この前ふと気がついたんだけど……
「何を信じたがっているか」って、
かなり大事な問いだと思う。
自分は、何を信じたがっているか?
自分にとって大事なひとが、何を信じたがっているか?
……
というのものね……
「何を信じているか」は、その人の過去とか人格形成につながってる。
それとは少し違って、
「何を信じたがっているか」は、
その人の現在や未来を、大きく左右する感じがする。
それを信じる or 信じ直すためなら、
人はたぶん時間もお金も情熱もかける。
信念体系と、その行き先。
知識とか感覚とかの経験値もたぶん、
そのルートに沿うものが、優先的に蓄積される
(しかも自動でね)
逆に見ると……
「未来を変えたい」と思ったら、
行動とか目標とかの前に「そこらへん」を変えるのがたぶん優先で、
かつ、
「信じているもの」(ストック)より
「信じたがっているもの」(フロー)のほうがきっと変えやすい。
まずは自分のそれらに自覚的になりたいし、やわらかくしておきたい。
人のそれらが自分と違うことをちゃんと踏まえていたいし、
人間理解の土台の一部として、大事にしてみたい。
「信じたがっているもの」をどう把握して、
どう整えて、
何を乗せていくか。
つい思いこんじゃうこと。
つい決めつけちゃうこと。
それが多分、すごいヒントだよ。
ではでは、今日もお大事に。
「気がついたら、まるで、自分の体はもう改善しないんだって
信じたがってる人みたいに生活してた」
ってことが、あるのよ。……そりゃあ、治るもんも、治らんよね。