楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

心の「重り」をスーッと吐き出す方法 ~スマホですぐできる新しいストレス浄化~

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「自分の感情を、紙に書き出すと、心が楽になる」
って、聞いたこと、ありませんか?

心理学でよく使われるストレスケアです。
事実、効果があります。
日記を通してメンタルが整っていく人、多いですからね。

今回は、この方法のパワーアップ版を見つけたよ!
しかもスマホがあれば誰でもできるよ!
……というお話です。

 


そもそも、
「感情を紙に書き出す」と、なぜ、心が楽になるのか?

それは「外に出た」のが、
「目に見えてわかる」からです。
モヤモヤした要らないものが形を与えらえて、排出された。
これを『外化』(がいか)と言います。

これね、
たとえが少しシモに行って申し訳ないのですが、
う○こと同じなんです。
(先に謝ったから、許してね(笑))

下痢で、しばらくモヤモヤーッと調子が悪かったとして、
「なんか、さっきドンと出たのが黒めのう○こだったから、
 もう悪いものが全部出た感じがする」
って、少しホッとすること、ないですか?
 
「外に出た」のが「見に見える」と、安心する。
それは問題と距離がおけたからなんです。
「ちょっと一歩ひいて見てみよう」というね。
不安を消してくれるのは、その「見通し」なんです。
(これも心理学で確認された仕組みですね)
 
「外化」は「表現」と呼び変えてもいい。
「かたちに表す」ことができたら、
浄化される、という仕組みになっている。

実は日記というのは、日常を「表現」することで
「外化」している。距離をおいて、1日を、今日の自分を
眺め直している。だから、メンタルにいいわけです。


はい。
ここまでは「書き出すことで心が楽になる」
という話ですね。

で、今日ぜひ伝えたかったのは、この先。
さらに心が大きく楽になる方法なんです。

たとえば、自分の感情を……
1)紙に書くことで楽になる度合い
2)人にじっくり聞いてもらうことで楽になる度合い
どっちが、大きいと思いますか?

これ、2なんですね。
その証拠が、カウンセリングや占いなどですね。
話をちゃんと聞いてもらえると、
安心はグッと大きくなります。

なぜかというと、
「書く」ことよりも、
「声に出す」ことのほうが、表現として強いから。
感情を言葉に込めるって、「歌」に近い行為ですからね。

ただ、
「人に聞いてもらう」って、一人ではできません。
自由にはできない不便さがあります。
お金がかかったりもしますね。

そこで活躍するのが、スマホです。
「音声入力」です。

iPhoneには最初から入っていますが、
「しゃべったことをそのまま文章にしてくれる」
機能がついていますよね。
これを使ったらいいんです。

最近ちょくちょく「音声入力」を使っていて、
強く実感しています。
この心の浄化の効果は、手で書くより、さらに強い。

「感情も乗せられる声という表現」が「客観的な文字になる」
という外化効果です。
特に日記を書くときに、
「多少の弱音はどんどん吐いてまえ」ってことにして、
自分の弱音がサササーッと文字になっていくのを「見る」。

そうすると、
「ああ、そうか、俺はそう感じているのか……」
って、瞑想的な境地にいくんです。
すごく自然に、スムースに。
「負の感情がはがれ落ちて行くのを目の当たりにする」
という感覚です。
自分が透明になる感じね。

簡単でしょう?

「スマホの音声入力を使って、気持ちを文字にする」
というだけ。
あ、そうそう、上手な文章にする必要、ぜんぜんないからね。
「そのまま」出すことがキモです。


もし日記という習慣にできたら、
さらに効果はどんどん大きくなります。
ただ、「吐き出したいときだけ使う」でも、
充分なメリットでしょう。

もちろん、手書きよりも手間が少なく
時間もかからない、という利点もあります。


グチもなかなかいいにくい時代ですしね(笑)
かといって、ドロドロひとりで考えてばかりいると、
「思考の滞りは膿みになる」からね。

出してあげましょう。
誰の迷惑もなく、自分の負担もなく、ね。


ではでは、くれぐれも、お大事に。
褒められる必要がゼロな表現って、すごく自由だよ。