命のエピソード
ぼくは、明るいタイプじゃありません。人見知りで、根がネガティブで、ひどいときは「カマキリ」しか友達がいませんでした(マジで)でも今、整体師として仕事ができてる。どうしてか?それは、「自分が変われたから」……では、ありません。「明るくなろう」…
ケン坊は、いつも何かに夢中だった。ひとつ年下のいとこの彼に、ぼくはこっそりと憧れていた。すこし嫉妬もあった。
おじさんが亡くなりました。それで急遽、富山に帰ってました。そんなにたくさん会う機会はなかったけど、ウソのない、とにかく話しやすい人でした。
父は、あまり笑わない人だった。顔は明石家さんまに似ている。だのに、驚くほど笑わない。食事どきも、ほぼしゃべらない。黙って新聞をよむ。ダメなことは「ダメだ」とだけ言う(理由の説明は無い)。巨人が勝ってるときだけ、少し嬉しそうに見える。怖いと…
前に見たドキュメント番組でね、えらく魅力的なじいさんがいたんです。80才ぐらいのかたで、「昔、すごいハンサムだったんだろうなーーー!」って思うような顔立ち。目が黒々としててきれい。総白髪で、さっぱりした角刈り。そのキリッとした顔が、インタ…
「浮きあがって見えるアバラ骨って、きれい……」あるとき、そう思った。思ってしまった。きっかけは、ファッション雑誌で見たモデルさんの写真。彼女はそのとき、20代前半。「自分がどう見えるか」が、何よりも気になる時期だった。
「夢遊病」というものが、あるらしい。ある日、テレビで、見てしまった。やさしそうな顔のおじいちゃんが、寝ぼけたまま、外に出てしまう。フラフラ、フラフラ……夜中なのに!おじいちゃんの不在に気づいた家族が、大騒ぎになる。「またか!」……あれ……また、…
つい先日のこと……「前回と、表情も服装も、まったく違う女性」に会ったんです。あれ!?こっちまでつい嬉しくなる、いい笑顔。血色もいい。パッと目をひかれる。そんな様子がね、3ヶ月ほど前に一度だけお会いしたときは、ぜんぜん違ったんです……
うつを克服した男性、40代。宮城さん(仮)「面倒くさいと思えて、うれしい」彼がポロッとこぼしたこの言葉を、ぼくは忘れられない。「面倒くさい」……ってふつう、悪いこととしか、思わないよね。もう忌まわしいに近いというか(笑)でも実は「愛おしいほ…
ぼくはサッカーが嫌いだった。兄ちゃんがやってたから、始めた。でも、兄ちゃんのようには、できない。
子どものころ、眠れない夜が、怖かった。「あれ」が始まったのはたぶん、6才ぐらいの頃だったと思う。
5才の夜。ぼくは「自分の冒険」を始めることに、決めた。※この文章は、前回の続きです(前回は↓こちら) 『 ぼくは「迷子になると死ぬ」と思ってた 』 https://www.rakuyuru.jp/entry/2022/01/11/173000保育園で親の「お迎え」を待つ気の遠くなるような時間…
こわくて、うまく息ができない。鼻がツーンと痛くなる。おかあさんをすぐ探したいのに、視界は涙でボヤける。ぼくは、迷子が怖かった。
つい先日、じいちゃんの誕生日でした。「もし生きていたら、99歳です」と、おかんからLINEがありました。なるほど……もし長寿だったら、まだ生きていてもおかしくはないんだなぁ。
「やりたいこと」は、評価されにくい。「評価されること」は、やりたいことと違う。きっとこれは、誰にでもある葛藤なんでしょうね。ぼくも、くり返しくり返し、頭を悩ませることです。だからぼくは、「M-1グランプリ」でのハライチ岩井さんと、審査員だった…
「気疲れ」しますか?一人でいるのがラクですか?……はい、ぼくもそうです。ただ、「孤独感」が出てきたら、体によくないです。とはいえ、気疲れせずに楽しめる場は、なかなかありません。そういう人には、「あなたが楽しむことは、周りに対しての優しさにな…
前園真聖、知ってますか?元日本代表サッカー選手、今はほぼ「コメディアン」(笑)として、「ワイドナ・ショー」などのバラエティ番組で活躍しています。(バーテンダーの格好の、ミニブタ飼ってるおじさんね)そんな彼ですが、彼のサッカー選手としての全…
「本当は、壊死なんてしてなかったって、 わかりました……」そう話してくれた彼女はいぜん、それなりに権威のあるお医者さんに、――あなたの股関節は、壊死している。 すぐ手術するしかない。という診断を受けていたんです。
意識と栄養は、似ています。何かを意識すればするほど、その何かは、育つ。それが良いものでも、悪いものでも。70過ぎの「トメ婆ちゃん」の奇跡の回復をみたときに、その法則を改めて、すごいと思いました。怖いとも思いました。歌うことばかり意識する人は…
今日は、2週間に1度の「ラジオ」の日。 「孫と遊ぶのを禁止されてたトミエばあちゃん」 のお話を、ぜひ聞いてみて下さい。 2つ、大きな学びがありました。 1.心を殺す「制限」、活かす「制限」 2.追うと逃げるものは、追わずにどうしたらいい? ●004.…
「考え過ぎて動けない……」 そうやって自分を縛っていた鎖を、 ほどいてくれた人がいます。 今回はその「トモヤくん」のお話です。
6才、夏、ぼくは全く泳げなかった。 水泳大会まで、1週間しかないのに。 洗面器にはった水に顔をつけるのも、怖い。 どうしてかと問い詰められるけど、 そのプレッシャーで、余計に怖くなる。 ……でも、恥ずかしい。
ぼくには5つ、 あきらめた夢があります。
※今回のお話は、前回の 『「大阪のオバちゃん霊能者」との出会い』の続きです。 ▼前回の記事: ごく簡単に振り返ると…… 「遠くにいても人の痛みが視える」 というマジでぶっ飛んだ霊能者と知り合って、 そのヒーリングを「つまみ法」(?)で手伝うという 異…
■「ボン、お前には見込みがあるから、 氣功を使えるようにしたるわ」 そんな急なことを急に言われたのは、 忘れもしない20代の……たしか……ほら、 だいたい中盤あたりのことです。 (すみません、年月日については、忘れましたw)
「20年、息子にウソをつき通しました……」 ―― そう話してくれた男性は、40代後半。 顔が「ほぼ草刈正雄」な、イケメン経営者です。 息子さんの教育のために、 「お金があんまりないフリ」を、20年、やったそうです。
あの夜、 本屋さんだけがぼくの「逃げ場」だった。 兄とまたケンカをした。 言い争いを始めたのは、どっちが先だったか。 小学校 低学年のおとうとから見て、 3つ上の兄は、ほとんど「巨人」。
砂場が好きだった。 とにかくヒマさえあれば、 小さな保育所のすみっこにある砂場に駆けつける。 いちばん熱中したのは、 4歳ぐらい(菊組)だったかな。 チャイムが鳴っても遊び続けて、 先生が自分だけを探しに来てくれるのも、 ちょっとうれしかった。 …
負けながら「勝ち以外のすべて」を集める。 ……カッコいい風にいうと、 ぼくはずっと、そんなことを目指してきたように思います。
「オラァ、お前、おっせぇんだよ!!」 今井さんは、一秒でキレる。