楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

4種類ある『働き方』のうち、健康にいいのは1か2だけ


『健康にいい働き方』は、1か2。

◎1.自分のために自分のやり方でやる
○2.他人のためだが自分のやり方でやる
△3.自分のためだが普通のやり方でやる
※4.他人のために普通のやり方でやる

実際、体や心を壊す人は、3と4の仕事がメイン。
1ミリずつでも、改善しよう。

ポイントは……

 


●「やり方」だけでも自分用にすれば大改善
 (同じ職場・家庭環境でも)

●最高なのは
 「◎1.自分のために自分のやり方でやる」だけど、
 働き過ぎることにだけは要注意。

●美しいようで短期的には成功しやすい
 「○2.他人のためだが自分のやり方でやる」だけど、
 少しずつでも自己目的を見つけないと、やがて迷子になる。

●一見悪くはなさそうな
 「3.自分のためだが普通のやり方でやる」は、
 プロセス(=現在)を犠牲にするため、ストレスが多い。
 また、やり方が一般的であるために蓄積できる経験値が乏しく、
 応援されにくいこともあり、結局、達成率が低い。

●最もよくないのが
 「4.他人のために普通のやり方でやる」だとは
 わかりやすいが、工夫や学習をせずに長く続けると、
 ほとんどの仕事が4(惰性)に近づいていく。


この基準に照らしてみると……
今の時間の使い方は1~4のどこに偏っていますか?


1が多いほうがいいし、
4が少ないほうがいい……のは当たり前なんだけど、
実際、日本人は3か4がメインの人が多いと思います。

ただそれは体によくないから、心配なのです……

そして実はこれ、
仕事だけじゃなくて家事や趣味にさえ、
当てはまります。


たとえば、

「SNSでいいね!をたくさんもらうための、
 誰かのマネをしただけのような趣味」

は、4です。

「他人のために普通のやり方でやる」
という状況にすごく近いからね。
すり減ります。


最後に。

不安にさせちゃったかも知れませんが、
改善のコツはシンプルで、
たった2つだけ。

1)どんなことだろうと『個人的な目的』を設定する
 (それを通して何を得たいか、何を学びたいか など)

2)ごく小さなことでも『自分でやり方を工夫』してみる
 (物の配置、手順の一部、準備、好きな道具 など)

というもの。

これを少しずつ少しずつ進めて、
仕事や趣味を改めて「自分のもの」にしていく。

これ実は……何かに上達するときに使い表現ですね。
ただぼくは「同じこと」だと思うんです。

目的や手段を「自分に引き寄せる」ことができれば、
上達するんだもん、絶対。
氣のこもり方がまったく違うレベルになるから。

だから、
あえて記憶に残りやすい言い方をするなら
『私物化』ですね。

仕事をいい意味で、私物化する。
本当は私物なはずの趣味を『再私物化』して、取り戻す。
「人の目」より「自己満足」を、堂々と優先する。

それは、必ず、健康にプラスをもたらします。

しかも、
1年・5年・10年……と、時間がたてばたつほど、
その効果は、大きくなっていく。



まあ、こんなこと、
普段あんまり考えないかも知れないんですけどね。
(普段から考えてる人は、すでに1や2の働き方に
 近づいてるはず。こっそりとw)

ただ、
病気の予防にも
今後の生き方の充実にもつながることだから、
ぜひ、ヒントにしてもらえたらと思って、
まとめてみました。

転職とか大きな変化を選ばなくても、
ちゃんとできることだしね。
(というか逆に、この『健全な私物化』に慣れると
 転職も独立も上手になります。要は『個人最適化』だからね)


ではでは、今日もお大事に。
ちなみに「人に喜ばれるため」とか「人に評価されるため」
というのはあくまでも「他人のため」の目的軸です。
(自分軸がマヒしている人がやりやすい勘違いね)