楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽にゆるむコツまとめ。辛い症状や病気を自分で治したい人のヒント。

【楽.255】「普通なんて存在しない」という優しい真実

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「100人いたら、100通りの常識がある。
  いい悪いでなく、ただの事実として」
           (カウンセラー)

 

■ 普通なんて人によってバラバラ



普通というのは、幻想です。
同じ家庭で育った兄弟でさえ、違います。
いいでも悪いでもなく、違いがたくさんあって自然です。

まして別の環境で育った他人同士。
別の地域で育った他人同士。
広げてみれば、別の国で育った他人同士。

それぞれが語る「 普通」がバラバラなのは、
どう考えたって当たり前のことなのです。

だから普通なんて、存在しません。
これを改めて確認したいのは、「普通という幻想」が、
ストレスの大きな原因になっているからです。

つまり、この「普通」から自由になれれば、
ストレスの大部分が 消えていってくれるのです。


■ 普通じゃないから、という理由での非難は無効



 よくあるからくりとして、
「普通はさあ!」といって、普通じゃない人に腹を立てる。
というように、自分の普通……という隠れみのをまとった
「自分の期待」と違うことに、ぼくたちは腹を立ててしまうのです。

この普通を、「ルール」と言い換えると、
急にわかりやすくなります。
もっと言えば「マイルール」ですね。

自分と違う「マイルール」を持った人と、ぼくらはぶつかります。
ルールが違うので、どちらから見ても相手がルール違反に見えるのです。

しかしルールは、所詮「マイルール」でしかないため、
実は個人的なものでしかないのです。
当然、それがどれだけまっとうに思えたとしても、
相手を非難できるほどの正当性は無いことのほうが多いのです。

まして、多くの場合腹が立ってしまったりイラっとした時点で、
「相手はどんなルールを持っているか」ではなく、
「いかにこちらのルールから外れているか」という見方しかできなくなるため、
本当はそんなに違わないルールでさえ、激しく違っているように見えてしまうのです。

この怖さをはらんでいるのが、
「普通を信じる心」だったわけです。

「普通幻想」は、マイナスが目立つ上に、
プラスがなかなか見いだせないぐらい、
「やっかい」なものなんです。


本当は、あなたは普通じゃなくてもいい。
ただその代わり、あなた以外の人にも同じように、
「普通じゃなくても平気でいていい」権利がある。

本当は唯一、「迷惑をかけないようにする」
という原則を守ったらいい。

誰に何と言われようと、
よく考えたらこっちから迷惑はかけていないはず、ということも多いし、
あなたが何を感じたとしても、
よく考えたら別に迷惑はかけられてなかったな、ということも多い。

これは、頭や性格のよさとはまったくの無関係。
「普通幻想」による目隠しがあまりに強いから起こる誤解なのです。


■ 普通じゃない人との付き合い方



普通じゃないと強く感じる相手がいた場合に、
無理して付き合う必要はありません。

付き合うにも深さがありますが、少なくとも共通のルールを持とうとすると、
摩擦は強くなるばかりです。

もし冷静に話ができるなら、
お互いのルールを知ろうとするところまでは有効なこともあるでしょう。
ルールをお互いに調整することも可能かもしれません。

ただし、大切なことは、「そんな義務は本来ない」ということです。
ルールが折り合わなくても、例えば仕事上必要なやり取りだけを、
最低限行うことは可能です。

「普通幻想」の大きな盲点がここにもあります。
 「みんな普通なんだから、誰とでも仲良くすることができるはずだし、
 仲良くするべき」という根深い幻想を生んでしまうのです。

そんなことはないし、そんな必要もありません。
それは考えてみれば自然なことです。

動物の世界にも、相容れない相手がいて、天敵がいて、
でも仲間もいるわけです。
全て仲が良いというわけではありませんが、お互いの領分があって、
適度な距離感で成り立っているのが生態系であり、調和と言えるのです。

だから自分のルールと大きく違う人と無理をして仲良くする必要はありません。
また同時に、自分のルールが正しいことを証明する必要もありません。
もちろん、相手のルールの正しさの証明に付き合う必要もありません。

これだけでも、人間関係の悩みの大きな部分が
消えてしまうケースもあります。


■ 付き合うのは、「付き合いやすい人」で構わない




人生で付き合える人数というのは限られているので、
ルールが近い相手や、自分が好きになれるルールを
持っている人と大事に付き合えばいいのだとぼくは思います。

それが世界を狭くしてしまうという声もあるかもしれません。
ただ、 世界を広げるような交流というのは、
素直なコミュニケーションが取れる相手との間で生まれるものだと思います。

価値観の違う人とも交流を持つということは素晴らしいけれど、
その前提には、 ルールの違いを乗り越えられるという条件があるのだと思います。

つまり、ポイントとなるのは、
付き合いやすい相手の中にも、多様な価値観を持つ人は充分にいるということ。
むしろそういう相手との付き合いを大切にし、時間をかけたほうが
交流の質も成長の質もぐっと良くなるのではないかと思うんです。

ルールが近い人。
または、ルールが柔らかい(から違いを超えられる)人。

この2種類の人たちとの深い付き合いだけで、
人生や仕事を豊かにするには、充分過ぎるはずです。

そして、ここからわかるのは、
「自分自身が、ルールの柔らかい人になれたら最高」
という真実です。

楽しそうに生きている人の共通点と言ってもいいでしょう。
ルールが柔らかいんです。

どうしたら、そうなれるのでしょうか?
最後に、この具体策をおさえておきましょう。


■ 「べきリスト」を掃除していくと自分も周りも楽になる



知らぬ間に身に付いた「重り」を捨てることです。

「普通幻想」によってぼくらには、いらないルールが染みついています。
「こうあるべき」「こうするべき」というルールリストのなかには、
多くの場合「本当に、そうけ?」というものが含まれています。

 人によっては、本当は不要なものが8割だったりします。
そんな重りは、捨ててしまえばいい。

それを守ることが、本当に自分にとってプラスか。
本当に周りにとってプラスか。
それを見直すことです。

この時に、あなたが信頼できる人と一緒であれば、
その人に聞いてみると、さらに グッと効果が上がります。

「自分はどうもこういう考えを大事にしてるみたいなんだけど、
 どう見える? どっか違ったりする?」
というように聞けたら、すごくいいです。

「そんなこと思ってたの?大丈夫だよ」
「それは逆にしてほしくない」
「それはやめてほしい」
といった突っ込みをもらうと固まった頭がほぐれてきます。

よかれと思っていたことが、まったく喜ばれてなかったり(笑)、
いけないと思っていたことが、むしろ歓迎されたり。
そんな「真逆」なケース、いくらでもあるんです。

これは、他の人と話さないと、決して見えてこないことです。


機能していないルールは、多くの場合子供の頃に刷り込まれたもので、
教えた人が間違っていたり、
教わった事を間違えて覚えてしまっていたりした結果です。

捨てましょう。

自由を感じるための最も確実な道は、
自分を縛るいらないものを捨てることです。

これらのルールを捨てることで何が起きるか。

あり方を自分で決められる
やり方を自分で決めらえる
言い方を自分で決められる

そうなります。
それは、とても自由で心地よいことです。

逆に言えば、
「いらない上に本当は捨ててもOKだったルール」に
縛られていたんです。今まで、ずっと。
「普通」という正義っぽい名のもとに。


最後のまとめとして……

変な話、本当はだれも普通になんてなれないのです。

あなたは、あなたになればいい。
あなたは、あなたに戻ればいい。
あなたは、あなたであればいい。

あなたに似合うものを、選べばいい。
あなたに似合わないものを、できるだけ捨てたらいい。
そうやって、あなたは、あなたを濃くすればいい。

そのためにはまず、
「普通」という幻想を、捨ててしまいましょう。


今日は、そんなお話でした。


ではでは、くれぐれもお大事に!
健康にも「普通」なんてないから、「個別」が大切。

……編集後記に続く。


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◎セラピスト向けの姉妹ブログ、
 「楽ゆる式2:こころ・カラダ進化論」は↓こちらです。
 http://www.rakuyurus.jp/



■ 編集後記



年末が好きです。
どんな年でも。

最近、
「来年の事を言うと鬼が笑う」ということわざを、
初めて知りました。

これ、世代?
いや、世代のせいにしちゃダメか(笑)
ぼくのよくある常識知らずなところなんでしょうね。

でもたしかに、
1)ある程度正しい予測がある
2)予測なんてない
3)間違った予測がある

という3つがあったとき、
一番ダメなのは間違いなく3だけど、
1なつもりで3になっちゃうことって、多いですよね。

4)仮説を何通りかもっていて、変化に準備ができている

とかが、いいのかなぁ、本当は。
1なんて有り得ないと思ってたほうが、
間違いが少ないような気がします。


年末の予約は、ほとんど埋まってしまいました。
ご不便をかけている皆さん、かたじけないです。

ぼく史上、一番役に立つ本の原稿を、書き終わりました。
来年の3月には出せる見込みです。

予約がもうとりにくい以上、
提供できるセルフケアの質を、とことんまで上げたい。
腕がよくて心もしなやかなセラピストさんを増やしたい。

来年は、そういう教育関係のことに
力を入れたいなと、そう思ってます。