから
やらないし、上下ユニクロで来ちゃったし、
お賽銭も10円でいいかな。
あたし的には、顔のむくみさえ無くなれば彼氏できて
すごいハッピーになれると思うから、そのへん頼むね、神様ー!」
っていう【前者】が、
神様のあなたがいる神社に来たとして、
どう思います?
「願いなんか、叶えてやるもんか」って、
なりません?(笑)
これが、
1)「魔法」を求め過ぎる(甘えと自己防衛)
2)「わたしなりに!」が強すぎる(本質を曲げちゃう)
3)「犯人はお前だ!」が強すぎる
このパターンの人の態度です。
そうじゃなくてね。
(二礼二拍手とか、マナーをある程度しっかりやった上で)
「神様、いつも見守って頂いて、ありがとうございます。
今年も精進してまいりますので、どうかお導きください。
ゆっくりでも、よりよく生きられるよう、
手立てを探していけたらと思います。
心ばかりで恐縮ですが、1,000円、お納めいたします。
もし少しでもヒントを頂けたら、とても有り難いです。
よかったら引き続き、見守ってやって下さい」
って言われたら、
助けてあげたくなりませんか?(笑)
それが……
1)魔法は期待していない。
2)「私なりに」じゃなくて「まずは言われた通りに」
3)「犯人は見つけたいけど、慎重に探すべし」
という人の態度です。
……
…………
えっと……何の話だったっけ?(笑)
あ、そうか、
「治る人のパターン」でいるための
考え方でしたね。
■「信じるか信じないか」の判断には、時間をかける
まずはこう思っておいたら、
変な間違い方は、しないと思います。
ダメになっちゃう人ほど、
変に判断が早いからね。
「あの人、嫌い!」とか、
「あいつムカつく!」とか、
「これ、効かない!」とか、すぐ言っちゃう……
よく知る前から、ね。
「採用か不採用で世界を見ている」感じ。
そりゃあ、色んな人の助けを、
受けにくくなっちゃうよね。
■魔法の言葉
最後のまとめとして、
魔法の言葉です。
「あの人が言うんだから、3週間やってみるか」
――これ、
けっこう使えると思うんです。
まずは、後半部分ね。
「3週間はしっかり付き合わないと、何もわからない」
っていう目安って、
色んなことに応用できるはず。
対象が健康法でも、人でも、何でも。
あとは、前半部分ね。
「あの人が言うんだから……」
というところ。
ここがすごく大事です。
「ダマされたと思って続けてみる」
というスタイルの先に、着実な回復がある。
たまに奇跡もある。
それはわかった。
でも、普通に考えたら、
「ダマされたくは、ない」よね?(笑)
じゃあ、どうしたらいいか。
「この人になら、ダマされてもいいや」
って人を、見つけておくことなんです。
たぶんそれが、
古来から「師匠」と呼ばれる存在の価値なんですよね。
こういう人が、人生に一人いるだけでも、
出てくる成果は、全く違ってきます。
あ、ちなみに面識はなくてもOKですからね。
その人の考え方とか方法論が
動画でも本でも文章でも声でも、何でもいいから、
ちゃんと聞ける相手だったら、大丈夫。
そしたら……
「ダマされたと思って続けてみる」
が、できるようになるんです。
これはひょっとして、
「生き方の奥義」と言えることかも知れない。
あなたには、ちゃんと、いますか?
健康の面で。
仕事の面で。
人間関係の面で。
「この人になら、ダマされてもいいや」
って、思える人。
いないなら、がんばって探してでも、
つくってみたらいいと思う。
見返りが、本当に大きいから。
……いや、むしろ、
これを経ないと、
「自分のレベルの範囲を超える見返り」って、
得ることがほとんどできないんじゃないかな。
いい「師匠」を心の中に定めて、
その人が教えている「違和感のあること」を
むしろ積極的に試す。
それぐらいのスタンスでいられたら、
「自分のレベルの範囲を超える見返り」が、
じわじわと着実に、増えてくるよ。
そう思って、この言葉を、覚えておいてね。
「あの人が言うんだから、3週間やってみるか」
ではでは、くれぐれも、お大事に。
最近できた、ぼくが「ダマされてもいい」料理の師匠は、
コウケンテツ先生です。