「払いたまえ、清めたまえ」
という祈りの言葉を、神社などで見かける。
この意味が最近ちょっと、カラダでわかってきた。
よく見ると「払う」と「清める」が2つに分かれている。
それは目的が違うから。
そしてこの順番にも意味がある。
まず先に、
悪いものの「元」(悪霊など)を追い「払う」必要がある。
その次に、
すでに人の中に入った「負」(邪気など)を「清める」。
もしこの順番が逆だと、せっかく体を清めたその後で、
払っている最中の悪霊的なものが「最後っ屁」を残すことがある。
だから順番も含めて、
「払いたまえ、清めたまえ」なんだと思う。
さらにもう少しつっこんで考えると……
「払う」は、主に外部からの影響を取り除くことだから、
外から(他人でも)してあげることができる。
実際に「お払い」をするときも、あのシャカシャカする紙の束で、払う動作をする。
(あのアイテムが「玉串」、シャカシャは「紙垂(しで)」というらしい)
でも「清める」は、内側の問題。
本来は「本人が自分のなかで行うこと」なんだろうね。
だから清めるとなると、
むちゃくちゃ冷たい水を頭から被ったり、
塩を振りかけたり、
座禅を組んでお祈りや読経に勤しんだり、
お掃除にがっつり取り組んだりなど……
なんらかの「修行要素」や、
体の内側も動くような「活性化要素」が求められる。
ちなみに、おみくじで内省を促されるのも
「清め」の一部じゃないかと思う。
払ってから、清める。
掃除してから、整頓する……に似てるかな。
それでこそ、エネルギーがリセットされ、満ちて、長く安定する。
※ここまで自分の感覚だけで書いたので、一応
神社系の情報を調べたら、ざっくり8割がたあってました。
(残り2割は、思想の差とかがありそう)
なんでこんな話を急に始めたか。
年末だからだね(笑)
2024年にもたくさんの発見があったけど、
その中でも最大だったのは、
「メッセージに気づくだけで治る症状がある」
ということだった。
しかもこれには治るだけじゃなくて、予防効果もある。
(個人的に、アレルギーっぽかった食べものをいくつも克服した。マグロとか)
ぼくはきっと
「お払い」的な整体を、たくさんやってきた。
でもそろそろ
「お清め」を手伝う段階に来たのかも知れない。
悩みや症状から、何に気づけるか。
何を「お知らせ」されているのか。
新しく自分のどんなところを知れるか。
それらを材料に、どう人生をより楽しめるか。
カラダの通訳……だな。
そんなことを、考えましたとさ。