楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

愛は「凍りつく」ことがある【保存版】


「好きかどうか、わからなくなった」
どうも……愛や情は『凍結』することがあるみたい。
「もう無い」んじゃない。ちゃんと「ある」。でも……「凍ってる」。
どうしてか?
「感情」のセンターである胸が、弱ってるから。
(たとえば、第4チャクラの穴、ケガ、停止、不全などで)

 


そうなると、
「好き」という気持ちや感覚が、わからなくなる。
というかそもそも、興味や関心が弱ってる。
だから「楽しさ」や「喜び」にも鈍い。
そしたら……色んなことが「どうでもいい」って、なる。


しかもこの状態のマジで怖いところは……
「大事な対象」に、より、
“気持ちの冷え” を強く感じること。

なぜって、たとえば……

もともと2だけ好きな人(対象)に対する気持ちが「凍って」、
0になったとしても、感覚としては、2→0だから、
マイナス2。
大きなギャップじゃない。
「気分が乗らない」ぐらいの軽さでしかない。

ただしこれが、
もともと10ほども好きな人(対象)が相手だと、全く違う。
10→0だから “マイナス10” の重さで感じる。
「あんなに好きだったはずなのに……!?」
という衝撃になる。


それでも、
論理とか客観性がかなり強い人は
「そうじゃなかったはず、なんか変だ、本音じゃないかも」
って踏みとどまれる。
ただ、そんな人は、そう多くない。

感情の変化のほうをベースに現実を見ちゃうから、
「好きじゃない証拠集め」を始めてしまう。
(認知のズレに耐えられないから)

すると、
感情のほうは(一時的になんだけど)寝てるから、
「好きじゃない証拠」は、恐ろしいことに、
いくらでも集まってしまう。

違和感を放置して、その作業を続けてしまうと、
「好きじゃなくなった」という状態が
すっかり現実化してしあうこともある。

(世に言われる「カエル化現象」って、
ある程度はこれで説明できるんじゃないか)



でもこれ……
もともとは「勘違い」なんだよね。


情が「無くなった」んじゃなくて、
「わからなくなってた」だけ。


だから。

感情のケアって、すごく大事。
ちなみにこれ、「問題解決」とは、別ものね。



じゃあ、感情のケアって、どうすればいいか。

鈍くなった状態だから、
簡単ではないんだけど……

自分が、
「それでも楽しめること」や
「それでも喜べること」を、やる。

心が動くこと。
感動できること。

映画でも小説でもマンガでも音楽でも
素材は何でもいい。


そして本当は……
本当の理想としては、
凍った感情を、『理解』で解凍したい。

自分で自分の感情を理解し直す。
それはほぼ、理解の光で温めるということ。
ひとりでは難しいことも多いから、
信頼できる人がいて力を借りらえるなら、すごくいい。
(理解力って、予想を超えるほど、レンタルできる。
相手選びはすごく大事だけど)

原始的だけど、胸に手を当てるのも、いい。
「胸に手を当ててよく考えなさい」なんて言うけど、
あれはマジで大事なこと。

胸が凍ってて「わからなくなった」んだから、
その胸を、手で温める。
温める助けになるのは、炎。

それを本能でわかってるから、
古今東西、人は炎を前にして、
胸の近くで手を組んで、祈るのかも。


「状態が悪いときに大事な判断をしちゃいけない」
とは、よく言われる。
ぼくもそれは、くり返し大切に念じてきた。

ただその、
「判断しちゃいけないこと」のなかの、
すごくすごく重要なところに、
実は「好き嫌い」がある。


もちろん、これは「人」だけの話じゃない。
好きな「こと」にも、同じ現象が起きる。


この事実がわかってるだけでも、
楽になることがあったり、
正確に考えやすくなることがったり、
考えを休められることがあったり、
取り戻せるものがあったり、
人や自分に優しくなれたり……

するかも知れない。

最近こんな事例がたくさんあったから、
事例共有がてら、言葉にしてみました。

(ちなみに胸の調子が回復すると、感情や気持ちも
かなり回復することが多い。どこまで回復するかには
個人差があるけど、その差に驚くのはほぼ共通)


感情はナマモノなんだけど、
どうやら「冷凍」も「解凍」もできちゃうみたい。
ぜひお見知りおきを。