楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

ぼくは「やっかいな頑固じじい」になるのが怖い。


ぼくは「やっかいな頑固じじい」になりたくない。
うっかりすると自分はそうなりそうだから……怖い。
だから、けっこうよく見るし、つい考える。
素敵な年の重ね方と、そうじゃない老い方と。

そんなぼくの知人に、
認知症になった方が入居する施設を経営してる人がいる。
いわば現場のプロ。
酸いも甘いも、
すごい酸いも、見てきてる。

彼女が先日、教えてくれた。
「認知症になると、今までためて来たものが出ちゃう」
らしい。

 


たとえば、ずっと我慢してきたこと。
後悔や無念、
自分に禁止してきた欲、
言えずにいた怒り、
向き合えなかった弱さ、
癒やせなかったトラウマ……
そういうのが、出ちゃう。

なぜって「制御がはずれる」から。

すると、
意地悪になったり、
意固地になったり、
攻撃的になったり、
被害妄想が強くでたり、
急にセクハラをしだしたり、
わがまま放題になったり……するらしい。

わかる気がする。

「素敵な年の取り方」をされていると感じる先輩がたは、
そういう“負の蓄積感”が、すごく少ない。

そして、
そういう差は、
40代ぐらいから、
もうけっこう開いているように思える。


怖い。
でもこれは、ちゃんと考えたい。


だって、
未来とか晩年とか老後をよりよくするために、
「今は我慢する」って発想、
どこかでインストールされてるんだもん。

あ、そうか……それが
「欲しがりません、勝つまでは」か。

それが今健康に負担かも知れないだけじゃなくて、
未来にとっても負債になりうるだなんて、
どんな皮肉だろう。

だから、別の価値観を身につけておきたい。
実感しておきたい。

↑とは逆に、
「ほどよく欲しがってきたからこそ、勝てました」
ってケースも、たくさんあるよね。
(勝ち負けじゃあないけれど)

昔よりずっと、
人生が長期戦になってるわけだしね。


何も我慢しないで楽しく生きるのは、むずかしい。
それはしょうがない。
でも、我慢の質は、選びたい。
せめて納得できる我慢を、採用したい。

今を犠牲にして得られる未来より、
今を大事にして得られる未来に光があるなら、
あれこれ工夫してでも、
後者のルートを生きたい。

そう思ったら、
自分の整体がいま、
心とか念もケアする方向に来てるのが、
とてもうれしくなった。

たしかに、
トラウマが癒されたら今すぐ楽になる……
だけじゃない。
未来も老後も、軽く、より素敵なものになる。
「やっかいな老人」になるリスクも、減らせる。

それには幸い、
実感がある。
確信ももてる。


将来、介護してもらうときに
「負担」をかけないために全身脱毛する人が、
増えているらしい(20代でも)。

その気持ちは、ぼくもわかる。

そうやって
身ぎれいにしておくのも大事だと思う。
いっぽうで、
内面の掃除にも、改めて惹かれる。

心のむだ毛こそ、ちゃんと処理しておきたい。



……うん。


未来や老後の自分のためにも、
そのとき自分のまわりにいる大切な人のためにも、
今の自分を、犠牲にしない。


こう思えるのは、
自然で強いモチベーションで、好きです。


そんなわけでね、
年をとっちゃう前に、
心のむだ毛、ちょっとずつ抜いていこう。

(この表現でほんとうによかったんだろうか)