楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

なぜ「払いたまえ、清めたまえ」なのか。


「払いたまえ、清めたまえ」
という祈りの言葉を、神社などで見かける。
この意味が最近ちょっと、カラダでわかってきた。
よく見ると「払う」と「清める」が2つに分かれている。
それは目的が違うから。
そしてこの順番にも意味がある。

 

まず先に、
悪いものの「元」(悪霊など)を追い「払う」必要がある。
その次に、
すでに人の中に入った「負」(邪気など)を「清める」。
もしこの順番が逆だと、せっかく体を清めたその後で、
払っている最中の悪霊的なものが「最後っ屁」を残すことがある。

だから順番も含めて、
「払いたまえ、清めたまえ」なんだと思う。

さらにもう少しつっこんで考えると……

「払う」は、主に外部からの影響を取り除くことだから、
外から(他人でも)してあげることができる。
実際に「お払い」をするときも、あのシャカシャカする紙の束で、払う動作をする。
(あのアイテムが「玉串」、シャカシャは「紙垂(しで)」というらしい)

でも「清める」は、内側の問題。
本来は「本人が自分のなかで行うこと」なんだろうね。
だから清めるとなると、
むちゃくちゃ冷たい水を頭から被ったり、
塩を振りかけたり、
座禅を組んでお祈りや読経に勤しんだり、
お掃除にがっつり取り組んだりなど……
なんらかの「修行要素」や、
体の内側も動くような「活性化要素」が求められる。
ちなみに、おみくじで内省を促されるのも
「清め」の一部じゃないかと思う。

払ってから、清める。
掃除してから、整頓する……に似てるかな。
それでこそ、エネルギーがリセットされ、満ちて、長く安定する。

※ここまで自分の感覚だけで書いたので、一応
 神社系の情報を調べたら、ざっくり8割がたあってました。
 (残り2割は、思想の差とかがありそう)


なんでこんな話を急に始めたか。
年末だからだね(笑)

2024年にもたくさんの発見があったけど、
その中でも最大だったのは、
「メッセージに気づくだけで治る症状がある」
ということだった。

しかもこれには治るだけじゃなくて、予防効果もある。
(個人的に、アレルギーっぽかった食べものをいくつも克服した。マグロとか)

ぼくはきっと
「お払い」的な整体を、たくさんやってきた。
でもそろそろ
「お清め」を手伝う段階に来たのかも知れない。

悩みや症状から、何に気づけるか。
何を「お知らせ」されているのか。
新しく自分のどんなところを知れるか。
それらを材料に、どう人生をより楽しめるか。

カラダの通訳……だな。
そんなことを、考えましたとさ。