「およそ30万年の歴史で、人体は大きく進化しなかった」
という説がけっこう有力で、おもしろい……
(ホモ・サピエンスについて)
小さな変化なら、
脳のサイズや構造、病気への耐性などにあるらしい。
ただ例外的に、唯一、大きな変化といえば、
「一万年前ぐらいに、ミルクが飲めるようになったじょ!」
というもの(笑)
……ビバ人類!!
この学説を知ってぼくは、2つのことを思った。
1つは、
「別に進化って、生存に必須なわけじゃないんだ」ということ。
もう1つは、
「人体って30万年ほぼアップデートしなくていいほど優秀なんだ」
ということ。
ほぼパーフェクトな『完成品』なんだね。
だってスマホと比較して考えたら、これはマジですごい。
スマホなんて日常的にあれこれアップデートがあるし、
1年と保たずに新作がどんどん発売されてる。
体もよく「スーパー高性能な精密機械」と言われる。
だけど30万年、新作はおろか、大きな変更もない。
かたや、スマホが高性能カメラやらGPSやらAIやらを
どんどん獲得していく一方で、
ぼくらの体の進化は「ミルクOK」になった程度(笑)
どっちが、すごいのか?
ぼくは人体だと思う。
「それで充分、いける」んだから。
ぼくらに必要な能力や機能は、ある。
30万年前から、すでに揃ってる。
(牛乳が超好きな人でさえ、一万年前には、揃ってる)
ただ、フルに使おう。
メンテナンスして、整えよう。
色んな使い方を試して、取扱説明書をつくっていこう。
進化や成長より「活用」が優先だと思ってみたら、
命がいい意味で気軽になるんじゃないかなー。
ではでは、今日もお大事に。
「日々成長したい」ってすぐ思っちゃうんだけど、
その半分は、恐れでしかないのかもね。