ぼくは「呪い」が許せない。
「改善が難しい」「どうせ◯◯できない」「悪い影響を受けやすい」
といった重苦しい思いの多くは、誰かからもらった呪いがもとだ。
悪意のあるなしは別だけど……
医者、先生、親、セラピストなどの「教える側」や「癒す側」の人から、
呪いは、トゲのように埋め込まれる。
ここ一週間だけでも、
患者さんだけでなくぼくの仲間まで、呪いの被害にずいぶんあっている。
素直でやさしい人のほうが被害にあいやすいから、
余計に許せない。ムキーーーッ!!
その呪いのトゲに触れる話題はとても痛い。
痛みは不安と恐怖をよび、
緊張と邪気を生み、
自律神経をかき乱す。
視野がせまくなり、
リアルに体調やメンタルが弱り、
人の言うことを信じにくくなる
(特に、呪いに反することを言う人の声が届きにくくなる)。
ここまでくれば当然、実害が出る(出ている)。
すると、アラ不思議……呪いに〝信憑性〟がでっちあげられる。
「あの人の言った通りだ」
「信じられるのは、あの人だ」
……
そんなふうに、
何より怖いのは『呪いが思考力と回復力を奪う』ということ。
振り払うことはおろか、
自覚することや疑うことさえ、
呪いを受けた本人には難しい。
呪いをかけるのは簡単だけど、抜くのはとても大変。
気がつけばぼくは、
整体を通して、呪いの「解呪作業」をずっとやってきた。
「改善が可能」で
「できる部分が必ずあり」
「悪い影響は防げる」
という事実を、
患者さんの体の変化で気づいてもらう(≒信じ直してもらう)という作業が、
ぼくの仕事の「真ん中」に、ある。
邪気払いといい解呪といい……わしゃあエクソシストかっ!!
(でもこれらを経ないと治らない症状が多いんだから、しょうがない)
結論。
呪い対策としては、2つのパターンに、気をつけたい。
●1つ、悪意ある者は、人を操作するために呪いを使う。
「脅し系の情報提供」が多く、
その割に「解決策の情報提供」が無いか少ないか……
または「その人しか解決策を持ってない」という場合は、
その時点でアラート。
売りたいものがあるか、やらせたい行動がある。
「希望はあるが限られている」という話し方をしてくるため
〝いい人に見える〟のも怖いところ。
●2つ、悪意はなくても「恐れ」のある者は、己の身を守るために呪いを使う。
「念のため系の情報提供」が多く、
その「リスクの想定に極端な例や、細かすぎる例」が含まれる。
それによって本人の責任を軽くしたり転嫁したりしたがる。
「基本的に希望は薄いか、無い」という話し方をしてくるため
〝表情が深刻で本気なため妙な説得力〟を発揮するのが、怖いところ。
これらが2大パターンだと思う。
ちなみに1と2がかけ算になっている「複合型」もいて、とてもタチが悪い(笑)ただ、1と2を理解していれば、見抜ける。
いずれにしても共通しているのは
「こちらの可能性(選択肢)を限定してくる」という点。
だから、そういう人に会うと(会う前より)
「息がしにくくなる」というサインもあって……これすごく重要。
(悪意か恐れに染まった人には、体がちゃんと嫌がってくれる)
逆にいうと、会った後で
「可能性(選択肢)が広がり」「息がしやすくなる」ような人こそを、信用したい。
だって「やさしい」って、そういうことよね……。
そして、もしできるなら、
「改善が難しい」
「どうせ◯◯できない」
「悪い影響を受けやすい」
といった自分の〝重り〟に引っかかったときには
「その由来」を辿ってみてほしい。
そう思わされた相手が↑で説明した
「悪意」か「恐れ」のパターンに当てはまるなら、
それは呪い(ガセ)かもしれない。
その呪い主からもらった情報は、いったんぜんぶ断捨離したほうがいい。
ここまで理解できるだけでも、その「トゲ」は抜けることが多い。
(呪いをかけた犯人が、昔の自分自身、というパターンもあるけれど)
気づけばトゲは抜ける。
少なくとも「自覚して避けられる」ようにはなる。
今日も順調に「わけがわからん系の話」を書いてしまったけど……
●呪いを防ぐ
●呪いを抜く
というスキルはきっと、自分でもできたほうがいい。
今回の話は多分、
深く付き合うべき人・そうでない人、というテーマでもある。
信じるべき人を見分けて、
お互いに「呪いを減らし合う」ような人間関係を
つくっていけたら、と願う。
ここんところ「呪いをふりまく輩」にハラが立ち過ぎたので、
情念のままにこんなこと書いちゃった(笑)