楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

「病院で治らない症状」って、どうしたらいい?

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【Q】
「病院で治らない症状」って、どうしたらいい?

ぼくのところに、
かなりよく来る質問です。

せっかく病院に行ったのに、
「異常はありません」とか、
「できることはあんまりない」とか言われちゃったり、
「とりあえずの薬」を出されれちゃったり……

いずれにしても、
患者さんに残るのはモヤモヤ感や、
より深くなった悩みです。

それじゃあ、辛いばかりだよね。


この問題、どう考えたらいいか?


まず「病院で治らない症状」には
二通りあります。

 


●1.病院では「問題」が出ない → 処置も薬も不明
●2.病院でも「根治策」が出ない
 → 薬は出るが、根本解決にはならない

これら2つを分けて、説明しますね。


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●1.病院では「問題」が出ない → 処置も薬も不明

これ、けっこう困りますよね。
困った症状があるから(行きたくもない)病院に行ったのに、
「異常ありません」って、言われちゃう。

ええーーー?
じゃあ、どうしたらいいのけ?

っていうね。

「イヤイヤこちとら、異常があるから来たんじゃい!」

って叫びたくなるやつね。

でも、この問題はシンプルで、
すべての「異常ありません」というのは、
「私たちが行っている検査でわかる範囲では、異常ありません」
という意味なんです。
正確に言うとね。

つまり、
原因不明の難しい病気だわ怖いっ!
……って話じゃなくて、
単純に「私たちの範囲外のところに原因があるようです」
というだけ、なんです。


「じゃあ、最初からそうやって謙虚に言わんかい!!」


ってツッコミたくなるでしょうけど、
マジでそうだよね(笑)
(そういうお医者さんが増えたらいいねぇ)


というわけでね、
今後ずっと迷わずに済むように、区別しておきましょう。

まず、
●病院の検査でわかる主なこと:
 骨や関節や軟骨の位置やサイズ、
 内臓や筋肉の位置やサイズ、
 血液や尿をはじめとした色んなものの成分、
 神経の明らかな異常(誤作動レベル)
 細胞や臓器の反応(薬物や電気や磁気などによる)
 とかかな。

 たくさんあるように見えるけど、
 「盲点」だって、少なくありません。


要は↑の逆が大事で……

●病院の検査ではわかりにくい主なこと:
 筋肉のやわらかさ(こりや張りを含む)、
 筋力不全(筋肉量は足りてるけど、正常に働いてない)、
 血流やその詰まり、
 氣の流れや詰まり、
 筋膜やそのゆがみ、
 関節のすべりの不調、
 内臓の疲労やこり、
 神経の疲労や不調、
 メンタルの疲労や不調
 
 といったところ。


つまり、
病院で言われる「異常なし」というのは、
↑この後者のほうのリスト(候補)を調べたらいいよ!
ってことなんです。


だから本当は、異常がないわけでもないし、
処置がないわけでもありません。

絶望はしなくていいからね。

筋肉や血流や氣の流れなどなど……
そういうのをきちんとみてくれる先生のところに
行きましょう。
(探すのはちょっと大変だけどね)

ちなみに、
それぞれの系統のセルフケアをやってみて、
ある程度でも効果が感じるられば、
「それ系の健康法に見込みあり」と考えていいです。
(血流、筋膜、関節、自律神経 etc)

そしたら、最初から
絞ったテーマで「良い先生探し」ができます。
(手間も減るし、改善の確率も段違いに良くなります)


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●2.病院でも「根治策」が出ない
 → 薬は出るが、根本解決にはならない

こちらの対策は、単純に、
「病院以上または別の能力をもったもの」
を活用することです。

そんな便利なすごいもん、どこにあるのか?


一番は、あなた自身の体です。

体の回復力は、病院をこえています。
(というかむしろ、病院のいろいろな手法でさえ、
 体の回復力に支えられて成り立っています。
 ごくごく傷口を縫い合わせたときでさえ、
 皮膚を真に修理するのは、本人の体です)

だから、自律神経を整える。
血流やリンパを整える。

「本領発揮」をさせてあげる( ← これ重要)

そのために、
運動・睡眠・食事をしっかりするという基本をおさえつつ、
「万能系のセルフケア」を習慣化する。

それが最優先になります。


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という感じでね、
「大枠の方向性」さえわかっていたら、
病院でガッカリな結果しか出なかったときにも、
絶望しちゃうストレスは避けられると思うんです。


そして最後に……


整体や東洋医学に、
「対応できない症状や悩み」は、
基本的にありません。

「根治を保証する」ことはできませんが、
必ずプラスになる手段、というのがあります。

それこそ↑で紹介したように、
自律神経や血流系(≒免疫力)を整えることも
その1つです。

他にも、
難しい病気だろうとなんだろうと、
その病気が関わるところ……

たとえば、
脳だか神経だか内臓だけ筋肉だか骨だかを、
「元気にする方法」
というのが、必ず存在します。
それをやってプラスなことはあっても、
マイナスはありません。


だから、
「できることが何もない」
なんてことは、ないはず。


「病気じゃなくて、人を治す」と言われる、
東洋医学系の大きな長所ですね。



そんなことを踏まえつつ、
「病院で治らない症状」に、もし悩んだら……

●得意分野やレベルが違う別の病院か、
●病院じゃない分野の(信用できる)専門家

に相談してみましょう。
(結論は、アホっぽいほどシンプルね)


いちばん大事なのは、
病院で治らなかったからといって、
特別に悪いとは限らないってこと。

対抗手段は必ず見つかるはずだし、
一番の希望は、お前さんの体の中にもう、備わってるんだぜ?

何度でもいうけど、
世界一の名医は、あなたの体そのものですからね。


ではでは、今日もお大事に。
「マジでいいお医者さんデータベース」を
つくりたいなーーーー。どっかにないかな……