楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

「イヤな香りって、超大事なんすよ 」


「イヤな香りって、超大事なんすよ」

アロマのプロが、そう言った。
その理由が、すごく好きだった。

 


たとえば、
いま「いい香り!」って感じるものが、
自分にプラスなのは、なんか体で、わかる。

でもね、
いま「うわっ苦手!」って感じる香りも、
実はセンサーが強く反応してる。
自分の課題に “触れてる” サインなんだって。

だから、イヤな香りを上手に使うと、
むちゃくちゃ心身にいいらしい。
(別にMっ気がなくても)

おもしろい……

つまり、
「印象がいいか悪いか」を超えて、
強いインパクトがあるかどうかが重要なんだぜ、と。

苦手なものは、短期的には、そりゃあイヤです。
でも、あとで大きなプラスに化けることがある。
採用するかどうかは別としても、
その「イヤ」の奥にかくれてる自分の秘密を知る、
大事な素材になったりする。

これ、けっこう素敵なイメージじゃない?


これ自体はアロマの選び方の話だけど、
たぶん、これ宇宙的な共通のアレだよね……原則。

そういえば整体でも、
「めっちゃ気持ちいいツボ」は大事だけど、
「めっちゃ痛いツボ」はもっと大事だわ。
(刺激法は選ぶし、直接は押さないことが多いけどね)

たしかに、
「良薬口に苦し」っていうことわざもあるし、
「毒にも薬にもならない」っていう表現もある。

ほんとに自分にどうでもいいものは、
口に苦くもなく、甘くもない。
アウトオブ眼中。

そういうことなんやろね。


それこそ、
自分の体験を思い返しても、納得できる。

たとえば、言葉。

今まさに必要な言葉って、
今まさにめちゃくちゃ痛かったりする。
痛すぎて、耳をふさぎたくなることもある。
(後になって「ありがてえ」ってわかったりする)

もちろん、ぜいたくを言えば、
そういう言葉こそ、
こっちが聞き入れやすいように伝えてくれる人がいたら、
ありがたい。ありがたすぎる。
神さまです。

でも、
世界はそんなに優しくはできてなくて、
むしろ、かなり強烈なインパクトで、
ときには痛みを連れて、メッセージはやってくる。

言葉ならまだ「優しい言い方」があるけど、
出来事には「優しい起き方」なんて、ない。

うん。

でも
やさしくない(起き方をする)出来事が、
後ですごいプラスになることは、珍しくない。

それは、そういうものだと、覚悟しておきたい。

この覚悟って、厳しいようでいて、
結局は、自分に優しいことになると思うんです。

好き嫌いを超えて、
“強く反応するもの”が、大事。
すぐわからなくても。

だから「毛嫌い」はしないでみる、ってできるといいね。
(その拒絶 ≒ 過緊張 が自分のストレスになったりするし、
そのストレスは実際に実害があるからね)


そしてこの法則は、
人に対しても、同じだと思う。

(このへんから、耳が痛い人が増えるかも。ぼくも含めて)

大事な人にこそ “強く反応” する。
要するに、ムキになる。
ついなってしまう。
ひどいことを言って、言い合って、傷つけ合って、
ときには憎しみ合うことだって、ある。

でも、
“そんなにムキになれる”のは、重要な証拠。
「自分や、自分の命への影響力を認めてる」から、
なんだろうね。

じゃあ、そんな大事な相手に、
どうしてネガティブが出ちゃうのか。
ぼくも、あいつも、
ひょっとしたら、あなたも、あなたの近くのあの人も。

それは……

『解放されるべきもの』を、溜めすぎてるから、です。
(蓄積してきたものとか、封印してきたものたちね)

そのせいで、

1.余裕がない(心や頭やエネルギーに)
2.解放というか “ぶっ放し” が起きちゃう
(ネガティブなものの)

という構造に、どうも、なってる。

だからこのネガティブの “お漏らし” は、
身近であればあるほど発生しやすい。

だからこそ、
家族って難しいことが多いよね。
親子も兄弟姉妹も、夫婦も。

(そのせいで、
抱いたはずが突き飛ばしたり、
包むはずが切り刻んだり、
撫でるつもりが引っ掻いたりしちゃう)

そしてだからこそ、
浄化って、無視できないくらい大事で、
いろんなケアで、ストレスを軽くしていくことが、
自分だけじゃない、
自他のためになるんです。

そうしないと
多くの人が「大事な人にこそ、つらく当たる」
ってことに、なっちゃうからね。

たぶんこれ、
すごく多くの争いの原因なんじゃないかな。


だから、知っておこう。

・ ムキになる(なれる)のは大事な証拠。
・ネガティブが漏れるのは「溜めちゃってる」サイン
 (目の前のそれがすごく悪いというよりも)
・そこで知るべきは自分の秘密


とはいえね、
最後に、ひとつ。

「そんなこと言ったって、
本気でイヤなものだって、あるでしょう?」

と思った人も、きっといるよね。

・「印象としてはイヤだけどほんとは自分にプラス」なものと、
・「印象もイヤで、マジで自分にマイナスな“有害物”」と、

どうやって区別したらいいのけ?
ってことね。


おそらく……

前者は「イヤだけど気になる(少し関心がある)」
後者は「イヤだし知りたくもない(嫌悪感がメイン)」

という区別ができると思うんです。

前者は、わかりやすく匂いでいうなら、
「ついもう一回、嗅いじゃう」やつね。

臭いのに、なんどもクンクン……あるでしょう?笑

人や出来事でいうなら、
「もう考えたくもない」じゃなくて、
ちょっとストレスっぽいのに、
何度もつい考えちゃうやつ。

そういうのには、たぶん、プラス(の素材)が隠れてる。
その「イヤ」はフェイク……ではないけど
「表皮」なんじゃないかな。
皮は苦いし分厚いし固いけど、その中身は甘いかも知れない。


むずかしい話をしてるようで、
じつは、そうでもなくて。

色んなものが仮面をかぶっているんだけど、
ほんとは、僕らの栄養になるものが、
この世界には、意外と多いのかもね!

というお話でした。


最後に……
(ほんとうに最後に笑)

きっとこの原則は、
香りでも、出来事でも、人でも、同じ。
ほかに……
服でも、選択肢でも、言葉でも、同じ。

「イヤなのも含めて、インパクトが強いもの、気になるもの」
との付き合い方を、
意識する、慣れる、ゆっくりでいいから、上達する。

そしたら、すごくいい。

ストレスが減る、自分が拡がる、世界が広がる。


そこで役立つ自分への問いは、たぶん、

「このイヤさは、わたしの何を、
わたしに教えようとしてる?」

ってことかな。


ではでは、今日もお大事に。
一つにならなくていいよ、
認め合えばそれでいいよ。
……ほんとにすごい意思を歌にしたもんだなあ。
(ミスチルの『掌』です。
イントロとアウトロのギターの「振り幅」が
すごく好きです。両極を行き来するみたいな音)