「ネコは気まぐれ」
という一般常識はカン違いかも。
半年間、二匹のネコたちと暮らしてみて、痛感するんです。
不機嫌とか不安とかに見えるときは、たしかにある。
珍しくもない。
ただ、そういうときにネコの体をチェックすると、
９割がた「張り」や「詰まり」が見つかるんです。
（特にお腹に多い）
そしてそのケアをすると、明らかに変わる。
表情、声、食べ方、遊び方が、
やわらかく、落ち着いたものになる。
それで、お互いに安心する。
そんなことが、もう何回あっただろう。
１０回や２０回じゃありません。
逆にいうと、調子が悪そうなときに、
その理由（の候補）が全くわからんような
ことのほうが、少なくなってきた。
きっとネコたちには、
人間でいう「敏感さん（HSP）」を
５倍ぐらいにしたようなところがある。
だから、彼女たちの様子がおかしいときは、
気まぐれなんかじゃなくて、
「何か理由があるんだろう」と思うようになりました。
つまり、
「気分が悪い」ようなときの９割ぐらいが、
「体の問題」だったと言えるはずなんです。
（なんらかの物理的な様態で、
ストレスが体に溜まってた、というケースも含めてね）
これはおそらく、
ネコだけの話じゃないよね。
ぼくらも同じだと思うんです。
だって気分が悪いとき、
気分そのものを直そうとしても、難しいでしょう？
でも、
スポーツをしてみたり、
歌ってみたり、
ヨガをしてみたり、
温泉に入ったりすると、
気分が変わる。
そういう、
よく効くストレス解消法の多くって実は、
「体へのアプローチ」でできてますよね。
ぼくら（脳や意識）が悩んでいるのか、
それとも、からだが悩んでいるのか。
考えても考えても解消しないようなモヤモヤは、
からだのほうに根があるのかも知れないね。
実際、ぼくが使う心理セラピーは
すべて「からだへの刺激を介するもの」です。
だから、
気分を変えたいときこそ、
からだを……
動きや、
姿勢や、
居場所や、
衣服や、
手ざわりや肌ざわりを、変えよう。
ではでは、今日もお大事に。
からだに主眼におけば、ストレス解消のコスパや
タイパは、圧倒的に良くなる。
■追伸１：
あ、ちなみにネコたちの気分が悪そうなときの
９割がたは、ネコ自身の体にある不調（和）なわけですが、
じゃあ「残りの１割」は？
……はい、ぼくら（飼い主）のほうの不調です（笑）
（うちのネコでも、特に臆病なポムのほうは、
ぼくや奥さんの邪氣・悪霊の類いをほぼ100%見抜きます。
すごい速度で逃げます 笑。
ただ、わずかその１分後ぐらい、ぼくらの浄化をした途端、
まったく逃げなくなるんです。
ちょっと怖いぐらいですよね……ｗ）
■追伸２：
もしも、
『ネコが安心する＆喜ぶ！お腹のケア』
みたいな整体法が誰にでもできる形になったら、
興味ある人……すごくいそうですよね？（笑）
うまくいけば、つくれるかも知れない。
