誰かが「思い通りにならない」と怒るのも、
自分自身が「思い通りに 〃 」と嘆くのも、
結果が「思い通りに 〃 」と悩むのも……
実はすべて、支配欲。
支配は、するのもされるのも緊張関係。
うまく行こうが行くまいが、自律神経が乱れる。
機械じゃないんだから、ランダムでこそ自然なんだよね。
だから「不調があってはいけない」と思うと、
体によくない。
それは体への「支配欲」なんだよね。
「一時的な不調を利用しないと回復できないとき」って、
あるから。
それこそ、熱を出してウイルスを倒すとき、とかね。
実際、ぼくが一番体調が悪かった頃って、
(20代後半だったんだけど)
仕事も生活も自分自身も、すごく
「コントロール」しようとしてた。
コントロールとか管理って言えば聞こえはいいけど、
それ「支配」の別名だからね。
自分にも大事な人にも、仕向けてよいものではないよね。
「あ、思い通りにしようとしてた、無理なのに」
ってたった1つについて気づくだけでも、
自律神経の健康度が上がると思っていい。
そもそも、
「思い通りじゃないこと」がストレスの大半だしね。
「思い(理想)通りじゃない現実」を無くすのは無理だけど、
「思い(理想)」のほうをヘルシーに調整するのは、
可能だからね。
何かにイライラしたり不満だったりすごく気になるときは、
立ち止まって、自分の内側のほうを見てみる。
「それって、無理をさせようしてない?」
って考えてみる。
相手が他人だろうと、自分だろうと。
そうやって、
過剰な欲のほうを、ダイエットしてみる。
それは一生のストレスが減るほど、
よく効く薬だったりするよ。
ではでは、今日もお大事に。
くわしく知れば知るほど、ひとりひとりの
「理想」って、形も色も違うんだもんね。